岩隠れ

いわがくれ

漫画『NARUTO』に登場する地名及びそこに所属する人物に対して使用される用語。

概要

五大国の1つに数えられる「土の国」と呼ばれる国に存在する忍の隠れ里。土影と呼ばれる者が長として里を治める。

岩山の多い地形が特徴。第三次忍界大戦では木ノ葉隠れと激戦を繰り広げている。

長く土影として治めているオオノキの政策によって、裏で犯罪結社である暁を利用していた経緯からか、鉄の国のミフネからは血霧の里こと霧隠れ同様に信用がなかった。

中忍試験が終了してから暫くした後、自らを「ツクラレ」と称する者達にミツキは付け狙われ、ミツキは口寄せの蛇に自らの意思を残してその者達と共に岩隠れへと向かってしまった。

当然、ミツキを取り戻そうとしていたうずまきボルト達は里抜けの覚悟でその後を多い、うずまきナルトもミツキ誘拐への用意周到さに疑問を感じ、現土影の黒ツチと共にミツキの捜索を行っていた。

だが、土の国へ向かった木の葉の忍び達は「ツクラレ」と"芥"と呼ばれる謎の存在の前に全滅。黒ツチも里内で「ツクラレ」の一味に襲撃され監禁されているという、表沙汰になれば戦争へ発展してもおかしくない危機的な状況に陥っていた。

何とか里内へと潜入したボルトは以前木の葉の里で出会ったオオノキを頼りに彼の元へと赴いたのだが……。

また、NARUTO時代では詳しく描写されなかった岩隠れの里に関して、アニメ版のBORUTOでは描写されている。NARUTO時代の市街地は度重なる戦争で被害を受けていたため、数年かけて新たに市街地が建設され、そこに里の機能が移転されている。

新市街地は荒涼とした大地にストーンヘンジの如くそびえる巨大な岩の上に建設され、荒れた大地に負けずに逞しく栄えている様子を見せていた。