概要
『Yes!プリキュア5GoGo!』に登場する、プリキュア5及びミルキィローズの敵対勢力。
あらゆる世界・あらゆる時代の価値のあるものを収集し、本拠地である博物館に保管・展示することを主な目的としている。
その理念だけを見ると表面上は善良な団体に思えるが、その実態はただの盗賊集団であり、収集方法は強奪によって行われる強制的かつ強引なものである。
エターナルの館長は、「キュアローズガーデン」の管理者であるフローラをコレクションに加えることを最大の目的に掲げており、キュアローズガーデンへの扉を開くために必要な「ローズパクト」の入手に躍起になっている。
エターナルに所属するハンターたちは支給されたリスト本に記載されている品(財宝、建造物、生命体等)を発見・奪取することが仕事であり、スコルプ曰く、価値が高いものほど奪取することが困難な模様。
なお、失態が続いたハンターは「廃棄処分場」と呼ばれるエターナルの地下迷宮に落とされ、そこを永遠に彷徨うという「勤務」(実態は監禁)が待ち構えている。
構成員
上層部
館長(声:千葉繁) |
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エターナルの館長として君臨する老年男性で、戦闘時は鳥の怪人に変身する。フローラに執着する。最終決戦では世界のすべてを手に入れるが、最後はプリキュアに倒された。 |
アナコンディ(声:山像かおり) |
エターナルの鑑定士(現場責任者)で、館長の側近を務める女性。戦闘時はヘビの怪人に変身する。第46話で館長に粛清された。 |
ハンター
スコルプ(声:子安武人) |
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エターナルに所属する男性で、戦闘時はサソリの怪人に変身する。最初にローズパクト奪取の任務に就く。第11話でミルキィローズに倒された。 |
ブンビー(声:高木渉) |
エターナルに所属する中年男性で、戦闘時はハチの怪人に変身する。元・ナイトメアの幹部。第47話でエターナルと決別し、ブンビーカンパニーを起業して再始動する。 |
ネバタコス(声:島田敏) |
エターナルに所属する中年男性で、戦闘時はタコの怪人に変身する。殉職したスコルプの後任として第12話から行動する。第24話でプリキュア5に倒された。 |
シビレッタ(声:鈴木れい子) |
エターナルに所属する老年女性。引退していたが、館長の命令で第13話から現場復帰する。アナコンディとは犬猿の仲。第42話でプリキュア5に倒された。 |
イソーギン(声:チョー)、ヤドカーン(声:乃村健次) |
エターナルに所属する2人組の男性で、戦闘時はイソギンチャクとヤドカリの怪人に変身する。殉職したネバタコスの後任として第25話から行動する。第38話でキュアドリームとミルキィローズに倒された。 |
ムカーディア(声:置鮎龍太郎) |
エターナルに所属する青年で、戦闘時はムカデの怪人に変身する。人間界では「百井京介」と名乗る。第29話でアナコンディが呼び寄せた実力者。第46話で館長に粛清された。 |
シシキ(声:梁田清之) |
ゲーム版のキャラクター。エターナルに所属する男性で、戦闘時はカニの怪人に変身する。スコルプのライバル。プリキュアオールスターズとの戦いに挑むが、最後は彼女たちに倒された。 |
怪物
元構成員
組織体質
所属するメンバーには給料が支払われていたり休暇を取得できたり(ただし成果によって取得できるかどうかが決まる)、更には報告書の提出や面接でメンバーを補充している所から、前作の敵組織であるナイトメアと同じく企業運営的な組織体形をしている。
ただし、エターナルはナイトメア以上にブラック企業である。
アナコンディは館長の気を引くために身を粉にして働き、他のメンバーにも自分と同等かそれ以上に身を粉にすることを強要する。
そんな上層部の下、殉職した者に対しては存在そのものを無かったことにしたり、物語の後半ではメンバー同士で足の引っ張り合いをするなど、ブラックな部分が全面的に押し出されている。
このような横の繋がりが薄い組織体質の為、かつて所属していたシロップによると、エターナルに所属した新入りをいちいち他のメンバーに伝えるようなことはしない模様。
実際、ネバタコスは自分の前任者であるスコルプのことを「そんなヤツもいたっけなぁ」程度しか思っていない描写もある。
余談
モチーフ
組織に所属するメンバーの大半は毒を持った生物やそれと共生する生物、または獰猛なイメージを持つ生物をモチーフとしている者が多く、プリキュアとの戦いではホシイナーという怪物を使役する。
中の人たちは…
館長を含めた構成員の中の人たちは、全員少年ジャンプ作品のアニメに出演経験があり、特に男性陣は作品を代表するキャラクターを多数演じている。いずれも長寿作品に名を連ねる名優の方々なので、気になる方は是非調べてみてはいかがだろうか。