アフリカンゴールドです。菊花賞、宝塚記念とG1に出走した経験があります。OP馬です😉去勢されてセン馬になりました🐴重賞2着馬です✨→京都記念制覇‼️重賞勝ち馬です✨ぬいぐるみになるのが夢❗️
(Twitterプロフィール欄より)
プロフィール
生年月日 | 2015年3月26日 |
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欧字表記 | African Gold |
性別 | 牡→騸 |
毛色 | 栗毛 |
父 | ステイゴールド |
母 | ブリクセン |
母の父 | Gone West |
生産 | ダーレー・ジャパン |
馬主 | ゴドルフィン |
調教師 | 西園正都(栗東) |
主戦騎手 | 国分恭介 |
通称「アフゴ」。
半兄アフリカンストーリーは2014年ドバイワールドカップの勝ち馬。
見ての通り、馬主は現役時に父と何かと縁のあったゴドルフィン。
経歴
2歳~3歳
2017年12月23日の阪神・芝2000mでデビュー(9着)、4戦目で勝ち上がる。
その後2着1回、1着2回と好走したため菊花賞に出走することに(鞍上は松若風馬)。そしてこの頃にTwitterアカウントが開設される。
追加登録料200万円も払って菊花賞走ります。応援よろしくお願いします。
(ツイート)
しかし本番ではスローペースで外を走らされる展開となってしまい12着に敗れた。
4歳
翌年2019年は日経新春杯から始動。だが父譲りの気性難が見え始め、フィリップ・ミナリク騎手を振り落とそうと暴れ15着と惨敗。その後自己条件に戻るがなかなか勝ちきれない。
調教でも暴れたため、ついにアフゴはゴールドを失うことに。
実は皆さんにご報告があります。
これまで暴れすぎてきたせいで、去勢されてセン馬になりました。いきなり白い服着た人に眠らされて目が覚めたらスッキリしておりました。
これからは大人しく頑張ります…
(ツイート)
このツイートが有名になり知名度が上昇。去勢後の初戦となったマレーシアCでは4着に敗れたが、次戦の六社Sではオジュウチョウサン相手に勝利、見事オープン馬となった。
昇格初戦はアルゼンチン共和国杯(鞍上はクリストフ・ルメール)。ムイトオブリガードの3着だったものの、しっかり馬券に絡むことができた。
5歳~6歳
だが翌年からは2桁着順続き。アフゴは再び勝ちきれなくなってしまう。
転機が訪れたのは2021年中日新聞杯。
【急募!】
本日の戦法をアンケートにて募集致します😳
アフゴにして欲しい戦法を選択してね✨
※注意
結果通りの戦法をうてるかは保証しかねますのでご容赦下さい🙇♂️
- 逃げてしまえ!!
- 先行こそ王道!
- 差ししか勝たん
- 追込みに懸けるっ
(ツイート)
なんとTwitterのアンケート機能を使って脚質を決めることに。
1位に選ばれた逃げ作戦(46.5%)を取り、見事ショウナンバルディの2着に食い込んだ。
なお、ここまでは騎手の乗り替わりが激しかったが、この中日新聞社の前戦であるリステッド競走・オクトーバーステークスからは、基本的に鞍上が国分恭介で固定されるようになっている。
7歳
京都記念
翌年2022年初戦の日経新春杯でも果敢に逃げ5着。
そして次戦となる京都記念でも脚質アンケートを実施した。
前回大変ご好評でした戦法アンケートを今回も実施します❗️
明日アフゴに期待するポジション取りに清き1票をお願いしますっ✨
※レースではアンケート通りの展開にはならない可能性があること、ご了承下さい
- 逃げ粘れアフゴっ!!
- 番手こそ王道。
- 差し狙いや。
- 大外一閃!
