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テイルモン

ているもん

テイルモンとは、バンダイが展開している『デジタルモンスター』シリーズに登場する成熟期デジモンの一種である。

概要

レベル成熟期
タイプ聖獣型
属性ワクチン
必殺技ネコパンチ、キャッツアイ、ネコスクラッチ(デジモンクロスウォーズのみ)

聖なるデジモンである証「ホーリーリング」を尻尾に持ち、サーベルレオモンのデータをコピーして作られた爪を備えた聖獣型デジモン。

エンジェウーモンなど、あらゆる神聖系デジモンの源となる存在だといわれている。

名前の由来は、特徴の一つである尻尾の英単語である「テイル(Tail)」と、物語の英単語である「Tale」のダブルミーニングだと思われる。

渡辺けんじによると最初はネコに擬態したハツカネズミ型デジモンとしてデザインされたという設定がある。

なお、後述する八神ヒカリのパートナーであるテイルモンはこの事実を快く思ってないらしく、

ヒカリの作っている『パートナーデジモン入門講座』でその事について触れられると、記録を消してしまった。

なお、テイルモンの英語名は「ガトモン(Gatomon)」であり、ネコのスペイン・ポルトガル単語である「ガトー(Gato)」から来ているので、結局はネコ型デジモンということになるだろう(最終的にネコになってるし)。

進化系統

幼年期Ⅰ幼年期ⅱ成長期成熟期完全体究極体
ユキミボタモンニャロモンプロットモンテイルモンエンジェウーモンホーリードラモン/オファニモン

公式設定

デジモンウェブ「デジモン図鑑」

好奇心がとっても旺盛でイタズラ好き。体は小さいが貴重な神聖系のデジモンであり、見た目にそぐわない実力を持っている。

神聖系の証であるホーリーリングを尻尾につけているが、このホーリーリングが外れてしまうと、パワーダウンしてしまい本来の力を発揮できなくなる。身を守るために、サーベルレオモンのデータをコピーした長い爪をつけている。

必殺技は長い爪を使って相手を攻撃する『ネコパンチ』と、鋭い眼光で敵を操る『キャッツ・アイ』。この眼光を受けた者は、自分自身を攻撃してしまう。

テイルモンX抗体

レベル成長期
タイプ聖獣型
属性ワクチン
必殺技ネコパンチ、ホーリーチャイム

公式設定

デジモンウェブ「デジモン図鑑」

体が小さくなり、好奇心やイタズラ心がより一層高められ、本来の無邪気な性格が強く表れている。戦う姿への変貌というよりも、このようにテイルモン本来の自然な姿が引き出されたのは、無駄な要素を無くしてテイルモンに秘められた聖なる力をより発揮させるための変貌だと言われている。

耳に付いている鈴の形をした『ホーリーチャイム』は聖なる力の度合いにより強く打ち鳴らされ、悪しきデジモンを追い払う力がある。

活躍

デジモンアドベンチャー / 02 / デジモンアドベンチャーtri.

CV:徳光由禾

八神ヒカリのパートナーデジモンとして登場。

他のパートナーデジモン達と違い、長い間過酷な環境で生きてきた為か大人びており、姉御肌な性格をしている。しかし、ヒカリ同様おちゃめな一面も見せる時がある。

ヴァンデモンの部下として初登場し、選ばれし子供達の前に立ち塞がったが、正体はゲンナイダークマスターズから逃亡する際に紛失したパートナーデジモンの一匹。現実世界でヒカリと出会ってからは自分の本来の役割を思い出し、子供達の仲間に加わる。

手袋の下にはヴァンデモンからの虐待の痕があり、デフォルトで成熟期の状態を保っていられる上に、パートナーなしで幼年期以上に進化していた。

『02』の第1話冒頭、デジモンカイザーの襲撃から逃げている途中にホーリーリングを失った為、その力は成長期並みのものになってしまい、今作では成長期デジモンと同等の扱いを受けてしまう。

