ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

辛木田絆斗の編集履歴

2024-10-13 11:22:34 バージョン

辛木田絆斗

からきだはんと

特撮番組『仮面ライダーガヴ』の登場人物。

グラニュートは、俺がぶっ倒す!」

「悪いが………お互い詮索はナシで行こうぜ?」


演:日野友輔


変身する仮面ライダー

仮面ライダーヴァレン


概要

フリーライターの青年で怪物グラニュート絡みの連続失踪事件を調査している。


ライターとして実績を積む一方で幼少期に母を奪ったモンスター(後述)の情報を長年追っていた中、お菓子のような仮面ライダーの活動開始と、それに伴う酸賀研造との出会いによってグラニュートの存在と暗躍を知ることとなる。そして師匠兼親代わりの塩谷までもニエルブ手の者によって殺されたことから、利害の一致した酸賀と結託、グラニュートの生体器官を体内に移植する危うい生体実験の被験者となり、人体実験を受けることで仮面ライダーヴァレンに変身し、グラニュートへの復讐の道に生きることとなる。


甘根幸果とは顔見知りで、過去に『はぴぱれ』で3回ほど仕事を依頼している。彼女からは「ハンティー」のあだ名で呼ばれているが、不満の色を浮かべている様子から気に入っていない様子。


容姿

わたくし、ライターをやってます


茶髪を横分けにした髪型と黒いロングコート、派手な柄シャツ、スキニージーンズが特徴の青年。


人物

正義感が強くやる気も充分だが、まだまだ未熟なところもあり、勢い余って無鉄砲な行動をする場面もしばしばである。ライターの師匠であり育ての親の塩谷壮士からもその面を注意されつつも叱咤激励もされるなどと良好な関係である模様。


また、気さくな性格だがそれが災いしてか初対面の人物に距離を近くしてしまう場面もあり、下記の白壁への対応には塩谷から苦言を呈されている。


過去

辛木田絆斗

幼い頃、目の前で母・早恵がグラニュートと思われる狼のような怪人に襲撃されており、グラニュートの存在を調べているのは敵討ちの側面もある。

その後、母がどうなったのかは不明だが、恐らくそのまま拐かされて闇菓子の材料にされたと思われる。

なお、第4話での絆斗の発言やヒトプレスにされた描写が無いことから誘拐されたのはヒトプレス確立前の段階と思われる。


母を失って以降は祖母に育てられていたが、その祖母も亡くなってしまい、荒れて喧嘩に明け暮れていた中で自分たちを記事に書いた塩谷に引き取られ、彼の元で危険な現場への張り込みに付き合わされるなどの苦労を経てジャーナリストとして腕を磨き、そのまま同業者として現在に至る。


活躍

塩谷と共に失踪した男性の妻である白壁恵子を取材。しかし、いきなりモンスターの話を持ち出したために白壁からは邪険に扱われ、塩谷からは「話の持って行き方を考えろ」と諫められてしまった。


その後は独自に調査を続ける中で、ガヴグラニュート・ハウンドの戦いによる爆発事件に遭遇。姿を見るのは叶わなかったが、噂程度に過ぎなかった目撃情報の信憑性が増していく。


SNSからガヴやグラニュートの情報を集め、怪物に襲われた廣井始母子を取材。始は「1人は自分を助けて守ってくれた」と証言したが、ショウマに追跡の手が伸びる事態を危惧した始が詳細を伏せたため、母の記憶から簡単な似顔絵だけのみを得る。


その夜、SNSに投稿された爆破事件の目撃情報から「四つ足の怪物と闘う仮面のライダー」の存在を知り、得た情報との関係について想いを巡らせる中、謎のバギーバイクで走り去るライダー本人の姿を目撃。

母を奪った犯人の手掛かりへと少しずつ近づいているのを確信し、思わず歓喜の声を上げた。


「………見た!……見たぞオレも〜〜〜〜〜ッッ!!」


グラニュート及び「仮面ライダー」の情報がSNS上で広まっていく状況を好機と捉え、絆斗は『はぴぱれ』に情報収集を依頼。仮面ライダーの目撃情報を受けてすぐさま現場に急行する。

