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ヴェロニカ(ファイアーエムブレム)の編集履歴

2024-03-13 18:56:26 バージョン

ヴェロニカ(ファイアーエムブレム)

ゔぇろにか

ゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」のキャラクター。

CV:日高里菜


概要

アスク王国と対立するエンブラ帝国の幼き皇女。異母兄にブルーノがいる。


ボサボサとした長い銀髪に赤い瞳が特徴。身体は細く、肋骨が少し浮き出ている程。

一人称は「あたし」、二人称は「あなた」。口調は基本的にてよだわで、少したどたどしい話し方をする。外見だけでなく精神的にも未熟であり、台詞の大半はひらがなで表記されている。

何かと関心が薄く無気力に見えるが、実は寂しがり屋。しかし素直になれない性格。


兄ブルーノをとても慕っており、彼女はシリーズ伝統のブラコンの系譜を継いでいると言えるかもしれない。城を空けがちな兄がたまに帰ってくると、兄の為に紅茶を淹れるシーンが度々登場する。


父である先代皇帝は貧しい国を再建するためアスク王国への侵略を企てたが、その半ばに亡くなった。帝位は後妻が継いだがヴェロニカとの血縁はなく、また「ヴェロニカが帝位を奪おうとしている」という噂が原因で後妻との仲は良くないらしい。

数年前、突如異界やアスク王国への侵略を開始。女帝は支配を望んでいないが、国民や国の要人は先代皇帝の血と意思を継いだヴェロニカを支持しているという。

豊かなアスク王国を羨むような素振りを見せ、特に召喚師に強い嫉妬心を抱いている。


彼女の側近はオリジナルキャラクターではなく、『if』のマークス(寂しそうな顔がきょうだいに似ているから、と契約が解除されても傍に残ったため)。

王子というよりも騎士として彼女を支えているマークスとのコンビは公式漫画でよくネタにされ、苦労人の騎士とボケボケ王女として描かれがち。

きょうだい愛に思うところがあるのか、外伝でとあるに「きょうだい愛を見せるように」強制したこともある…が、これが現実の方でちょっとした騒ぎになってしまった。


サイファ』では第10弾で登場。下級職のダークプリンセスとなっている。これはカムイと同じだが、魔道の道に長けている点はユリウスに似ている(もっともあちらは皇子のためクラスはダークプリンスとなっているが)。

その後、総選挙verも第16弾で登場する。こちらは下級職のダークナイトとなっている。


余談だが、第2部が始まるまではアプリのアイコンには彼女が描かれていた。

また、ゲームのイメージイラストやタイトル画面は大勢の英雄がヴェロニカに向かっていく構図となっているため、「握手会」とか「ボスチク中」とか言われることに…。


活躍

メインストーリーでは特務機関以外で最も出番が多く、全ての部に登場している。


  • 第1部

アスク王国に激しい敵対心を抱いており、様々な異界へと侵攻し、その地の英雄を支配して襲いかかってくる。

その真の目的はアスクにある召喚の遺跡の破壊、ひいては召喚師の能力を封じることだったが、ブルーノの暗躍により失敗。


ちなみに異伝では、突然現れたロキの提案で儀式を行い、【戦渦】という混沌を生み出した(つまり「戦渦の連戦」)。

そしてロキが仕えるという王とその軍勢にアスク侵攻を手伝ってもらうため、彼女に協力する。


  • 第2部

ムスペルの王スルトと同盟を組み、再びアスク王国を滅ぼそうとする。自らの英雄や兵をスルトに貸し、アスクへと差し向けた。


問答無用で人々を殺戮するスルトに対し、ヴェロニカは「民をまもるのが王」だとして異を唱えるなど、反りが合わない様子が描かれる。その後、裏切ったスルトにヴェロニカはマークス共々痛ぶられ、ムスペルへ連れていかれてしまう。