光のデジメンタルが現れるまではパタモン同様足手まといであることを悔しがっていた。

アーマー進化によってネフェルティモンに進化、アクィラモンとのジョグレス進化によってシルフィーモンに進化する。

好きな食べ物はチーズ入りカマボコとハンバーガー。

チーズ入りかまぼこが好きなのは、旧名ハツカネズミモンの名残だろうか。

必殺技の『ネコパンチ』は前作ではグレイモンをなぎ倒す程の威力だったが、今作では成長期並の技になってしまった。

前作でヒカリからもらった笛を持っていなかったが、27話の回想シーンでヒカリが持っていたことから再会した際に返したと思われる。

最終回でデジモンカイザーの要塞に放置されていたホーリーリングを、ゲンナイがジョグレス進化のエネルギーとして利用したことを明かした後返却された。しかし『ディアボロモンの逆襲』では、ホーリーリングは彼女に尻尾に戻っているにもかかわらず、どうやってブイモンワームモンインペリアルドラモンにジョグレス進化できたか不明である。

本編中で、前作で自分をヴァンデモンから逃がそうとして消滅したウィザーモンの亡霊と出会い、ヒカリと共に悲しんでいた。また、黒幕がヴァンデモンと知った時、腸が煮えくり返る顔を見せた。

なおアニメのデジモンとしては究極体が2パターンある珍しい例で、02劇場版ではホーリードラモン、PSP版では放送当時は存在しなかったオファニモンになる。なぜPSP版で変更されたかは不明。ホーリーリングの有無によるものだろうか…。

デジモンストーリーサンバースト

デジファームの管理人として登場。語尾に『ニャ』や『ニャリ』と付けて話す。

なお、グリムモンによってサンシャインCITYのデジモンが軒並みデジタマか成長期にまで退化していた中で成熟期の姿を保っていたという何気にすごいやつである。

ムーンライト版ではファスコモンがこの役割に付いている。

デジモンクロスウォーズ

主語騎士団の一人で、デジメモリにその姿を宿しており、召喚されるとネコスクラッチが発動。

2期で登場。落盤を起こさずに坑道から脱出する為にパワーが控えめなデジモンとして選出されたが、出口を掘り起こすのに時間が掛かっていた。

デジモンアドベンチャー:

CV:園崎未恵

初代と同じく八神ヒカリのパートナーデジモンとして登場。声優はオリジナルの徳光から新たに園崎へと交代した。

パタモンと同様に長らく登場せず、第33話で登場を果たす。

ダークナイトモンの内部に幽閉されていた。

実は更なる秘密があり、それまで一行の前に現れていたスカルナイトモン及びダークナイトモンは、古の戦いで力を使い果たしたテイルモンのデジタマが闇に染められた後に転生した姿だった。

この事柄は、テイルモンにとってのトラウマとなっており、一度は再び闇に呑まれかけるが、パートナーであるヒカリとの絆でトラウマを克服、エンジェウーモンへの進化を果たす。

デジモンクロスウォーズ(漫画)

学者であるウィザーモンと縁あって共に旅をしているデジモン。

その昔、人間界に迷い込んだことがあり、その時知り合った人間の少女としばらくデジタルワールドを冒険したことがあるらしい。

相当長生きしているらしく、かつて消滅したウィザーモンをいくつもの世界を渡り歩いてデータを回収し、数百年の時間をかけ再生させた。

最終決戦ではデジモン達が進化の力を取り戻したことで、エンジェウーモンへと超進化して戦った。

『アドベンチャー』の個体を意識したキャラクター設定だが、性格はだいぶ明るくなっている。

デジモンリアライズ

新城ミチプロットモンが進化した個体として登場。詳しくは該当記事を参照。

関連デジモン

ブラックテイルモン

(上イラスト右端)

亜種。テイルモンとは逆に悪魔系デジモンに進化する。

ミケモン

(上イラスト左端)

亜種。その名の通り三毛猫のようなぶち模様を持つ。

編集者:なっく
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