概要
第16話「紙々の叛乱」に登場する紙によって発達した人間の文明を紙によって滅亡させようと企むトランが制作した次元獣。
絵や写真に描かれたものを実体化させる能力を持つ。
ちなみにラディゲからは「紙切れでジェットマンを倒せるのか?」と皮肉られていた。
劇中では本やポスターから様々なものを実体化させ、料理本のスパゲティが人間に巻きついたり、ホラー映画のポスターの殺人鬼が襲いかかる等の事件を起こしていた。
活躍
第27話では亡霊次元獣の一体として登場した。ダイヤジゲン、ジャグチジゲン、ヌードルジゲンが早坂アコ、結城凱、大石雷太の命を奪った後ラディゲは死の世界を支配したと豪語し、カミジゲンも現れて4体の亡霊次元獣は無間地獄で3人に責め苦を与えた。
天堂竜が泰元上人(演:石橋雅史)の助けを得てやってきて4人は変身、ジェットハンドカノンを撃つと亡霊次元獣は反撃に巨大化する。カミジゲンはダイヤジゲンと共にジェットガルーダと戦い、ガルーダクローで倒される。
余談
劇中に登場したホラー映画のタイトルが「13日の怪人」という架空の作品であり、元ネタは『13日の金曜日』である。
モチーフは折り紙の「奴凧」(やっこだこ)。デザイナーの野口竜氏は「折り紙の怪人まで七転八倒して描いていた」と笑って回想していた。