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アブソリューティアンの編集履歴

2023-06-03 00:00:06 バージョン

アブソリューティアン

あぶそりゅーてぃあん

ウルトラシリーズに登場する種族。初登場は「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」。

概要

究極生命体を自称し、様々な次元・時間軸で暗躍する知的生命体種族


初めてその存在が明るみに出たのは『大いなる陰謀』で、「アブソリューティアンの戦士」を名乗るアブソリュートタルタロスが登場した。

アブソリューティアンについて、当初は詳しい説明がなかったため、ファンの間では様々な憶測を呼んだが、同作最終話でタルタロスが「我ら究極生命体アブソリューティアン」と言っていることから同族が存在することが明らかになり、続編である『運命の衝突』及び『ウルトラマントリガー』で同族であるアブソリュートディアボロが登場することとなった。


なお、いずれの個体も「究極生命体 アブソリューティアンの戦士」を自称している。

恐らく、自身の種族に対して絶対の誇りと愛着を持っているためなのだろうと思われるが、初対面の相手に対してはこの二つ名を含めた名乗りをほぼ毎回行っているため、視聴者だけでなく、タルタロス役の諏訪部順一氏からも「妙な所で律儀」「意外に礼儀正しい」とネタにされている。

ただ、ウルトラ戦士達に対しては一貫して「我は~」からの名乗りで大仰さが出ていたが、闇の三巨人達に対しては「私は~」と、若干控えめな名乗りを行っており、宇宙人であるバット星人に対しては素性を問われても名乗ろうとはしなかった


「アブソリューティアンの力」という概念があり、それを他人に譲渡することも可能である様子。『ウルトラマントリガー』に登場した際にはイグニスが提供したデータにタルタロス、ディアボロともに「ABSOLUTE PARTICLE(アブソリュート粒子)」なるものがあり、相当なエネルギー量を持っていることが判明している(このエネルギーが後にナースデッセイ号のバトルモードの運用に一役買うことになる)。このアブソリュート粒子の付与は『運命の衝突』では専用設備で行われており、作中のセリフを考慮するとそれ以外での譲渡は限定される様子。


坂本監督曰く、「アブソリューティアンはそれぞれ固有の特殊能力を持つ」とのことで、タルタロスの時空間移動、ディアボロのアブソリュートハートがそれに該当するとのこと。


構成員

あのお方

無題

初登場作品未登場

タルタロスの口から言及された、アブソリューティアンの指導者と思われる存在。

現在は何らかの形で眠りについているらしく、その正体は一切不明だが、あのウルトラマンキングとほぼ同等の存在である事が示唆されている。

タルタロスは「我らを導いてくれるお方」と絶対の忠誠心を抱いており、この人物の為ならば身を捨てることも厭わない。

ただ、光の国のみならず別次元のウルトラ戦士達やその上位にいる存在まで敵に回し、更に光の国もまだ認識していなかった『トリガー』世界への侵攻など、ウルトラマンの属するあらゆる宇宙に戦火を撒き散らしており、本当にアブソリューティアンの未来を考えているのか疑問符が付く側面がある。


アブソリュートタルタロス

究極生命体アブソリュートタルタロス

初登場作品大いなる陰謀

初めて公の場に姿を現したアブソリューティアン。「ナラク」と呼ばれる特殊空間を応用したワープ能力や歴戦のウルトラマンらを相手に一歩も引けを取らない圧倒的な戦闘力を持つ。


また、本人も戦況の分が悪い場面では即座に撤退したり巧みに話術や武力で他勢力を味方に付けたりと狡猾な部分も見受けられ、アブソリューティアンのリーダー格として宇宙警備隊からも要注意人物と警戒される存在である。


アブソリュートディアボロ

迪亚波罗的重拳出击

初登場作品ウルトラマントリガー

大柄な体格が印象的なアブソリューティアン。コスモ幻獣拳と呼ばれる強力な拳法を武器に戦うパワー型の戦士。タルタロスやティターンと比べるとやや思慮の浅い短絡的な人物ではあるが、「剛力破牛拳」を始めとする本人の強さは決して侮れない。


アブソリュートティターン

黄金の剣

初登場作品運命の衝突

頭部のブーメランや剣を愛用する孤高の暗殺者。上記の二人と比べると細身で華奢なビジュアルではあるが、鍛え抜かれた体術と格闘能力から繰り出される実力は本物。


暗殺者という役職ではあるものの騎士道精神を重んじる高潔な人物で、実力のある相手には素直に称賛を送った、たとえ敵相手にも状況次第では一時的に共闘を組んだりと柔軟な対応力も持つ。


4人目

無題

(画像右の人物)