(ツイート)
今回も1位になったのは逃げ(58.5%)。本番でも逃げを打ち、ユーバーレーベン・ジェラルディーナ・マリアエレーナ・サンレイポケット・レッドジェネシス・レッドガラン・エヒト・ラーゴムら後続メンバーを寄せ付けず重賞初制覇を決めた。
「3年前に失ったゴールドをようやく取り戻した気分🥇」とツイートしている通り、2年4ヶ月ぶりの勝利だった。
【ご報告】
我が名はアフリカンゴールド‼️
大器晩成型の競走馬❗️
ようやく待望の重賞初制覇を飾ることができました🥇
長い間お待たせしてしまいました😅
皆さまのご声援に支えて頂いたおかげで今日の勝利を掴むことができました🔥
本当にありがとうございます😘
共に勝利の味を噛み締めましょう🏆
(ツイート)
大阪杯
その後は大阪杯に出走。
「マカヒキ先輩とアダルト連合を結成しようかな‼️主な任務はレイパパレちゃんの護衛😚」とツイートしていたはいいが、レイパパレの隣にはなれたもののマカヒキ共々大外送りという始末に。
そして3回目の脚質アンケートを実施。今回は「どう逃げるか」というものだった。
おはようございます☀
阪神競馬場に到着しました‼️
今日はもちろん…
- 逃げしか勝たん❗️
- 一か八か大逃げ‼️
- ジャック君の番手で…
(ツイート)
流石に同じ逃げ馬のジャックドールがいたので普通の逃げ(52.9%)に決定。この2頭での競り合いとなりハイペース展開に。
直線で失速しポタジェの7着に敗れたものの、外枠からという苦しい展開にもかかわらず0.6秒差という僅差だった。
本人(馬)も「(…現役最強馬に勝った😏)」と、エフフォーリア(9着)に先着できたことに満足気な様子。
宝塚記念
その後出走した宝塚記念では、パンサラッサやタイトルホルダーといった最強クラスの逃げ馬が参戦することで話題になった。
オーソリティが除外となったため最内スタートに。パンサラッサ・タイトルホルダーに次ぐ3番手につけたが、1000m57秒6という超ハイペースにはついていけずに16着敗退。
レース後、「僕は全身バキバキ…😓」とコメントしている。
アイドルホースオーディション2022
2021年に引き続き開催された「アイドルホースオーディション」(2回の選考でトップ5に残った馬がぬいぐるみ化される企画)にて最終選考まで残るが、残念ながら選出ならず。よりにもよって選出対象ギリギリの5位には父ステイゴールドがいたため、「息子相手でもゴドルフィンキラーが発動するのか」と一部でネタにされた。実際、アフリカンゴールドのファンにはステイゴールドを推しているのでその息子もまた推しているという人も少なくないため、親子で票が食い合ってしまったのではないかと考えられる。
その後、京都大賞典に出走するが12着、アルゼンチン共和国杯(鞍上はトム・マーカンド)では10着と敗退。
8歳
2023年初戦は2022年と同じく日経新春杯。鞍上は国分恭介へ戻った。
レース前にはいつもの如くTwitterにて脚質アンケートが行われ、結果もいつものように「逃げ」となった。
本番では大外枠からのスタートとなったが、競りかける馬がいなかったため単騎の逃げとなった。そのまま自分のペースに持ち込んで最終コーナーに突入するが、直線で後続が押し寄せ、残り300mまで粘りこむが馬群に呑まれて9着に終わった。
次走は京都記念。昨年優勝したレースで連覇がかかっていたが、ドウデュース、エフフォーリアなどの強豪が揃い、自身と同じく色々とネタにされがちなマイネルファンロンも出走していた。
本番ではいいスタートを切れたものの、ハナを切ったユニコーンライオンに続く後続の馬群に蓋をされる形で中団後方からの競馬となった。ならば「いっちょ追い込み決めたろ」と腹を決め、脚を溜めて追い込むが、ドウデュースの圧倒的な末脚には敵わず9着。連覇は果たせなかった。
また、最終コーナーでずるずると下がってゆき、競走中止となったエフフォーリアを心配していたが、のちに心房細動によるものと聞いて安堵していた。
天皇賞(春)
次走は阪神大賞典を4着に叩き、春天に出走。
しかし、逃げ戦法が光るアフゴには厳しい大外17番枠。
流石に大外枠を引いてしまったことには驚くしかなかったようだが、本番では大外枠ながらも果敢に逃げ、タイトルホルダーからハナを奪って先頭を走るが、第2コーナー付近で急激に失速。向こう正面の直線で力尽き、競走中止となった。
診断結果は心房細動。前走のエフフォーリアと同じ故障で無念のリタイアとなった。
また、レースの結果もアフゴの他にタイトルホルダーが跛行を起こして競走中止。最下位入線ながらも完走したトーセンカンビーナが直後に左前浅屈腱不全断裂を発症、更には後日に10着入線のヒュミドールも骨折が発覚するなど、計4頭が故障を発生する波乱の結果となった。
アフゴは暫くした後にTwitterを更新。「完走する姿をお見せすることができず申し訳ないです🥺」と述べたが、ファンからはタイトルホルダーを相手に果敢に挑んだ姿などに賛辞が贈られていた。
後に身体に大きな異常は見られないとの判断を受け、療養のため短い間放牧に出されることになった。
復帰戦に選ばれた札幌記念では、ユニコーンライオン・ジャックドールらとの再戦が実現。
スタートからユニコーンライオンをハナの奪い合いとなり、第三コーナー辺りで二頭揃って失速、あっという間に次々とトップナイフ・プログノーシスら後続馬に交わされ、12着と惨敗した(レースそのものは差し馬に有利な展開であり、ジャックドールも6着と敗北している)。
レース後、国分騎手は「ゲートを出てくれて、逃げられなかったが、番手で頑張ってくれました。休み明けのぶん、緩さはあったかなと思います」と休み明けで本調子を戻していない相棒をねぎらった。
関連項目
サクセスブロッケン:誘導馬時代にFacebookアカウントを運営していた。
ウマッター:メディアミックス作品「ウマ娘プリティーダービー」に登場するSNS。現実のTwitterのようなもの。