覇王大系リューナイト
はおうたいけいりゅーないと
概要
テレビアニメ『覇王大系リューナイト』は、1994年4月5日から1995年3月28日までテレビ東京系で放送された。全52話。
漫画版『覇王大系リューナイト』は、原作者である伊東岳彦により「月刊Vジャンプ」に連載された。コミック版は全3巻、文庫版は上・下巻。
OVA『覇王大系リューナイト アデュー・レジェンド』は、1994年7月21日から1996年5月25日にかけて全17話（第1部が13話、第2部が4話）が発売された。
TVシリーズと共通しているのはアースティアの世界観と主人公格のキャラクターとリューだけで、ストーリーや敵役のキャラクターとリューはOVA独自のものとなっている。
ストーリー
騎士に憧れる見習い騎士アデュー・ウォルサムは、真の騎士になるためアースティアの中心に突き刺さっている剣アースブレードに向かって旅を続けていた。
旅先で出会う魔法使いのパッフィー・パフリシア、忍者のサルトビ・佐助、僧侶のイズミと共に旅を続ける途中、アースティアの支配を目論む敵が現れる。
登場人物
人間
アデュー・ウォルサム（CV：結城比呂(現優希比呂）
パッフィー・パフリシア（CV：矢島晶子）
ラーサー・ウォルサム（CV：井上和彦）
キューティーソルジャーズ（CV：横山智佐、玉川紗己子、大谷育江、こおろぎさとみ）
登場メカ
ドゥーム
リゲルのドゥーム
イドロのドゥーム
ギメルのドゥーム
ドアンのドゥーム
アドリアのドゥーム
ギルラのドゥーム
リムジンのドゥーム
ナイルのドゥーム
アイザックのドゥーム
皇帝側近のドゥーム
皇帝のドゥーム
量産型ドゥーム
邪竜族飛行兵
主題歌
オープニングテーマ
「Good-bye Tears」(1〜28話)
歌 - 高橋由美子 / 作詞 - 柚木美祐 / 作曲 - 工藤崇 / 編曲 - 岩本正樹
「Run ～今日が変わるMagic～」(29〜52話)
歌 - 三重野瞳 / 作詞 - 佐藤ありす / 作曲 - 松原みき / 編曲 - 根岸貴幸
エンディングテーマ
「瞳にDiamond」(1〜28話)
歌 - 三重野瞳 / 作詞 - 佐藤ありす / 作曲 - 保刈久明 / 編曲 - 根岸貴幸
「終わらない季節（なつ）」(29〜52話)
歌 - 三重野瞳 / 作詞 - 佐藤ありす / 作曲 - 工藤崇 / 編曲 - 根岸貴幸
余談
- 二頭身半程度のメカデザイン、ファンタジーRPG調の設定など、同じサンライズアニメ『魔神英雄伝ワタル』に類似(メインメカデザが同じ)した点が多々見受けられる。また、伊東がキャラデザ原案を担当した『NG騎士ラムネ&40』にも類似する点が多く、それら2作の特性を併せ持った作品と言える。ただしこちらは主人公が別の世界でヒーローになる設定ではなく、あくまで現実世界と切り離された世界観での出来事となっている。
- 同時期に放送された『魔法騎士レイアース』と間違えられることが多いらしく、アニメ雑誌でも『覇王大系レイアース』と紹介されてしまっていた。ちなみにレイアースもスパロボに参戦してはいるが、リューナイトとの共演は現在のところ実現していない。
- 裏設定だが、OVA→コミカライズ→TVシリーズの順で時代が経過している。タイトルに『覇王大系』とついている理由がこれであり、各時代に生きたヒーローの物語をそれぞれ描いている。加えて国や世界の移り変わりや技術の発展（例えばOVAではソリッドは登場していないがコミカライズ以降は登場する）など、すべての触媒において何らかの繋がりがあるが、上記の通り世界観と主要人物（名前と姿は同じだが、別人）とリューは共通している。
- 2015年、20周年を迎えて記念展（キャラデザ・そえたかずひろ氏作品展）が１月～２月末にかけて行われた。
