アラビアの定義はあいまいであるが、「アラブ諸国とその文化の影響を大きく受けた地域圏」と言えようか。この中でも特に、アラブ諸国東部に当たるアラビア半島とその周辺の国々が「アラビア」といって日本人に想起されやすい地域である。
なおアラブを大雑把に定義すると、「アラブ人が多数派の国々」=「アラビア語を話す人々が住む地域」とされる。すなわち、アラブ人の国ではないイスラエルとトルコがアラビアに含まれない事に留意されたい(パレスチナは含まれる)。
なお、アラビアに属する国々のほとんどがイスラム圏であるが、アラブ人にはキリスト教徒も多くいる。
アラビアの国々
アジア大陸
……ここまでが、大多数の日本人のイメージする「アラビア」に近いところであろう。以下はアフリカ大陸に属するが、アラブ人が主体の地域であり、上記の国々と文化的共通性が強い。