そしてユルグと共に「炎の儀」の供物に捧げられて死ぬ寸前のところで、ヘルビンディの手助けで脱出。ブルーノや特務機関に救い出された。


このように皇族としての自覚が表れた言動をとり始めているのは、マークスとの触れ合いや外伝でゼトから説教や激励を受けたことが要因だと思われる。


  • 第3部

一度裏切ったのに平然と戻ってきたロキに渋い顔をしつつも、ヘルがアスク王国のみならずエンブラ帝国にまで攻撃していることに「ゆるせない…」と怒りをあらわにしている。

無限に湧く死の軍勢に痺れを切らしたヴェロニカは、その源である女王を直接殺そうとヘルに乗り込む。行った先で、利害が一致した特務機関と一時的に共闘関係を結んだ。ヘルの殺害に必要な【アングルボザの心臓】の儀式を調べ、その力を宿した武器を手に入れるために鮮血の神殿へ向かう。


エンブラの初代皇帝だとされていたヘルの将スラシルの正体が異界のヴェロニカだと判明するが、相容れない両者は戦い、スラシルが倒れる。ヴェロニカはヘルを殺すことを彼女に誓い、その約束を果たした。


  • 第4部

ブルーノと共に悪夢として登場。それらがピアニーに消滅させられた後、本人も現れた。

マークスと旅に出た兄が戻ってきたとの情報を得て、彼らを探すため特務機関に同行。しかし見つけた二人は悪夢の存在で、戦闘後に消えてしまう。失意のヴェロニカは、「夢現」によって引き起こされた事件を解決するため特務機関に協力する。


ルピナスに気合いを入れつつ、悪夢の国スヴァルトアルフに向かおうとするが、敵の黒妖精に追いつかれてしまう。ヴェロニカは単身でその場に残って、一行を先に行かせた。なお、夢の世界の出来事は現実では一瞬であるため、彼らが行ってすぐヴェロニカの敵は消滅している。


ただし、第4部での戦いは全て召喚師の夢の中で起こったことで、現実のヴェロニカがこれらの出来事を覚えているかは不明。


  • 第5部

エンブラ帝国がファフニール率いるニザヴェリル軍の侵攻を受け苦戦していたところ、ブルーノの頼みで救援に来た特務機関と共に応戦。

その後、心労で倒れたレギンを休ませるためエンブラの離宮を貸し出した。


  • 第6部

アスクとエンブラ両国に起きる異変の原因を突き止めるため、特務機関と手を組んだ。

彼らと共に調査していると、【呪詛部隊】の長レティシアが現れる。彼女はエンブラ皇族の一人で、ヴェロニカが「お姉様」と慕う存在。かつては姉妹同然の仲だったが、幼い頃にレティシアの家が没落して以来会っていなかった。

彼女にアスクとの協力を見逃してもらった後、ヴェロニカは突然エンブラの呪いに身と心を支配されてしまい、アルフォンスたちを殺そうと襲いかかる。正気を一時取り戻し、彼らを自分から離れさせた。


有力貴族の間で「皇女ヴェロニカは売国奴」という虚偽の噂が流れ、ヴェロニカは反逆の濡れ衣を着せられる。それらはレティシアが、ヴェロニカから全てを奪うために仕組んだものだった。

レティシアの家が没落した原因はヴェロニカの亡き父。そのためレティシアは彼とその娘、つまりヴェロニカを強く恨み、復讐を誓っていた。最初は優しく接し、その後裏切ることでヴェロニカを深く傷つけようとしたのである。

追い詰められたヴェロニカは断崖から飛び降り、重傷を負ったところを特務機関に保護された。しかし、ヴェロニカを差し出すように特務機関に迫ったレティシアの前に衰弱した身ながら出向き、大人しく連行される。


監獄要塞に囚われたヴェロニカは十日後に処刑されることが決まり、食事も水も与えられなかった。

しかし、ブルーノの働きで、元から支持されていたヴェロニカを信じてレティシアを疑う国民も増え、帝国内は二分されている状態。密かに食事を持ってきた兵がヴェロニカに真偽を尋ねると、彼女は無実であることを主張しつつ、この国の未来は国民がよく考えて決めるべきだと伝える。


