はらへったなあ〜〜〜っ
概要
女性メンバーで構成された「バンビーズ」(バンビエッタが勝手に命名)の一員で、行動を共にしており、「リル」の愛称で呼ばれている。
一見すると、小柄な少女のようだが、ユーハバッハから“G”の聖文字を授かっている滅却師。
その容姿とは裏腹にかなりの毒舌家。一人称は「俺」と、口調も荒い。
バンビエッタやキャンディスを「ビッチ」、アニメではバズビーを「トサカ野郎」、小説ではナナナを「出歯亀野郎」と呼ぶ等、あだ名にも毒が混じっている。
だが、「仲間に冷静になるよう促す」、「強敵に対しては出し惜しみをせず完聖体での短期決戦を仲間に提案する」などの行動から沸点の低いバンビエッタやキャンディスと比べると冷静に状況を判断する指揮官向きな性格でもある。
その毒舌ぶりを活かした冷めたツッコミも持ち味。
変人やならず者ばかりの騎士団の中では(比較的かつ相対的に判断すると)まともな感性を持っている常識人と言えよう。ユーハバッハから与えられた情報(ダーテン)もしっかり読んでいるようで職務にもそれなりに真面目であるようだ。
他にも、神聖滅矢(矢)の先端と霊子兵装(弓)、完聖体時の羽はデフォルメされた口をあけた人のような形をしている。
第二次侵攻にて、ジジやバズビーと共にユーハバッハの「聖別」から生存、死亡は回避したものの力を奪われてしまう。
星十字騎士団に加入してから日が浅いためか、ユーハバッハへの忠誠心が他の団員に比べると低かったこともあり、自身らを裏切ったユーハバッハに反旗を翻した。一時的に死神たちと休戦を結び、霊王宮への門を作るために協力したのもそのためである。
自身は「見えざる帝国」が通ってきた太陽の門から真世界城への侵入を果たし、ジジと共にユーハバッハと交戦するも力及ばず敗北した。
小説『Can't Fear Your Own World』では第三章から登場。ジジと共にハッシュヴァルトの側近に救われた後、狩猟部隊の残党を助けながら十二番隊の捕虜となっているミニーニャとキャンディスを奪還するべく、兵力を求めて虚圏を襲撃していた。
能力
能力名は、「食いしんぼう(THE GLUTTON)」。
口を巨大化させ相手を食い殺す能力で、何でも食らい尽くすことが出来る。(『鋼の錬金術師』のホムンクルス・グラトニーと同じような能力)
能力発動時は、口内の歯はギザギザ状になる。
「食いしんぼう」の能力の通り、劇中では度々、お菓子やアイスキャンディーを食べているコマが描かれた。また、靴は「食いしんぼう」を意識させるギザ歯型の模様が入ったデザインである。
小説『Can't Fear Your Own World』によると、ただ食べるだけではなく、消化するまでの間だけ食った部分の能力を使用することが出来るとのこと。作中では矢に反映させていた。使い方も本能的に理解している。
作中ではロリの帰刃を食い、矢でルドボーンの髑髏兵や樹を射り、ドロドロに溶かした。
原作本編においても実はぺぺの能力を使うことが出来たそうだが、ユーハバッハには仮に使ったとしてもそもそも通用しないことと、「あんなゲロマズ野郎の力なんか使えるか」と愚痴る程、そもそもぺぺを心底嫌っていたことが理由で敢えて使われることはなかったとのこと。
詳細はリンク先を参照。