そのまま陰でバトルを観察していたが、ガヴの口から出た「闇菓子」のキーワードと「化け物」と怖がれながらも人間を助けた彼の姿を目の当たりにし、対話を試みるが不審者が割って入ったため失敗してしまった。


不審者こと酸賀から自分の追っているモンスターの正体が『異世界の知的生命体=グラニュート』であると説明される。それと同時に母親が拐われた目的が「単なるお菓子のスパイスに適していたから」とする衝撃的な事実に涙を流すも、彼から「グラニュートと戦う手段がある」と聞き、改めて仮面ライダーの調査を決意。


塩谷にも報告するが、グラニュートの詳細を知っているのみならず、怪物を倒す方法(≠兵器)を作ろうとしている酸賀の言葉を「全ては信用しないように」と窘められた。


グラニュートや仮面ライダーを調査する中、とある路地裏で仮面ライダーのお供のなんか小さくてかわいいやつを発見。

どこかへ向かうそれについていくと、そこは謎の仮面の人物達の拠点であり、彼等が闇菓子の原料をアタッシュケースに詰めて運び出そうとする現場に行き着いてしまう。

ゴチゾウとしばらく窓から覗いているうちに咄嗟に思わず石を投げつけて妨害するが、それが原因で彼らに存在がバレて襲撃されてしまう。


彼らの光線銃が真横に着弾した際の衝撃で吹き飛ばされ気絶してしまうが、その間にショウマが到着し変身。ショウマの姿や変身する瞬間こそ見逃したが程なくして目を覚まし、現場から離脱。


ライダーが戦っている間にエージェント達がいた部屋に侵入し、置きっぱなしのアタッシュケースからヒトプレスを回収。巻き付いた帯を無理矢理引きちぎって人々を解放しようと悪戦苦闘するが、戦闘を終えて戻ってきたライダーに「割れたら死んじゃう」と静止されたため、彼に任せることに。

解放された人々がライダーを怖がり「バケモノだ!」と叫ぶも、


「皆落ち着けって!こいつはバケモノじゃない。バケモノから皆を助けた、仮面ライダーだ!」


自分を含めた大勢の人間を助けた恩人だと必死に説得した。


その後『はぴぱれ』で幸果に情報料の支払いを済ませて今後の情報提供の約束を取り付ける。帰り際に丁度はぴぱれにやってきたショウマとすれ違うが、変身シーンを見ていなかったせいで彼が探し求めている「仮面ライダー」であることには気づかなかった。


尚、作戦もなくエージェントに石を投げつけた際に「これっぽっち時間を稼いで何になるってんだ」と自身の行動に悪態をついていたが、その稼いだ時間のお陰で仮面ライダーの現着が間に合い、多数の人間を助けられたため、むしろ大手柄だったと言えるだろう。


グラニュートの拠点の一つでの戦いの翌日、いつも通り事務所に出社したが塩谷がいないことに気付き、彼の出向いた取材先の近辺を探したところ真っ二つに割られた塩谷のヒトプレスを見つけてしまう。


塩谷を助けようと酸賀の元へ訪れるも当然手遅れで、失意に暮れる絆斗だったが、そこで塩谷のヒトプレスからは粘液が確認されたために彼を手に掛けたグラニュートは限られること、そして酸賀が対グラニュート兵器を完成させたことを知る。


しかし、仮面ライダーに匹敵する力を手に入れるためにはグラニュートのみが持つ生体器官を埋め込まなければならない。当然その場を1度後にした絆斗だったが、師匠や母の仇を討つために手術を受けることを決意。


局所麻酔のみ・しかも後遺症は一切不明という(凄まじい激痛を伴う手術だった為、あと二針を縫う段階で気絶してしまうほどの)危険な手術を乗り越えてグラニュートの器官を身体に埋め込まれた絆斗は、ガヴから命からがら逃げ出したオタケを発見。塩谷の仇を遂に見付け出し、ヴァレンバスターの力で「仮面ライダーヴァレン」へと変身する。

ダークチョコレート

「ごめん師匠、俺後戻りできねぇわ…。このまま行くから、見守ってて下さい…!」

初陣に加え、手術直後という最悪のコンディションながらも、執念でオタケを撃破し師匠の仇を取った絆斗は、塩谷の亡骸を握りしめながらグラニュートを狩るために茨の道を進むのだった…。


