概要
ワノ国編にてクイーンが「かつて自分も所属していた」と言及した、天才的な科学者集団。
それ以前のWCI編にて、ヴィンスモーク・ヨンジがサンジに紹介した「若かりし頃のベガパンクや(父の)ジャッジが所属した無法の研究チーム」と同じ存在と思われる。
ヨンジに無法と評されるだけあって、違法かつ非人道的な実験や研究を行っていたと思われるが詳細不明。
単に世界政府非加盟でありながら大きな影響力を持っていたことから評された可能性もある。
現在判明しているメンバーの持つ技術力を見ても分かるように、作中世界においても抜きんでた科学力を持った人物たちが集っている。
経歴
結成された経緯や時期は現状不明。
その後ベガパンクが発見した血統因子を世界政府に危険視されたことで、ベガパンクが逮捕されてチームも政府に囚われたが、数名は政府の手を逃れた。
この世界政府に接収された時期も不明だが、
・クイーン:28年前の百獣海賊団には姿が見当たらず、20年前のワノ国に上陸した際にはいたこと
・ジャッジ:長女のレイジュが24歳であること
・ベガパンク:22年前にはすでに政府の一員であったこと
これらから、ある程度は推測できる。
メンバー
確定
専門:生物兵器、絡繰仕掛け、サイボーグ
研究成果:"疫災弾"や"氷鬼"などの生物兵器、カラクリ武器、自身の改造
専門:血統因子に関する研究、人間の複製、人体改造
研究成果:ジェルマ66の兵士量産技術の確立、自身の子どもの改造(サンジのみ不完全)
専門:化学兵器の開発、人造悪魔の実の製造、人間の巨大化に関する研究
所属:世界政府 海軍科学班 → フリー
研究成果:人像悪魔の実"SMILE"、猛毒スライム"スマイリー"、殺戮兵器"シノクニ" など
とある事故により逮捕・脱獄してからはパンクハザードに戻り、ドンキホーテ海賊団やビッグマム海賊団らと独自に取引していた。
ジャッジの経歴から考えると、最低でも19歳(サンジ誕生前)もしくは16歳(レイジュ誕生前)から所属していたことになるため、文字通りの若き天才と言える。
ほぼ確定
専門:現代技術で再現不可能な未来技術全般
研究成果:血統因子の発見、悪魔の実の伝達条件の解明、パシフィスタの開発 ほか多数
言及こそされてないが当チームのリーダーと思わしき人物。
この中では唯一、現在も世界政府に就いている。
関係が予想される人物
- ヴィンスモーク・ソラ
- 所属:ジェルマ王国 王妃(現在は故人)
ジャッジの亡き妻で、ともにチームに関わっていた可能性もある。
ジェットパックや「クールシューター」などの武器開発が専門。
ベガパンクの改造したバーソロミュー・くまの修理を担当していたため、技術的なつながりがあると思われる。
- モンキー・D・ドラゴン
- 所属:革命軍 総司令官
そもそも科学者だったかどうかも不明だが、ベガパンクと旧知の仲であることが判明したため、全くの無関係と見るのも怪しいところであり、一応記載しておく。
その他科学者・技術者
- ドクトル・ホグバック
- 所属:スリラーバーク海賊団 幹部「三怪人」
元はチョッパーも知っていたほどの腕を持つ医者で、ゲッコー・モリアにスカウトされてからは彼の能力と併用した死者の蘇生や、細胞移植によるそれら人体(遺体)の修復・改造が専門。
配下のゾンビ兵や、同僚のアブサロムの屈強な肉体を造り出した。
映画『FILM STRONG WORLD』と「巻零」に登場。
メルヴィユに自生する花に含まれる成分「I.Q」に生物を進化させる作用があることを発見し、20年かけて動物をより戦闘的に進化させる薬「S.I.Q」を開発、動物軍団を生み出した。
ちなみにシーザーと中の人が同じ。
余談
名前の由来はおそらくマッドサイエンティストの"MAD"の複数形。
機械工学分野では"machine-aided drafting system"「機械援用製図システム」や"missile attitude determination system"「ミサイル姿勢判定システム」を指す。
海外の人名、例えば俳優のマッツ・ミケルセンの「マッツ」の綴りでもある。
なおアーケードゲーム『クイズマジックアカデミー』(略称:QMA)のニンテンドーDS版を「QMADS」と略すため、pixivの仕様では重複することがあり、また同名の会社(「マイクロアドデジタルサイネージ」の略)が実在するので、検索では「ONE PIECE」などの関連語句を付けることが望ましい。