処刑当日、監獄要塞の兵はヴェロニカを解放。

そしてヴェロニカはレティシアと対峙し、私利私欲のために動く彼女に皇帝の資格はないと言い切る。結果レティシアは敗北するが、ヴェロニカは彼女の命までは奪わなかった。

これで一件落着と思われたが、突然辺り一帯が闇に閉ざされてしまう。そこに憑竜エンブラが降臨し、レティシアの体を乗っ取って襲いかかった。ヴェロニカへの強い殺意を感じて主導権を本人に返したエンブラだったが、その隙にレティシアは自害。昔と変わらないヴェロニカに情が湧いて、姉として妹を守ろうとしたのだ。


ヴェロニカもエンブラに憑依され、力を与えられて新たな姿(伝承英雄)に変わった。髪も短くなり、少し大人びた格好へ。


FE ヴェロニカ伝承ヴェロニカ&神階エンブラ


その後、兄ブルーノが亡くなって、ヴェロニカは自暴自棄になってしまう。命尽きるまでエンブラに支配される……はずだったが、【ユグドラシルの鍵】の果実を自分の代わりにヴェロニカに食べさせるというブルーノの決死の策で、ヴェロニカは憑依から解放された。


自らと似た部分のあるエンブラをも討ち、ヴェロニカは自分を変えることを決意する。

エンブラの呪いは消え去り、両国の復興を進めなければならない中、ヴェロニカはアルフォンスシャロンにこう告げた。


「もし、あなたたちが認めてくれるなら…」

「これから、あたしと…仲良くしてくれる?」


  • 第7部

エンブラ帝国を襲う黄金の魔女グルヴェイグを倒そうとするが、返り討ちにされてしまう。

しかし、ヴェロニカが死ぬのは今ではないとして見逃された。


ユニット性能

エンブラ帝国皇女 ヴェロニカ(敵専用)

ヴェロニカ

属性
兵種魔法/歩行
武器エリヴァーガル(専用)

初期から敵ユニットで登場。自らの意思でヴェロニカについたマークスらを従えている。


専用武器は自分から攻撃した時、周囲2マスにパニック付与。

攻撃力は高く相性が悪い青属性だと一撃で落とされることが高く、自力回復スキルも持つため赤属性の剣士で一気に接近し短期決戦に持ち込みたい。ただし、守備と魔防では魔防の方が低いため、相手の攻撃に耐えられるなら赤の魔道使いで攻撃を仕掛けるのもよい。


憑かれし皇女 ヴェロニカ(敵専用)

属性
兵種魔法/歩行
武器エリヴァーガル(専用)

第6部で登場する、憑竜エンブラに支配されたヴェロニカ。

属性等は同じだが、上記のものよりも時が下り、Aが「死線4」、Bが「速さ魔防の凪3」、Cが「始まりの鼓動3」とガチガチの構成に。しかも3章時点ではダメージを与えられないエンブラの加護を持つのでダメージを与える事すらできない。

初登場する節の勝利条件は4ターン凌ぐことなので、攻撃範囲には一切入らないようにすること。


大いなる皇女 ヴェロニカ

「あたしはヴェロニカ…

 あなたの声が、あたしをよんだのね。

 いいわ、ちからをかしてあげる。」

ヴェロニカを玉座にすわらせたい。神装英雄「大いなる皇女ヴェロニカ」

属性
兵種杖/騎馬
武器フリズスキャルヴ(専用)
補助リカバー+
奥義業火疾風の祝福+
B神罰の杖3
C近距離警戒3

第二回英雄総選挙で女性部門第二位を獲得したことで2018年8月から登場。兄同様の騎馬で杖を持ち出し、皇室を出ていったブルーノへの思いに呼応して異界のエンブラから召喚された。

本編とは別の異界からやってきたためアスク王国への敵対心は抱いていない。ブラコンであっちのマークスとも仲がよく比較的人間味があるため、多くのプレイヤーをホッとさせたとか。


ステータスは速さが高い事以外低め。

杖英雄では初の専用武器持ちとなり、幻惑の杖と戦闘後に自分と周囲二マスの味方に全ステータス+4。戦った敵と周囲二マスの敵は全ステータス-4にするサポート能力。加えてBスキルで神罰も持っている。また奥義の業火疾風の祝福+はカウント1という回転の速さで他の味方の攻撃速さに強いバフをかけられ、サポートが得意。闘技場ではもちろん飛空城では現時点でも活躍している。


その分耐久には期待出来ず、反撃出来ない近接武器や反撃不可を無効にする見切り・反撃不可の相手には要注意。


2020年9月のアップデートで錬成武器対象に。効果自体に変化はないが特殊錬成効果は周囲三マスの味方には攻撃速さ+3で周囲三マスの敵には守備魔防-3。これで味方の攻撃面の強化に敵の守備面の弱化とサポートが強化する新たな個性を得た。


2024年1月から神装英雄に選ばれた。当時の敵対国だったアスク王国の衣装を身に纏った。未だアスクの住人達は苦手らしい。


春めく皇女 ヴェロニカ

「あたしは…ヴェロニカ。

 春のお祭りは、ここでやってるの?

 あたしも参加したい…ぴょん。」

センシティブな作品

属性
兵種魔法/飛行
武器フェルニルの妖卵(専用)
奥義凶星
A緑の死闘・飛行3
B魔防の封印3

2019年3月に初めての超英雄として登場。

専用武器の「フェルニルの妖卵」は自分のHPが75%以上ある時は戦闘中、全ステータス+4。この性能のおかげで数値以上に強力なユニットになっている。


2022年4月のアップデートで錬成武器対象に。自分のHPが25%以上へ条件が緩和。もう一つは周囲二マス以内の味方の中でバフの合計値が一番高い味方の合計値を自分の攻撃に加算する効果が追加。

特殊錬成効果はターン開始時に周囲二マス以内に味方がいると自分と周囲二マス以内の味方に攻撃速さ+6かつ「周囲二マス以内の味方の隣接マスの移動可能」付与。もう一つは周囲三マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃速さ+5。これで条件の緩和と近くに味方がいるだけで疑似ブレード効果が発動し、サポートと強化も行える新たな個性を得た。


通常、総選挙よりもブラコン度が凄い。


エンブラ海賊団 ヴェロニカ(双界英雄)

「あたしはエンブラの皇女、ヴェロニカ。

 なぜ、あたしが海賊に…

 マークス、せつめいして。」

エンブラ海賊団

属性
兵種斧/騎馬
武器波閉ざす錨の斧(専用)
奥義緋炎
A攻撃守備の孤軍4
B攻撃守備の凪3
C攻撃守備の大開放3

2020年8月から超英雄で登場。今回はヒーローズではお馴染み『if』のマークスとの双界英雄で組んだ。マークスはDLC「絆の暗夜祭」にあった海賊衣装で、内心ノリノリだったりする。


総選挙版とステータスを比べると攻撃守備魔防は大幅に上がって改善した分、得意の速さが激減。その数値はヴェロニカの中で最低値の19

専用武器はキラー武器効果に加えて孤立していると戦闘中、守備魔防+5と敵の守備魔防-5かつ絶対追撃。低い速さをカバーしつつ耐久を上げる効果に。

孤軍を捨てて遠距離反撃を付ければ遠距離からの相手でも相手出来る。


双界効果は自分と出典作品(ヒーローズ、if)の味方に【双界効果・盾】付与。もう一つは各ターンそれぞれ自身の最初の戦闘のみ、敵は追撃不可付与。1マップに1回使用可能、3ターンに1回は自分が双界スキルを使用済みなら、再度使用可能に。


ただHPが低いので騎馬特効の弱点に加え、高火力の魔道だとすぐ倒されてしまう。魔道やマムクートには要注意。


皇女が贈る愛 ヴェロニカ

「愛の祭り…

 愛ってなにか…

 あたしには…まだよくわからないわ。」

【FE】愛の祭りヴェロニカ【ヒーローズ】

属性
兵種魔法/騎馬
武器約束の花+
奥義爆雷
AHP速さ2
B速さの封印3

2021年2月から超英雄で登場。戦渦の連戦+の報酬として配布される。ヴェロニカの中では初の配布キャラかつ青属性。総選挙版とステータスを比べると守備以外が少し増加している。


武器効果は周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中敵の攻撃魔防-5、かつ自分の攻撃でダメージを与えるとHPを4回復する効果をもつ。攻撃を下げつつ回復ができるが本人の耐久力は特別高いというわけではないので過信は禁物。


変わりゆく皇女 ヴェロニカ(伝承英雄)

ヴェロニカフィギュア化記念

属性
兵種魔法/騎馬
武器絶闇エンブラ(専用)
奥義閉界(専用)
A攻撃速さの機先4
B速さ魔防の遠影3
C恐慌の幻煙4

第6部終盤で登場する憑竜エンブラにより特別な力を与えられたヴェロニカが2022年11月から風の伝承英雄で実装。エイトリ以来のヒーローズ出典の伝承英雄。

二つ名も変わっている事から本編後と思われる。


今までのヴェロニカとステータスを比べると攻撃速さが一番高い。


絶闇エンブラはキラー武器効果に加え、自分から攻撃するか孤立している時、戦闘中、攻撃速さ+6かつ追撃不可無効。もう一つは自分から攻撃した時は攻め立て効果。さらに同条件かつ戦闘相手の周囲2マス以内の敵の数(戦闘相手自身を除く)の数に応じて効果が発動。

・1人の時は戦闘中、敵の速さ魔防-4

・2人以上の時は戦闘中、敵の速さ魔防-8と反撃不可

まさに攻撃の隙も与えないエンブラの力にピッタリな効果。


新たな専用奥義は攻撃の25%をダメージに加算しつつ、ダメージ軽減効果を無効にする狙撃の魔法版といったところ。もう一つはキャンセル効果無効で武器スキルも相まって確実に奥義が発動する。


恐慌の幻煙のグレードアップ版も登場。戦闘後、効果条件は変わらないが全ステータス-3が追加。

もう一つは戦闘後に自分と十字方向の味方に『敵弱化増幅』を付与。この効果は敵の全ステータスが全ステータスのデバフ数値分減少する超弱体化効果。つまり弱化の合計値をダメージに加算する逆ブレード効果の武器と相性抜群。


騎馬特攻と耐久面の脆さは健在で待ち伏せや見切り・反撃不可に弱い。


2024年2月にはこの姿のフィギュアも発売される予定。


エンゲージ

追加コンテンツ第3弾より、「幼き皇女の腕輪」に宿る「英雄の紋章士」として登場。喚び出す際の呪文は「呼矗(こた)えよ、英雄の紋章士」。

本編シリーズの過去作要素に『ヒーローズ』出典のキャラが登場し、かつコンテンツの目玉の一つとされるのは初であり、話題を呼んだ。

スタッフのインタビューによると、『ヒーローズ』のキャラクターは入れたいという意見があり、DLCの紋章士では真っ先に登場が決まった。


衣装は登場時点で最新のヴェロニカである伝承英雄verを元としている。

紋章士となった際、召喚師のように異界から英雄を呼び出す力を使えるようになったようで、性能面ではプレイヤーとしての召喚師を彷彿とさせる要素も一部に見られる。


彼女とシンクロすると、原典で敵対時に使う奥義より『血讐』(HP減少量に応じて攻撃力アップ)や、攻撃時に第2~5部に登場する異界モチーフの追加効果を与える『異界の力』といったスキルが開放される。

さらに、条件付きで現在のLv以上のステータスUPが可能な『限界突破』や敵撃破時の獲得SPを増やす『SPコンバート』と、ヒーローズのプレイヤーならニヤリとするようなスキルも得られる。

