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デュエルブリッツガンダムの編集履歴

2024-03-26 19:43:44 バージョン

デュエルブリッツガンダム

でゅえるぶりっつがんだむ

ZGMF-1027M デュエルブリッツとは、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するモビルスーツ(MS)である。

【警告】この記事には、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレが記載されています。






























イザーク・ジュール「だからこそ…こんなことはもうやめねばならんのだ……!」


機体データ

型式番号ZGMF-1027M
全高???
重量???
装甲材質ヴァリアブルフェイズシフト装甲
動力源核エンジン
所属ザフト
パイロットイザーク・ジュール

概要

第1次連合プラント大戦後、行方不明だったGAT-X102 デュエルが大改修を施された機体。改修はライトニングバスターと同時期に行われており、事実上の兄弟機とされる。

小説版によればライトニングバスター共々ユーリ・アマルフィエザリア・ジュールらにより廃棄された機体を試験用に改修した機体とのこと。つまりは実戦を想定していないテスト機である。

また、かつて破棄され現在はクライン派の秘密拠点として使われている軍事要塞ボアズにライトニングバスターと共に隠されていたが、そのまま埃をかぶって忘れ去られることを期待していたとのことで、使われること自体を想定していなかった可能性もある


動力源も核動力に交換されており、無限に近い稼働時間と高出力を実現。コクピットはザクウォーリアのものが流用されている。


外見としては、アサルトシュラウド仕様のデュエルの武装構成をその名の通りにしているが、ファントムペインで運用されたブルデュエルをにも似た形状もしている。


一方で、一部形状や武装面に関しては、今は亡きイザークの仲間であるニコル・アマルフィが搭乗していたGAT-X207 ブリッツを彷彿とさせるものに変更している。


さらにミーティアとのドッキングも可能になっており、ターミナルと連携を取った際にエターナルから借り受けて07を使用した。


原型機こそC.E.のモビルスーツ史では比較的黎明期の第1期GAT-Xシリーズのものだが、これらの大改修によって少なくともザクウォーリア等C.E.73製の主力量産機を上回る性能を獲得。戦場を駆け抜けたのだった。


武装

  • 頭部機関砲

劇中未使用。


  • ピアサーロック「グレイプニール」

ブリッツから受け継いだ武装。

左腕に装備された有線式ロケットアンカー。


  • 2連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」

ブリッツから受け継いだ武装。

貫通力が高い杭状のロケット推進弾で、装甲を貫徹し、内部で炸裂してダメージを与える。

なおブリッツのランサーダートは3連装だったが、こちらは2連装に変更されている。


  • ビームライフル

本編ではミーティアがあるためか携行しなかったが、原型機であるデュエルと同じ175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルが用意されている(設定画やバトルスピリッツのイラスト等参照)。

これがないとワイヤーを巻き戻せるがビーム兵器より遥かに射程が短いグレイプニールと2発しかないランサーダートしか射撃武器がないので、実は重要な兵装(一応新型ASにビームキャノンとミサイルが搭載されているが)。


  • 新型アサルトシュラウド(仮称)

ブルデュエルのフォルテストラに酷似したデュエルブリッツの追加装甲。

右肩アーマー内部にはビームキャノンが内蔵されており、左肩アーマー内部に2連装ミサイルと、ビームサーベル1基が搭載されている。

    • ビームキャノン:右肩部アーマーに搭載。使用時に砲塔が展開される。形状は旧ASに装備されていた115mmレールガン「シヴァ」に酷似している。各媒体ではビームとされているが劇中では黄色い稲妻を帯びた弾が飛ぶレールガン的エフェクトとなっている。
    • 2連装ミサイル:左肩部アーマーに搭載。旧ASと比べて搭載数が減少している。
    • ビームサーベル:左肩部アーマーに搭載。近接格闘戦用の斬撃武装。本体バックパックとは別に1基が左肩部アーマーに格納されている。

劇中の活躍

ファウンデーション王国の蜂起とラクス・クライン拉致に同調し、ザフトデスティニープラン賛成派を率いてクーデターを起こしたプラント国防委員長ハリ・ジャガンナートを止めるべく、ディアッカ・エルスマンライトニングバスターと共にミーティア装備で出撃。

イザークは「よくもまぁこんな古い機体を……」と悪態をつくも、その表情はどこか嬉しそうであった。


キラ・ヤマト達によるラクス救出が成功し、ジャガンナート派の兵士も多く逮捕されたためクーデターは失敗。広域通信で投降を呼びかけるがジャガンナートが聞き入れなかったため、ミーティアで多数のジャガンナート派を一網打尽にする。最後はジャガンナートの乗艦に肉薄し、ランサーダートをブリッジに叩き込み彼を粛清、ザフト側の動きを制することでキラ達を助けた。


その後はミーティアを再装備し、レクイエム破壊に向かうデスティニーSpecⅡを同じくミーティアを装備したインパルスSpecⅡと共に援護した。


立体物

2024年7月にHGCEとして立体化。

SEEDアクションシステムを採用した完全新規造形で、ランサーダートやグレイプニールなどの各種武装もしっかり再現されている。さらに新型アサルトシュラウドの着脱も可能で、素のデュエルの状態も再現可能。対ビームシールドは付属しないが、それ以外のデュエル本体の武装は同梱されている。


余談

  • 本機はザフト軍所属なので、本機の存在は思いっきりユニウス条約違反であるプラント最高評議会議長ワルター・ド・ラメントによりクーデター鎮圧の為の超法規的措置として特別に使用許可が下りているとのこと。
  • どのような経緯でブリッツの名前と武装を受け継いだかは不明だが、デュエルは元々白兵戦機として設計され武装も装甲も少なくプレーンで汎用性の高いMS(悪く言えば火力も防御力も足りていないため第一次大戦時にはアサルトシュラウドが追加装備されていた)なので、強化改修するにあたってブリッツのデータが流用しやすかったのだと思われる。
    • 但し、ブリッツのメインともなる武装だった攻盾「トリケロス」は扱いづらさとデュエルの汎用性が低くなる考慮からかオミットされ、ランサーダートのみが取り入れられた。
    • 或いは、ザフトで生産されたブリッツの補給物資が余っていた可能性もある。トリケロスはミーティアと装着する場所が被る為。
  • 大西洋連邦に返還されたとされていたGAT-X103 バスターが再びザフト軍に渡った上で大改修を施された機体なぜデュエルが再びザフトに渡ったのかは不明だが、国際問題になっていないことを考えると大西洋連邦から正式に譲渡された可能性が考えられる。
    • ただし、イラスト集のRGBやGAT-X102 ブルデュエルの初期設定でデュエルを改修した物のである為に大西洋連邦に返却されたと噂されていただけで、現状は不明(返却関係はソースが無い)である。
  • こじつけの範囲を出ないが、型式番号の7Mはミーティア07の略称である可能性がある。
  • これまでの強化機体は「ストライク“フリーダム”」「インフィニット“ジャスティス”」「ライトニング“バスター”」と元々の名前が後に付けられていたが、本機は「“デュエル”ブリッツ」と前に付けられており、命名法則が異なる。

関連タグ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

GAT-X102 デュエル

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