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スペースブリッジの編集履歴

2024-09-03 17:27:36 バージョン

スペースブリッジ

すぺーすぶりっじ

*概要 スペースブリッジとはトランスフォーマーシリーズに登場するワープ空間、もしくはその空間を形成する装置の事を指す。

各シリーズの設定

初代

母星セイバートロン星から地球にやってきたトランスフォーマー達が最初の到達時の様に宇宙船をいちいち乗って行き来する手間を省いて物資や人員を移動させるべく開発された装置とそれが作り出す星と星の間に架ける仮想的な橋を指す。

基本的にデストロンが所有しているシステムで地球に設置した形成装置が空中にワープホールを作り出しそれに吸い込まれる形で物質を吸い込みワームホール内を移動、セイバートロン星のデストロン本部に設置してある受け入れ口に出てくる。

セイバートロン星のデストロン本部は当時エネルギーが底を尽きかけておりそれを補うべく地球からのエネルギー搬送を狙って完成され、当初はナビゲーションシステムがなくて亜空間に飛ばされたり、サイバトロンを実験体にするも一回ごとに時間が必要だったので逃げられたりとアクシデントがあったが完成。以後地球とセイバートロン星を行き来出来る数少ない手段となりセイバートロン星側のシステムはデストロン本隊の留守を預かるレーザーウェーブが管理する事となった。


スーパーリンク

空中に形成されるワープ空間に突入して使用できる。従来と異なり発生装置を必要とする描写はない。サイバトロンとデストロンが使用するもので色が異なっており前者が水色、後者が出入口が暗い紫で内側が黒色をしている。この中を通る時は飛行能力を持たない者も移動可能となっており宇宙服を装着すれば地球人も行動可能。加えて星サイズの物体も移動可能となっており惑星の軌道上に届く高さの基地であるサイバトロンシティやユニクロンが突入した事もある。


ギャラクシーフォース

基本的な設定はスーパーリンクと同じ(初期設定では世界観を共有していた事から来ている)。


アニメイテッド

特殊なゲート型の装置が発生し青い光球の中に突入する事でワープする。ただしバグが発生しやすくエネルギーの余波で装置が爆発する事すらありワープ元と先で共通コマンドを認証しないと安全に使用できない。オメガスプリームには生成装置が組み込まれており単身でワープが可能(後にオートボットの一部のメンバーも生成装置を独立して運ぶ事で単身ワープを行っている)。


実写TFシリーズ

サイバトロン星の旧世代が用いていたワープ航法でリベンジジェットファイアはその体に生成装置を内蔵しており*主人公達をアメリカからエジプトに連れていく際に使用したが長年のエネルゴン不足で機能が劣化していたため到着時転送地点から一行は弾かれるように飛ばされておりジェットファイアは違う星でないだけ上出来と称していた。

続編のダークサイドムーンではセンチネルプライムが開発した改良型と思われるブリッジの穴を生成する柱が登場しておりサイバトロン星を脱出する際宇宙船アークに数百本積んであったが地球の月面に墜落した際にアーク内に侵入したディセプティコンに持ち去られていた。オートボットはこれを外宇宙で使用し戦場と化していたサイバトロン星から脱出する計画が立てていたが母星の荒廃を憂いたセンチネルは独断でディセプティコンと密約を交わしており個体数の多い知的生命体を見つけ出し彼らを従わせサイバトロン星再建の労働力にする計画を立てていた。巧妙にそれを隠したディセプティコンは故意にオートボットにアークの存在を知らせ仮死状態であったセンチネルをマトリクスにより蘇生させると計画を再開。回収済みだった柱で月面から兵士を転送、上記の計画の条件を満たしていた地球を制圧に乗り出しサイバトロン星を地球の軌道上に転送して地球人類を星の復興に利用しようとした。途中まで転送は進んだのだが地球征服を阻止しようと乗り込んできたオートボット、米軍、数人の民間協力者によりコントローラーの機能を持つ柱が破壊されたため転送は中断、元の星系へと引き戻されていった。



プライムアドベンチャー

サイバトロン星のロストテクノロジーと化していた技術と思われていたがディセプティコンの科学者ショックウェーブが復元に成功する。リング状のゲートからエネルゴンを動力に機動する装置で発生するホールを潜って移動する。双方向に使え距離の制限もないがエネルゴンの使用量が多くなる上に地球とサイバトロン星の様に何光年も離れた地点は外部装置で精確に地点を定める必要がある。

作中ではディセプティコンが作成した2台が登場。それによりメガトロンはサイバトロン星の戦死者をダークエネルゴンでゾンビ状の兵テラーコンを誕生させようとしていたがオートボットがブリッジを起爆した事により破壊された。2台目も作られたがその時丁度サイバトロン星へ行く手段を欲していたオートボットに利用される事となり別の地点へ移動させられていた。


