「僕はブロディア王子のディアマンドじゃない方、です」
プロフィール
性別 | 男 |
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誕生日 | 10月15日 |
身長 | 172cm |
個人スキル | 僕が守ります!(周囲2マスの味方が攻撃を受けた時、1ターンの間、力+3) |
初期兵種 | ロード |
好きなもの | 読書、散歩、魚、勉強、釣り、敵を除いた自分以外の人すべて |
苦手なもの | 宴会、お洒落、日焼け、お世辞、称賛、自分自身 |
趣味 | 薄暗い所に潜むこと |
特技 | 人の美点を見つけること |
軍の中で一番 | 髪がサラサラ |
称号 | 繊細なる射手 |
CV | 岡本信彦 |
概要
ブロディア王国第二王子。
自己評価が低く、後ろ向き。一方で社交性はあり、王族としての自覚は強い。
ストーリー7章「闇の紋章士」にて臣下と共に加入。ブロディアとフィレネの国境付近で、神竜軍を賊と間違えて矢を射る。事実が判明した後、ダイナミックなジャンピング土下座を披露するという少し情けない形での登場。一通り謝罪してから神竜軍を王城へと連れて行くが、道中のグランスール大橋にてイルシオン軍と対峙、戦闘を始めることになる。
人物像
超がつくほど自虐的で、自らのことを「カス」「ゴミ」と蔑んでいる。
物心ついた時から歳の離れた優秀な兄への賞賛を聞き、更には兄と比較されるような事もあり、自信をつける機会が無くなってしまった。
それでも兄や周囲の人間を恨むような事が無かったのは、彼が優しい人物である証拠だろう。王子でありながら仲間を身を挺して守ろうとし、逆に臣下達に止められている。家族や民は彼の実力を認めているし、ラピスからは淡い恋心も抱かれているのだが、本人はそれに気づいていない様子。
敵を除いた自分以外の人すべてが好きで、仲間は全員自分より優れていると考えている。観察眼に優れていて、人の美点を見つけるのが得意。それ故に常に自己卑下をし、相手を誉めそやすが、逆に自分が褒められると拒絶してしまう。命の価値について「僕よりも神竜様の方が上」とまで言っており、リュールとの支援会話では度々土下座をしている。尚、その謝罪は人間に対してのみならず、動物や土地にまで及ぶ。
そんな性格を変えたい意思はあり、自信を付ける方法を自信家の仲間に尋ねていたりする。意外にも彼は社交的で、性格が真反対のフォガートや宴好きなパンドロとも打ち解けている。
一方、敵に対しては容赦がない。
敵との会話や戦闘中ではいつもより声が低くなり、挑発的な態度をとることも。いざと言う時にははっきりと自分の意見を述べる等、所謂やる時はやる男。
少々感情的な一面もあり、父モリオンが邪竜の生贄にされたと聞いて不利な状況にもかかわらず戦おうとし、仲間として加入したアイビーについて「こいつさえいなければ、間に合ったかもしれない」「こいつのせいで父上は…死んだようなものなのに!」と発言している。ディアマンドやリュールに諭されて一応納得するが、その後も割り切れていない様子が支援会話などから伺える。勿論、彼女に対して歩み寄る姿勢も見せており、ブロディアとイルシオンとの関係を改善したいと考えている。
ディアマンドのことをとても尊敬しており、次期国王たる兄を何があっても守ると誓っている。兄は常に自分の上を行く存在であると認識しており、実際に支援会話では弓矢の勝負で負けてしまっている。
また、戦が始まってから、兄がいなくなってしまう悪夢を見るようになったそうだ。不安な夜は、眠っている兄のいびきを確認しに行って安心している。
弓の腕は高いようで、初対面時にはリュールに当たらないようにわざと矢をずらしている。
戦闘中にはアクロバティックな動きを見せているが、腕立て伏せを10回やるのも一苦労するレベルの体力。
前髪に付けているピンは、その角度が弓を射る時に重要らしい。
また、生まれた時に父モリオンから、彼自身の髪と瞳の色である青と赤の混じった希少な宝石を貰っている。綺麗に二色が半々に分かれている石で、リュールとパートナーになった際はそれを渡してくれる。