前回の戦いの後、どこかの建物の屋上でグミの仮面ライダーと互いに変身状態で邂逅。

相手のアイテムを盗んで使っている事をバレまいと誤魔化した事を皮切りに互いに勘違いと勘違いを重ねまくったズレた会話を繰り広げ、「つけられそうになった『チョコレートくん』という名前がカッコ悪くて嫌だから」という理由で自分の変身体をヴァレンと名付けると同時に、「互いに詮索はなし」と不可侵条約を取り付けた。

(尚、「チョコレートくん」が嫌なのに結局チョコから連想した名前にしてしまった事には心のなかでヘコんだ)。


続いて、情報収集の進捗確認をしようと「はぴばれ」に赴き、今度は互いに非変身状態でショウマと邂逅。

互いに「こいつにはバレてはいけない」と認識し合うと同時に、「仮面ライダーのワードで検索させるとヴァレンも引っかかってしまう」可能性に気付き、SNSの情報収集の方法を切り替えるべきか悩む。


気を取り直して未解決の行方不明事件を確認する中、若い芸術家の行方不明事件に突き当たる。

その調査のためにあるギャラリーを訪れるが、そこには犯人らしきグラニュートは不在。しかし丁度そこを根城にするバイトに発破をかけようとやってきていたグロッタ・ストマックと出会ってしまう。


余談

第3話放送で絆斗の過去が明かされた後、多数の視聴者から「絆斗にフラグが乱立された」と騒がれた。

そのフラグ内容を列挙すると以下の通りである。

  • 絆斗の母親を襲ったのは塩谷ではないか?(考察は塩谷壮士の記事を参照)
  • イラストのグラニュートが赤ガヴだったため、件のグラニュートはショウマのグラニュート形態ではないか?

もっとも、前者は4話の次回予告で見られる一幕で否定されており、後者についてはそもそもショウマが初めて人間界にやってくるよりも10年以上前の話であり、その間ショウマはストマック家で母と共に軟禁されていた上、赤ガヴは「そもそもショウマだけの特徴である」と明言されており、腹の赤い部分はガヴの歯茎か素肌の色と見るのが妥当であるため、可能性は極めて低いと思われる。仮にライダーとしての姿以外にグラニュートとしての真の姿を持っていたとしても、腹違いの兄姉達と容姿の特徴がかけ離れ過ぎているのも不自然である。

さらに上記の通り塩谷はヒトプレス化され割られた=人間ということなので前者の説は否定されている。


記事冒頭の台詞が先行紹介時のものだったため、一部ではのような復讐者タイプかと思われていたが、どこか明るい一面や今まで「バケモノ」と恐れられていたガヴに対して「人間……なのか……?」と当たらずとも遠からずかつポジティブ寄りな理解を示しかけた姿や、第5話で「こいつはバケモノじゃない!バケモノからみんなを助けた…仮面ライダーだ!」とヒーローとして扱う姿勢を見せたため、視聴者からは(後に衝突する展開はあるかもしれないが)2号ライダーの中で最初から比較的主人公を好意的に理解している軋轢の少ない珍しいタイプと彼の性格を喜ぶ声が多数上がっている。

放送前のイマジナリー辛木田さん

しかしそれはあくまでガヴを怪物から人々を守るヒーローとしか知らないからであり、ガヴの正体=ショウマが半分人間とはいえ生みと育ての親を殺したグラニュートの一族と知ってしまった場合はどんな反応をするのか···


また、純粋な人間を物理的に改造して仮面ライダーとなった為、久々登場の改造人間タイプのキャラクターと言える。


特殊な物質を開いた腹部に直接入れ込む描写から、『BLACK SUN』の改造手術を思い出した視聴者も多かった。


関連タグ

仮面ライダーガヴ 塩谷ジャーナリスト事務所

悲劇のヒーロー 復讐者


入間銃兎 違法薬物により両親と信頼していた先輩を失い、違法薬物をなくす復讐のためCV外の人と共に手段を選ばず戦う警察官。


2号ライダー変身者

九堂りんね辛木田絆斗

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました