「ネコマタじゃニャイ!マ・タ・ネ・コニャ。兄貴はオレっちの”はとこの友達のお兄さん”ニャ!!」
データ
概要
忍び26「夏だ!ラストニンジャレース中間発表!」に登場。声優はネコマタと同じく関智一氏。
ストップウォッチに封印の手裏剣が取り憑いて誕生した、古来の「猫又」に似た伝承を受け継いだ妖怪。一人称は「オレっち」。
姿はネコマタと酷似しているが胸の時計が緑色のデジタル時計からオレンジ色のストップウォッチになっており、体に白いラインが追加されている等違いがある。クイズが得意。
ネコマタとは「はとこの友達の兄(つまり他人)」の関係らしく、見た目は似ているが「猫又」とはまた違った妖怪である。
時間を操る能力は持ち合わせてはおらず、胸の時計はただのストップウォッチでクイズの時間を計測するだけにしか役に立たないが、人間に化けることができ、「超肉球ボンバー」は使用することができる。ネコマタと違って戦闘力はあまり高くなく、逃げ足が速い。
活躍
倒されたネコマタの仇を討つために伊賀崎好天の姿に化けて、デタラメなランキングやクイズでニンニンジャーを仲間割れさせようと企む。
ただし、完全にマタネコの趣味な女性陣はともかく、男性陣に対しては意外と真面目かつ正当に評価していた。
以下は偽好天(マタネコ)が選んだニンニンジャーのランキングである。
一位・風花→かわいいので
二位・凪→要所で重要な活躍をしているので
三位・霞→はんぺんが苦手なので
四位・キンジ→戦闘中写メ撮ったりふざけすぎなので
五位・八雲→魔法に頼りすぎなので
ビリ・天晴→まるで成長していない…ので
しかし、薄々本物の好天ではないことに気づいていた霞に本物の好天を連れて来られ、好物のマタタビを与えられた事で正体がバレてしまう。
得意の逃げ足で逃走するもニンニンジャーに追い詰められてしまう。その時偶然見つけた九衛門の小槌を武器にして戦うも、誤ってアカニンジャー超絶を「肥大蕃息の術」で巨大化させてしまう。(さながら某巨大ヒーローの如く)
自身も小槌で巨大化して戦う(巨大化時の口調は完全に某執事のそれであった)も、シノビマルも参戦してしまったことでどうすることもできなくなり、クイズを出すも通用せず(クイズは自身とアカニンジャー超絶、どっちが勝つかだった。)、アカニンジャー超絶の「超絶巨大手裏剣斬」を受け、「またそっくりなやつが来るぞ」とさらなる同族が登場することを匂わせる発言をして倒された(後に本当にそっくりな妖怪は登場することになる…)。その後、巨大化したアカニンジャ―超絶は無事元の大きさに戻った事から効果に永続性はないようである。
その時の光景を見ていた九衛門は以前ネコマタを「使えないやつ」と罵倒していたが、巨大化したのを見て小槌が近くにあることに気づき、小槌を無事回収することができた(経緯は不明だが、今回は落とした小槌を探し回っていた)。
結局、本物の好天は改めて凪が尋ねた「誰が一番」という問いに「お前たち横一線」と答え、孫達を励ました。
余談
スーパー戦隊自身が巨大化したのは、過去にもマジマザーやドラゴンレンジャー等が存在する。
ちなみに、以前に倒された怪人に似た姿の親族の怪人の登場は、未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブに登場したロンダー囚人の親族達(ドゴールの弟レアル、レイホウの姉ルピア、オーグの叔父バーツ、ゲーマルクの従兄弟ディナール、ブラスター・マドウの隣人シリング)がいる。
その中で、シリングはブラスター・マドウの隣人で全くの他人である。