概要
血祭りとは、古代中国において出陣の際に生贄の血を軍神に捧げたことから、士気高揚のために敵方の斥候や捕虜を惨殺すること。
更に転じて、戦いの相手を惨殺することをさす。
昨今では、主に創作作品においてキャラクターの台詞として引用されることが多い。
ネット上では、特に某伝説の超サイヤ人や某赤いサイバトロン戦士などが有名。
代表例
ドラゴンボール
劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』から登場した、サイヤ人の生き残りの青年・ブロリーが使用。
伝説の超サイヤ人としての姿を見せた際の第一声として「カカロット、まずお前から血祭りにあげてやる!」と発言している。その言葉通り、たった一人でありながらその圧倒的な戦闘力でZ戦士たちを一網打尽にし、視聴者(と約一名)を恐怖と絶望のどん底に陥れた。
現在では、本作のMAD動画を制作するブロリストたちに重宝される台詞の一つとなっている。
その後のドラゴンボール超ではブロリーのセルフオマージュと言える女性サイヤ人ケールが登場し、キャベに対して「キャベ…まずお前から血祭りにあげてやる!」と発言した。
余談だが、ブロリー登場の劇場版としては第三作目(厳密には本作のブロリーは二作目までに登場したブロリーの血液から人工的に造られたクローンであるバイオブロリー)となる超戦士撃破!!勝つのはオレだでは、バイオブロリー含むバイオ戦士製造に出資していたジャガー・バッタ男爵が「奴らを村祭りにあげろ!」と血祭りの言い違いをしている。
(ジャガーは他にも「ヘアスプレーの精神(フェアプレーの精神)」など度々言葉を間違えており登場キャラに指摘されていた)
トランスフォーマー
シリーズ第一作『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第一話において、正義の組織サイバトロンの戦士・クリフが使用。
司令官コンボイが、敵対勢力である悪の軍団デストロンの動向を探るため、偵察員ハウンドを向かわせようとした際、彼は「私も行ってデストロンの奴らを2~3人血祭りに上げてきます!」と同行を志願する。
直前に「偵察」といったばかりな上、その正義の味方らしからぬ発言ということもあり、いろいろとツッコミどころの多さから印象に残っている視聴者も多い。
※上記の台詞は日本語版の翻訳を担当した平田勝茂氏による脚色の結果であり、原語版をそのまま翻訳した場合の本来の台詞は「ディセプティコンの奴らのケツを蹴り飛ばしたいぜ!」であり日本版程血気盛んな発言はしていない。
なお、彼に限らずボディが赤い塗装のサイバトロン戦士は何故か皆血の気が多いのが通例となっている。
また、全くの余談だが、アニメトランスフォーマープライムおよび実写6作目では、逆にクリフのほうが敵に捕縛され血祭りにあげられてしまった。
デストロンのガラクタ共め!ふざけた記事書きやがって!!俺がスクラップにしてやる!!
(byアイアンハイド)