エンゲージ武器は総選挙ver由来の『フリズスキャルヴ』と『リザーブ+』、本来のヴェロニカの魔道書『エリヴァーガル』となっている。


エンゲージすると、行動済みの味方を移動0にしたうえで再行動させる『契約』コマンドが開放される。セアダスの踊りほどの利便性はないが、再行動役が増やせるだけでも十分強力。

下記のエンゲージ技も合わせ、魔法・サポート系のユニットと相性が良い。


最大の魅力はエンゲージ技『英雄召喚』。

発動の際に赤(剣)・青(槍)・緑(斧)・無(それ以外)のオーブから1つ選び、それに応じた武器を持つランダムなユニットを1体召喚できる。Lvはエンゲージ元ユニットのLvに依存する。

数多くの召喚士たちをドキドキさせてきたガチャ……もとい召喚演出&BGMの後、星3なら下級兵種、星4なら上級兵種のユニットが、星5なら指輪・腕輪の紋章士たちが召喚される。


紋章士たちはいずれもシンクロスキル・エンゲージスキルを習得しており、ほぼスキルなしな星4以下とは強さが段違いな紛れもないアタリ枠となっている。

三級長たちやクロム/ルフレも単体で登場するうえ、シグルドはティルフィングorゆうしゃのやりを持って赤と青どちらからも出現する可能性があるなど、バリエーションも多い。

召喚士本人でなくヴェロニカによる召喚のためか、紋章士たちは攻撃時などに短く声を出すのみで撃破時セリフなどは言ってくれない。それでも過去作品の人気キャラクターたちと紋章士とは違った形で共闘できるのは大きな魅力と言えるだろう。


ちなみに竜の時水晶を使って再召喚しても乱数が同じなため同じユニットが出てくるのみだが、他ユニットで交戦するなどして乱数をずらせば結果は変わる。このため、巻き戻し回数を消費してのリセマラが可能。星5が登場する乱数では4つのオーブのどれからも星5が出るため、回数に余裕があれば出て欲しいユニットを粘ってみてもいいだろう。


また、召喚されたユニットはエンゲージ状態が解除された場合も元の異界に還ってしまう。生存させても恒常的に戦ってくれるわけではないため、戦略的には時間切れ最終ターンに敵陣に単身で斬り込ませたり、敵の侵攻ルートを阻む囮役とするというなんとも心が痛む運用が最適解となりがち。


ドラガリアロスト

2019年のFEHコラボイベント「FIRE EMBLEM つながる世界」にて登場。同時期の期間限定召喚(ガチャ)で☆5キャラとして実装された。

二つ名は「エンブラの皇女(プリンセス・オブ・エンブラ) 」。闇属性で武器種はロッド。HPが少ないほど与えるダメージが増える「ゲスペンスト」と、与えたダメージに応じて回復する「リザイア」のスキルを持っている。


イベントストーリーでは、アルフォンスフィヨルムマルスと共に、ロキの策略によって異世界へと飛ばされ、その衝撃で記憶喪失となる。

ディアネル帝国の兵に追われていたところをアルフォンスに助けられるが、さらなる追手から逃げるために囮となった彼と別れてしまう。その後、身を寄せた町に現れたロキに「記憶を取り戻してあげる」と言われ、断れば町を襲うと脅されたこともあって、彼女に同行することに。しかし、ついて行った先で『黒いマナ』を与えられ、記憶を取り戻すも暴走状態となった。戦闘後は正気に戻り、アルフォンスたちと共闘する。

アスクもエンブラもない世界でアルフォンスと交流し、元の世界へ戻ろうとする最後の時には少し歩み寄る態度を見せた。


キャラストーリーでは、仲間に世話を焼かれても冷淡な反応をしていた。しかし、「ここにいる間は身分を忘れて仲良くしよう」という約束を受け入れ、仲間と徐々に心を通わせていく様子が描かれる。


イベントストーリーやキャラストーリーはフルボイス。複数の描き下ろしイラストや期間限定ボイスも存在する。


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ファイアーエムブレム ファイアーエムブレムヒーローズ

ドラガリアロスト ファイアーエムブレムエンゲージ……外部出演

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