【警告】本記事には、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレを含みます。
機体データ
概要
かつてザフトが開発したセカンドステージシリーズの1機として第二次連合・プラント大戦においてシン・アスカやルナマリア・ホークが搭乗し大活躍、同大戦の最終決戦であるメサイア攻防戦にて中破し乗り捨てられたZGMF-X56S インパルスを回収し、オーブ連合首長国にて修復の上バッテリーを最新型にするなどのアップデートを行った機体。
劇中では『DESTINY』でも使用していたフォース・ソード・ブラストの各シルエットを使用した。新機能としてシルエットフライヤーの遠隔操作が可能になっており、戦場に射出された各シルエットをパイロットの意思で任意のタイミングで使用可能。
バッテリー変更によるものかヴァリアブルフェイズシフト装甲色がそれぞれ変化しており、
- フォースは若干暗いトリコロールカラー(今は亡き戦友の機体の色に似た恋人の愛機とペアルックとも言えよう)
- ソードはガッツリ変更され赤をほぼ全身に配色したものとなった(偶然かルナマリアのパーソナルカラーに近い)
- ブラストはオリーブグリーンを中心としたミリタリー色が強いカラー
…と、微細な変化だがなお、外観上のインパルスとの違いは装甲色設定の変化のみで、形状の違いはなし。
この他、チェストフライヤーとレッグフライヤーは最初からドッキング状態のまま使用されるようになった他、バッテリーが切れてもデスティニーSpecⅡからのデュートリオンビーム照射によって再充電することができる。
また、劇中ではなんとミーティアを使用した。バッテリー機が核エンジン機用のミーティアを使用した唯一無二の事例である。
武装
フェムテク装甲を持つブラックナイトスコード対策としてビームライフルの代わりにレールガンを装備。
その他の武装はインパルスを参照。
立体物
2024年1月に「RG フォースインパルスガンダムSpecⅡ」で発売予定。
過去に発売されたRG フォースインパルスガンダムの劇場アニメ仕様である。価格は税抜き100円値上がりしており、商品説明ではノーマルとギミックやディテールの説明は全く同じであるため、色替えモデルに新たにステッカーを追加したセットだと考えられる(HGCEでも全く同じ仕様の前例がある)。
余談
- ライジングフリーダムらにはあった世界平和監視機構コンパスの部隊章が本機のみなかったことで、コンパスに所属しない機体と言う推察が広がっていた。
- 後に、バンダイから発売されるカードダスでコンパス所属である旨が記載された。
- …しかしながら、作中ではコンパスの活動停止後に独断で発進したミレニアムの艦載機となって登場。部隊章がなかったこともこれに起因するものだった。
- 真紅に染まったソードインパルスは、かつてのルナマリア専用ザクウォーリアのカラーを彷彿とさせるものにもなっているが、関連性は不明。
- 『DESTINY』劇中においては「インパルスはルナマリアでは乗りこなしが不十分」と揶揄されることが多かったが、本作では武装以外無傷で乗りこなしている。映像作品最大級のルナマリアの活躍シーンは必見である。
関連タグ
ZGMF-X56S インパルス シルエットシステム セカンドステージシリーズ
ガンダムエクシアリペアⅡ:コンセプトが類似しているモビルスーツ。