続編のアドベンチャーでもオートボット一行が再び地球に訪れる際文化博物館の展示にされていたものを使用している。またディセプティコンのサンダーフーフが偶然出会った人々を騙してスペースブリッジを作らせたが所詮は素人が作った出来の悪いスペースブリッジだったので作動させた結果ブラックホールが発生してしまい、危うくバンブルビーたちが飲まれかけた。



アーススパーク

G1から派生した世界観とされているため初代と大差ないと思われる。本編の15年前、戦争の不毛さに気づきディセプティコンを脱退したメガトロンはオートボットと共闘しオールスパークをサイバトロン星に戻し荒廃していった故郷を復活させようとした。ディセプティコンの妨害を受けながらもワームホールに放り込む事は出来たのだがスペースブリッジの生成装置が戦闘の最中で破壊されたためそれにワームホールが巻き込まれてしまいオールスパークは消滅したと思われており、それにより生命の源が絶たれたサイバトロン星は死滅してしまったという(ただし15年も前である上に地球にいるトランスフォーマー達はサイバトロン星の様子を見に行く事は出来ないので本当に滅亡したかは不明)。



関連用語

スペースブリッジとは異なるがトランスフォーマーシリーズは宇宙各地が舞台になる関係上他にも宇宙航行用の技術が登場するのは珍しくなくこの項目はそれらに対して紹介する。

トランスワープ・ドライブ

ビーストウォーズシリーズに登場する宇宙航行技術、またはそれを可能とするエンジンやシステムで地球歴2010~2300年の間に完成された。このエンジンにより形成された「トランスワープ・ポータル」に突入し内部の「トランスワープ・ワームホール」を通過する事でより高性能な移動だけでなく時間旅行をも可能としている。それは未来を知れたり歴史改変が可能となる危険性がある事を意味しているため使用は厳重に管理されていたと思われつつもトランスフォーマー達による本格的な宇宙調査・開拓が始まる事となった。しかしその改変の問題からビーストウォーズが引き起こされるきっかけとなった


グランドブリッジ

プライムに登場するスペースブリッジの簡易版。スペースブリッジより少ないエネルゴンと乏しい技術で作成可能だが惑星の軌道上までの範囲が限界かつ電車の様に移動中の乗り物に向けてブレが大きいリスクが伴う。よっていずれサイバトロン星への帰還を考えていたオートボットはスペースブリッジの入手を求めていたが後にプライムの称号を持つ者が使用できるあらゆる道具を製作できる「ソラスプライムハンマー」にてスペースブリッジに改良している。

アドベンチャーでもフラクチャーが所持していた宇宙船に搭載されていたものが登場しており持ち主が乗り捨てた後オートボットが回収、以後の作戦に用いられた。


トランスワープ・キー

実写7作品目ビースト覚醒に登場。見た目は信号が付いた笛の様な外観をしており時間・並行世界の枠を超えて星々を移動に用いる装置。実写世界のマクシマルが管理していたが彼らが住む星を捕食しに襲撃に来たユニクロンが入手すべく部下の テラーコンを差し向ける。ユニクロンがキーを手に入れたらあらゆる時代・世界の星を全て餌にするのは明白であったためマクシマルはなんとしても渡す気はなく故郷が喰われつつもほんの一握りが地球へと逃亡(この際にもキーで時空を超えており本編の時代の地球・サイバトロン星よりも未来からやってきた事を示唆した発言をしている)、奪われる時に備えキーを分割し自分達も2グループに分かれて当時の古代人と共生し数千年潜伏していた。1994年、古代ヌビア人がエアレイザーを模して作ったキーを収納していた猛禽類の石像がニューヨークの博物館に運び込まれ石像を分析していたエレーナが起動させてしまい放出された光がオートボットに感知される事になる(地球人には視認できないため世間には気づかれなかった)。サイバトロン星へ帰る手段を求めていたオートボットは成り行きで協力者となったノアにキーを回収させようと潜入させるがエネルギーがテラーコンにも居場所を明かしてしまい襲撃してきた彼らにキーを奪われてしまう。もう一方はペルーに手がかりが見られた事でオートボット・マクシマル・地球人のチームはそこへ捜索に訪れる。現地に潜伏していたマクシマルが代々協力関係にあった現地住民と共同でもう片方は管理されていたがテラーコンにエアレイザーが洗脳された事で渡してしまい地球の軌道上にユニクロンが転送、地球を餌にしようとしてきたがオートボット・マクシマルの連合軍が進軍、キーの解除コードを入力に成功する。しかしスカージが悪あがきに転送装置のシャットダウンに持っていく前にコントロールパネルを破壊してしまいキーそのものを破壊するしかユニクロンを止める方法が無くなってしまう。皆が躊躇う中キーを破壊する事をオプティマスは決断、サイバトロン星への帰還手段を封じる事になりながらもユニクロンを元の次元に押し戻し地球を救う事に成功した。


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