初登場作品未登場

Twitterで『運命の衝突』の制作告知が行われた際、タルタロスと似た胸部の意匠を持つ複数のアブソリューティアンのシルエットが写し出されたイラストが掲載され、そこでディアボロ(赤)とティターン(青)と共に4人目(紫)の存在が示唆されている。

タルタロス含む3人のアブソリューティアンと比べて、しなやかな肉付きをしており、くびれた腰に膨らんだ胸がある事から女性のアブソリューティアンだと思われる。

彼女が上述のあのお方の可能性もあるが、タルタロス達と同等に描かれている事から、その可能性は低いと思われる。



上述の5人以外にも、監督の坂本浩一はインタビューで「今後のシリーズ展開でウルトラ一族の宿敵として描くことを見越した設定となっている」と語っていることから、まだまだアブソリューティアンの同胞たちが登場してくる可能性は残されている。


アブソリューティアン兵士

『運命の衝突』より登場した、アブソリューティアンの雑兵達。古代ローマの兵士を思わせる黄金の鎧を纏っている。

アブソリューティアンの一員ではあるが、タルタロス達程に強くはなく特殊能力も持っていない。個々の能力も低い為かウルトラマン達には集団で襲いかかる。

ウルトラシリーズでは珍しい「悪の組織の戦闘員」タイプの敵キャラである。


正体

その正体はウルトラ族がディファレーター光線で超生命体に進化したのと同様に、カスケード光線と呼ばれるエネルギーで究極生命体に進化した一族。


しかしカスケード光線はディファレーター光線よりも強力な様で、エルドラタワーでも制御できずに母星の寿命を削っており、前述のアブソリュート粒子が相当なエネルギー量である事を考えると、ウルトラ戦士以上の力と引き換えに故郷が死に瀕しているウルトラ一族のifと言える種族。

その為、新たな母星として光の国の侵略を決意した。


また、『ウルトラマントリガー』では、宇宙を意のままに作り変える力を持つエタニティコアを手に入れるべく『トリガー』世界の地球にも侵攻しており、どうやらそれを用いて事態を収拾することも視野に入れていた模様。

この時は状況的にあまり余裕が無かった事もあってか、コアの調査等の必要最低限の目的を果たした後、最優先すべき相手である光の国との戦いの為に早々に撤退した。

ただし、あくまで後回しにしたに過ぎず、いずれ再び侵攻する腹積もりでいると思われる。


余談

アブソリュートは英語で「絶対」を意味する言葉で、『運命の衝突』のPVでは「究極」に由来する名を持つウルトラマンと対比する形で「究極vs絶対」という表現が使われていた。


タルタロスがタルタルソースとネタにされたことと、『運命の衝突』での登場が発表された新たなアブソリューティアンの名前が判明したことで「アブソリューティアンの名前はソース縛り?」とネタにされている(実際のところは冥界の神や悪魔等、何かしら死後の世界に関連する存在が名前のモチーフとなっているようである)。

タルタロス役の諏訪部氏からは「自分が演じたタルタロスを含めて、名前が明らかになってる幹部3人は全員低音の男性声であることから、次のアブソリューティアンは声が高い女性なのでは?」と言われてる。


関連タグ

ウルトラ戦士 レイブラッド星人 ウルトラ怪獣


エンペラ星人 - 光を失ったことで故郷の星を失うという、アプソリューティアンとは真逆の運命を辿った存在。

バルタン星人-ウルトラ戦士と長きに渡って戦ってきた宇宙人。母星を失った事で地球を侵略しようとすると言うアブソリューティアンと同じ事をした。また『運命の衝突』では彼らのがアブソリューティアンの手下になっている。

ウルトラマントレギア-光の国を裏切ったウルトラ戦士。当初は「ベリアルに変わって今後のウルトラマンの宿敵となるキャラクター」と宣伝され、ギャラクシーファイトの一作目となるニュージェネレーションヒーローズでも黒幕を担当しており、アブソリューティアンは彼のポジションを引き継ぐ形となった。

M宇宙ハンター星雲人ブラックホール第3惑星人-自分たちの惑星が滅びそうであるために移住目的で地球の侵略を決意しており、ウルトラマンシリーズと同じお方が作った特撮作品に登場していた宇宙人繋がり。


ガミラス-こちらも長年にわたって愛されるSFシリーズの勢力。母星の寿命が近付いている事から、新たな移住先として主人公達の住む惑星に目を付けて侵略をしている宇宙人及びその国家…というのも共通している。しかしこちらは、続編では、度々共闘しており、リメイク作品では完全に同盟を結んでいるが果たして


オメガ・ケンタウリの六鎗客同じく滅びつつある故郷を救うために主人公達の力を狙ったキン肉マンの敵キャラ達。但し、此方は犠牲者を出しつつもキン肉マン達との戦いを通して分かりあうことが出来た。

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