概要
SFC用ソフトと発売された初代ウルトラマン本編を原作とした格闘ゲーム。
従来の格闘ゲームと違い、操作キャラはウルトラマンのみで他の怪獣は操作することができないがBGMや演出が凝っているのが特徴。
一方、ウルトラマンが弱いにもかかわらず怪獣は強豪が多いせいで難易度を上げると何人ものウルトラマンが怪獣に瞬殺されるという事態が多発することで一部のファンからは鬼畜ゲーとして扱われることもしばしば。
同年にアーケード版とゲームボーイ版が展開され、1993年ではメガドライブに移植、2001年にはワンダースワンカラーでリメイク版『ウルトラマン 光の国の使者』が発売された。
システム
3分間という制限時間の中で原作同様に怪獣・宇宙人を倒してストーリーを進行させていくのだが必殺技を使うためにはゲージを貯める必要がある上に基本的に最大まで貯めて放てるスペシウム光線出ないと倒せない(アーケード版では例外あり)。時間切れになると優劣関係なくウルトラマンが負けた扱いになる。
また、怪獣の体力は自動で回復する(ウルトラマンも回復するが異常に遅い)。
必殺技
1ゲージ:スラッシュ光線
2ゲージ:ウルトラアタック光線
3ゲージ:八つ裂き光輪
4ゲージ:スペシウム光線
登場怪獣
SFC版
第1ステージ:宇宙怪獣ベムラー
第2ステージ:地底怪獣テレスドン
第3ステージ:棲星怪獣ジャミラ
第4ステージ:四次元怪獣ブルトン※第一難問
第5ステージ:どくろ怪獣レッドキング
第6ステージ:宇宙忍者バルタン星人
第7ステージ:古代怪獣ゴモラ
第8ステージ:悪質宇宙人メフィラス星人※第二難問
第9ステージ:怪獣酋長ジェロニモン
第10ステージ:宇宙恐竜ゼットン※最終難問
アーケード版
第1ステージ:宇宙怪獣ベムラー
第2ステージ:透明怪獣ネロンガ
第3ステージ:宇宙忍者バルタン星人
第4ステージ:棲星怪獣ジャミラ
第5ステージ:地底怪獣テレスドン
第6ステージ:四次元怪獣ブルトン
第7ステージ:磁力怪獣アントラー
第8ステージ:古代怪獣ゴモラ
第9ステージ:宇宙忍者バルタン星人(二代目)
第10ステージ:どくろ怪獣レッドキング
第11ステージ:悪質宇宙人メフィラス星人
第12ステージ:怪獣酋長ジェロニモン
第13ステージ:宇宙恐竜ゼットン
ゲームボーイ版
第1ステージ:宇宙怪獣ベムラー
第2ステージ:宇宙忍者バルタン星人
第3ステージ:どくろ怪獣レッドキング
第4ステージ:四次元怪獣ブルトン
第5ステージ:棲星怪獣ジャミラ
第6ステージ:古代怪獣ゴモラ
第7ステージ:悪質宇宙人メフィラス星人
第8ステージ:宇宙忍者バルタン星人(二代目)
第9ステージ:宇宙恐竜ゼットン
ウルトラマン光の国の使者
本作のリメイク版で「ストーリーモード」「育成モード」「対戦モード」が追加されている。
グラフィックが向上し、ウルトラマン以外の怪獣も操作することができる他、二人での対戦が可能になった。
また、ガボラ、ニセウルトラマン、ケムラーなどが新規で追加されている。
ウルトラマンG版
日本未発売の本作をベースにしたと思われる作品。
登場怪獣は、ゴーデス、ブローズ、デガンジャ、バランガス、ゴーデス(第2形態)、ガゼボ、マジャバ、コダラー、シラリーの9体。
余談
- 本作が発売されるまでウルトラマンの関連ゲームはSD体型のウルトラマン倶楽部などが大半だった。
- ウルトラマンがあまりにも弱いことで有名だが一応急降下キックと言う壊れ技が存在する。この技を使えば半数以上の怪獣は、苦戦することなく倒せるがブルトン、メフィラス星人、ゼットンの三体は例外で自力で倒さなければならない。(どれもテレポートを多用してくる他に飛び道具もあるため、ウルトラマンの体力があっという間に削れていく)
関連イラスト
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ウルトラセブン(SFC):本作の続編的作品