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ビートクローザーの編集履歴

2023-03-02 20:01:35 バージョン

ビートクローザー

びーとくろーざー

特撮番組『仮面ライダービルド』に登場する武器。

「ビートクローザー!」

概要

桐生戦兎が開発した武器の1つで、仮面ライダークローズが使用する事を想定した剣型武器。変形機構は無いがベストマッチウェポンと違ってフルボトルには対応している。

刀身が銀で、中央部は青、持ち手「ブレイグリップ」付近が黒という分かり易い配色で、メーターなどはある物の風変りな武器の多いビルドのライダーウェポンには珍しく、見た目は正統派な長剣。持ち手には過去に龍我がドリルクラッシャーで戦ったデータが反映されているらしい。

つづりは「BEAT CLOSER」。


第25話ではクローズチャージ変身時、第34話ではクローズマグマ変身時に使用した。キードラゴンハザードフォーム仮面ライダーエボルドラゴンフォームも使用した。


機能・構造

特徴的は剣身側面(フラー)のイコライザーのようなメーター「ビートアップゲージ」

技発動時のエネルギーを生み出す「ビートアップチャージャー」という内部発動機の稼働状態を示している。メーターが上昇する程攻撃力が増大し、上部の3割程ある赤い"レッドゾーン"に達する程稼働した状態では最大威力の必殺技が使用可能となる。

刃の「ドラグバーンスラッシャー」は常温でも並外れた切断力を発揮するが、材料の一部にドラゴンフルボトルの成分が使われているため刀身が高温になる程と切れ味を増すという特性を持つ。

剣先には燃焼攻撃ユニット「スラッシュエンハンサー」を搭載しているため、相乗効果により戦いに乗れば乗るほど真価を発揮する。火炎放射や火炎弾の放出長大な炎の刃を形成する事も可能。


後端の「グリップエンドスーター」は内部発動機と連動しており、これを引っ張ることで作動。剣身のゲージが発光すると同時に「ヒッパレー!」の音声が鳴り、操作回数に応じた技を発動する。

また刃の付け根、グリップとの中間部にある空洞「フルボトルスロット」にボトルを一本装填した場合は「スペシャルチューン!」となり、「グリップエンドスーター」の操作回数に応じてセットしたボトルの成分を付与した、異なる必殺技を発動する。


両サイドの鍔の様な突起は「センダーパイル」という転送装置で、各ライダーが発する転送シグナルを受信すると同時に指定座標へビートクローザーを転送。ベルトからパイプ状のエフェクトが変化する形で出現する。


必殺技

グリップエンド操作のみで発動する技。

ボトル無し

スマッシュヒット

第11話初使用。グリップエンドを1回引くことで発動する。

刀身に蒼炎を纏わせて斬撃を放つ。

第36話ではエボルも使用した。


ミリオンヒット

第11話初使用。グリップエンドを2回引くことで発動する。

刀身から波形状のエネルギー刃が伸び、衝撃波として飛ばすことで連続ヒットする。


メガヒット

作中では未使用。グリップエンドを3回引くことで発動する。

『ガンバライジング』における表技。



ボトル有り

フルボトル装填後にグリップエンド操作で発動する。

スマッシュスラッシュ

フルボトルかエボルボトルを装填してグリップエンドを1回引くことで発動する。

第34話でクローズマグマが初使用。ドラゴンフルボトルを装填してビートクローザーの刀身にマグマを纏わせた斬撃を繰り出したが、エボルには通じなかった。

第35話ではドラゴンフォームのエボルがドラゴンエボルボトルを装填して使用し、万丈の声を発され動揺した隙に刀身に蒼炎を纏わせた斬撃を繰り出しビルドタンクタンクフォームを変身解除させた。


ミリオンスラッシュ

第11話初使用。ロックフルボトルを装填してグリップエンドを2回引くことで発動する。

刀身から蒼炎の火炎弾を飛ばし、ナイトローグを撤退させた。

第16話ではビートクローザーの刀身から鎖状のエネルギーを放出し、フライングスマッシュハザードを捕縛、ラビットタンクスパークリングフォームのスパークリングフィニッシュとのコンビネーション攻撃を行った。


メガスラッシュ

ロックフルボトルを装填してグリップエンドを3回引くことで発動。

刀身に蒼炎を纏ったあと、鍵型のエネルギーで斬撃を繰り出す。初使用の第13話ではオクトパスライトフォームのボルテックフィニッシュとのコンビネーション攻撃を行った。

第25話ではクローズチャージが、ツインブレイカーアタックモードのレッツブレイクと合わせて発動。ビートクローザーから黄金のエネルギーを放出した後、このエネルギーをレッツブレイクで出現したドラゴン型エネルギーが咥えた状態で撃ち放たれ、リモコンブロスに大ダメージを与えた。


立体物

2017年11月18日に「ヒッパレ奏剣 DXビートクローザー」という筋肉バカらしい名前で商品化。

劇中同様レバーギミックや音声ギミック、フルボトル装填ギミックが再現されているがフルボトルの付属はない。


余談

  • 恐らく音声のモチーフは「ヒットパレード」などを始めとした音楽関連、「スマッシュヒット」「ミリオンヒット」「メガヒット」はCDなどの売上げ枚数をカウントするあれ。武器名も実在の音楽雑誌「CROSSBEAT」からか。
  • 龍我と音楽には関連性は全くないため、何故そのようなモチーフを採用したのかは謎だが、BEATという英単語には「叩く、殴りつける」といった意味合いもある(実際仮面ライダー剣には「ライオンビート」というパンチ技が、仮面ライダーカブトにはカブティックゼクターで発動する「ライダービート」という共通技としてがある)。
    • 龍我は元格闘家なため、開発者である戦兎の脳内で「格闘家→殴りつける→ビート→音楽」といった連想ゲームがあったのかもしれない。あるいはドラゴンとベストマッチするボトルが「ロックフルボトル」だからだろうか。
      • なお、現実には音楽と格闘ゲームが融合した、ビートを刻んでコンボを決めるというゲーム内容になっているドラグレイドが存在しているため、全く関連のないモチーフという訳でもなさそうである。
  • CLOSERは「閉じる、 閉める」という意味。意訳すると「叩き切って締め括る」位になるが、ここは「CROSS-Zの武器」という言い回しだろうか。
  • 新フォームクローズマグマ初登場回に流れた挿入歌、「Burning My Soul 」のイントロにビートクローザーの待機音のアレンジが使用された。

関連タグ

仮面ライダービルド ライダーウェポン

仮面ライダークローズ クローズチャージ クローズマグマ

キードラゴンハザードフォーム ドラゴンフォーム(仮面ライダーエボル)



2号ライダー武器

ガシャコンソードビートクローザージカンザックス

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