ユニット性能
シリーズおなじみの『ロード』での加入だが装備武器は弓でスタイルもアーチャーと同じく隠密となっている。上級の『ティラユール』(フランス語の「狙撃手」)は弓特化の兵種。
いかにも頼りなさそうな彼だか、実は本作における最強クラスの弓使い。
その最たる由縁が上級職・『ティラユール』の兵種スキル『月光』の存在。これは技%で敵の守備魔防を半減するという内容であり元々技が高い代わりに力が低い彼だが個人スキル「僕が守ります!」で周囲2マス以内の味方ユニットが攻撃された場合1ターンの間攻撃力が+3されある程度補うことが出来、これに月光や必殺を組み合わせる事で守備の高い重装兵だろうが問答無用でダメージを通せる。これが彼最大の強みである為、基本的に兵種はティラユール一択。
「能ある鷹は爪を隠す」とはこの事か……
しかし、そのままだと力の個人成長率が30%、ロード(ティラユール)の兵種成長率が10%、合計で40%しかない上に初期値も11と低く、前作のアッシュのように力が一切伸びなかったりすると笑えないため、「力のしずく」をドーピングしたり、体格補強も兼ねてリーフから斧の資質を貰い、ウォーリアーを一度経験させておくのも手。
エキスパンションパスを導入している場合はチキから星玉の加護を継承させて成長率を底上げすると良し。
紋章士はシンクロスキルの相性が良く『流星群』にも『月光』が乗り射程もスタイルボーナスで伸びるリン、不足気味になりがちな火力を補う事が出来るエイリークなどがおすすめ。
また、リーフの場合は『テトラトリック』に『月光』が乗るのは勿論、スタイルボーナスにより敵を撃破すれば確率で1000ゴールドを入手可能なため、金策も可能。
邪竜の章
「僕の相手になれるなんて光栄でしょう?無能な兄とは違うということを教えてあげますね」
クラスはEXロード、個人スキルは「能力誇示」。
6章では『聖王の腕輪』を装備している。
本編での自信のなさとは裏腹に、兄を含む周囲を見下す傲慢な性格となっている。
兄が王に即位した事に不満を持っており、暗殺などの謀計を用いて自身が王に即位する事を考えている事が示唆されている。
本編スタルークからは「かっこいい」「自信に満ち溢れた素敵な僕」「僕もこんな風になりたかったなあ…」と評されている。
戦闘が終わり、腕輪を返還した後にエルによってディアマンド諸共暗殺されてしまった。
嘲笑的な態度を周囲にとり続けてきた彼だが、実は臣下達と会話させると彼の本音がわかる。
ラピス→王として即位する自分の姿を見せたかった。
シトリニカ→家族同然であった親戚が亡くなる度に苦しんでいたようで、「苦しむくらいなら自分が死ねばよかった」とさえ言っている。
身内や臣下の立て続けの訃報で、彼の心は壊れてしまったのだろうか……
「僕が死んでいる…?聡明な、次期国王の僕が?そんな、あり得ない。でも、あなたが誰だか、もう…」
邪竜の章最終章にも登場。
自分の正体を知ってしまい、相手が誰だかわからない状態になる程錯乱してしまっている。
撃破すると、最期に遺言を残す。
「ありがとう…これ以上醜態を晒すくらいなら…これで… …兄上、良い弟でなくて…ごめんなさい…」
ヒーローズ
繊細なる射手 スタルーク(魔器英雄)
「あっ、僕はブロディア王国の第二王子、
スタルークと申します。すみません…
来たのが僕で申し訳ないです…」
属性 | 無 |
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兵種 | 弓/歩行 |
武器 | 魔器・優しさの影弓(魔器) |
奥義 | 狙撃 |
A | 鬼神飛燕の柔撃 |
B | 僕が守ります!(専用) |
C | 守備魔防の紫煙3 |
2023年7月から魔器英雄として登場。アルフレッドに続いて二人目。
ステータスは攻撃速さが高めでそれ以外はやや平均値。
魔器・優しさの影弓はお馴染み飛行特攻とキラー武器効果に加え、自分のHPが25%以上の時は戦闘中、攻撃速さ+6かつデバフと追撃不可無効。もう一つは自分から攻撃した時、追撃可能なら攻め立て効果。魔器ターナが持つナーストレンドのような複雑効果は無く、追撃不可もデバフも屈せず一方的に攻撃する効果となっている。
専用Bスキル「僕が守ります!」は自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、敵の速さ守備-5かつ敵の守備30%分、敵の守備が減少してキャンセル効果無効。固い相手には刺さりやすい。
「柔剣」のグレードアップ版が登場。自分の速さが「敵の速さ-5」以上の時に条件は変わるが自分から攻撃した時のみ戦闘中、攻撃速さ+7の一撃系スキルが追加しての複合スキル。柔剣以外でも「鬼神飛燕の一撃2」でも継承可能。
耐久面はそこまで高くないので近接武器で攻め込まれるか耐えられてしまうと瀕死に追い込まれる。絶対追撃の対処もないので速さ問わず追撃されやすい弱点を持つ。
Lv.40会話では、自身の髪留めについて語っている。髪が細くて垂れてきてしまうが、前髪を切ったら自分の顔を晒してしまうので切れないのだとか。
『想いをあつめて』では、召喚師から自分と同じ弟王子であるレオンやタクミを紹介される。
コミカライズ
第5話から顔を出しているが、本格的な登場は第7話から。
原作ゲームとは異なり、ブロディアに入ってきた「神竜を名乗る怪しい集団」を捕らえるために現れる。リュールがヴェイルと話している所に、臣下と共に弓を構えて登場。
裸足に鎖のヴェイルに近づいていたリュールの事を「変質者」と判断し、彼女から離れなければ矢を放つと言うが、直後に持ち前のネガティブさを発揮して蹲る。ブロディア王子であることをリュールに驚かれるが、それに対して「違います」「僕なんか何かの間違いで生まれてきてしまった謎の存在」と言っている。また、原作同様に兄ディアマンドのことを褒めちぎる場面も健在。
神竜の似顔絵を所持していたが、それが余りにもリュールに似ていないものだった為、リュールの正体に気づかなかった。
その後リュール達とグランスール大橋に向かい、異形兵と対峙する。リュール達や頼もしい臣下に守られて劣等感に苛まれていた所にリュールから励まされ、覚悟を決めて崖の上から狙撃を開始。そして王子としての決意を口にする。
リュールの正体を知った後は原作以上のスライディングジャンピング土下座を披露。
幼少期のディアマンドとスタルークの描写もある。スタルークを庇って怪我をしたディアマンドは、スタルークを臆病だと蔑む兵たちのことは気にするなと言い、それよりも弟の無事を喜んだ。たった数コマだが、彼らの育った環境が窺えるものである。
余談
- 名前は「クリスタル」から。
- CV担当の岡本氏はシリーズ初参加。臣下2人も岡本氏が代表を務めるラクーンドッグ所属者が担当している。
- 弓のロードは前作・風花雪月のクロードに続いての登場。本作の弓ロードは他にフォガートがいるが、キャラ・性能ともに差別化されている。
- ニンテンドードリーム23年6月号で実施された「『FEエンゲージ』キャラクター人気投票」では4位にランクインした。
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ディアマンド…兄
アゼル タクミ…同シリーズにおける、「出来が良い兄に劣等感を持つ弟」&一人称「僕」繋がり。前者は兄の髪色が同じ事くらいしか共通点がないが、後者は王子、弓使いと共通点が多い。『想いをあつめて』では、同じ弓使いの弟王子として、何かと気が合った。スタルークは専用職だが、この二人は汎用職。
ヒーニアス…弓使いの王子繋がり。作中の会話でこれを彷彿とさせるものがあった。こちらはスタルークと違い自信家な性格。
ベルナデッタ…ビビリな弓使い繋がり。こちらは引き籠もりで自己保身的な性格。
オッテル…ヒーローズにおける弟王子繋がり。一人称「僕」も共通しているが、こちらはやや偏屈な性格。
ルイージ…任天堂の別シリーズにおける、高い実力を持ちながら偉大な兄の存在で苦労する弟繋がり。一人称「僕」、やや卑屈だがいざという時は勇敢など共通点は多い。また、ルイージはある作品にて弓矢型の武器を使用している。