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ギャラクシーアーマー

ぎゃらくしーあーまー

「ギャラクシーアーマー」とは、特撮TV作品『ウルトラマンアーク』第15話から登場する超能力攻撃特化形態。

宇宙の力を、その身に纏え!

概要

ウルトラマンアークが従来のウルトラマンにおけるタイプチェンジの要領でカラータイマーが赤く点滅し始めた時にのみ装着できる、飛世ユウマの想像力から生まれた神秘の鎧、『アークアーマー』の一種。

太陽のイメージから生まれたソリスアーマー、月のイメージから生まれたルーナアーマー、そして、『ウルトラヒーローズEXPO2024 サマーフェスティバル』で登場した、土星のイメージから生まれたサトゥルーアーマーに続く第4(テレビシリーズに限れば第3)のアークアーマーがギャラクシーアーマーである。

スイードユウマオニキスに関する真実を見せつけることでユウマの心を挫き絶望させ、ウルトラマンアークに変身できなくさせて邪魔者を排除して任務を達成しようとした。

しかし、真実を知った上でアークの『ユウマが真実を知ることで戦えなくなるのが怖かった』、『ユウマと共に過ごすうちに地球と人間を愛するようになった』という思いを受けた事でユウマは恐怖や絶望を乗り越え、再びアークと共に戦うことを決意する。

狐ヶ森に向かったアークはザディーメを止めようとするが、スイードの妨害を受けてしまう。しかし、シュウユピーのアシストによって解放されたアークはソリスアーマーでザディーメを撥ね退けた後、アークアイソードを構えて高速回転しながらオニキスに突っ込んだ

そしてオニキスを体内に取り込んだアークが、アーク自身の想像力でオニキスを分解し、アークキューブとして再構成することで制御、その超エネルギーを基にギャラクシーアーマーを形成した。

メインカラーは紫。前述の3つのアーマーと異なり、鉱石を想起させる武骨なデザインが特徴。また、胸部、肩部、腕部以外に両足にもアーマーが装着される。これはギャラクシーアーマーのみの特徴。

戦闘スタイル

能力としてはパワータイプのソリスアーマー、スピードタイプのルーナアーマーとは異なる、強大な超能力を発揮できるタイプ。単純な基礎戦闘力も勿論パワーアップしており、スピーディかつ手数で圧倒する格闘スタイルで、真っ向からの肉弾戦でもザディーメを圧倒した。

ソリスアーマーとは違い一応飛行能力自体はあるらしく第18話では防衛ラインを飛行して突破してきたバザンガと1度空中戦を繰り広げている。ただ、流石に単純なスピードだけで言えばルーナアーマーよりも劣るらしく、第18話ではこの形態からルーナアーマーに換装する形で危機を脱している。

想像力(機転)で戦うアークのスタイルから強化フォームのスペックごり押しは滅多にしないこと、状況によってはアークアーマーを使わないことによる利点もできること(特にアークアイソードとアークギャラクサーの併用ができない)もあり、モグージョンやバザンガ、トリゲロスなどの様にギャラクシーアーマーの入手後でも通常形態のまま怪獣を倒す場面も多くあった。

そのためか意外にも新世代ヒーローズ作品の最強形態としては出番はかなり少ない傾向にあり、劇中でこの形態のまま倒した怪獣はザディーメタガヌラーキングオブモンスギルバグ程度である(タガヌラーは無数の幽体として出現した物を掃討しているが)。

空間転移の際は「オニキシウム粒子」という特殊な粒子を利用して行っており、いわばワームホールに近い性質を持っている。なお、このオニキシウム粒子という名称はオニキスを研究する過程で宇宙科学局が発見・命名した物である。この粒子自体は変身中は無尽蔵に生成できるためか、防衛隊所有の発射装置に分け与えることも難なく可能。

武器

アークフェザー

アーマー装着時にギャラクシーオブジェクトから分離する4つの羽根状の物体。攻防一体の万能武器で、アークの念動力により遠隔誘導される。

アークギャラクサー

4つのアークフェザーが合体して現れるギャラクシーアーマー専用の武器。ノコギリ状の刃を備えた短刀状の武器で、ギャラクシーアーマーを装着した状態でも斬撃技・光線技を発動可能。

必殺技

  • ギャラクサーファイナライズ

アークギャラクサーのスリット部にギャラクシー→ソリス→ルーナの順にアークキューブを装填して発動するギャラクシーアーマー最強の必殺光線。アークのメイン必殺技であるアークファイナライズの強化版に当たる。

発動の際にはアークギャラクサーを手に持ちながら両手を十字に組んで発射する。ザディーメキングオブモンスといった強敵達を倒す程の超・破壊力を誇るが、意外にもオリジナルのアークファイナライズと比べて使用回数は少ない。

  • ギャラクサーディフュージョンアロー

アークギャラクサーのスリット部にルーナ→ソリス→ギャラクシーの順にアークキューブを装填して発動する必殺技。

アークギャラクサーを弓として無数の光の矢を放つ。非常に高い威力と制圧力が持ち味で、大勢で飛行してきた無数のタガヌラーを撃破した。

  • ギャラクサースクリューフェザー

アークギャラクサーのスリット部にソリス→ギャラクシー→ルーナの順にアークキューブを装填して発動する必殺技。

アークギャラクサーを一度アークフェザーに分離させ、ソリスキューブの力で赤色に光るアークフェザーを超高速回転させた八つ裂き光輪の如く発射、そのまま敵を横に切断してしまう。

第18話冒頭にタガヌラーを倒した。

  • ギャラクサースパイラル

アークギャラクサーのスリット部にブレーザー→ソリス→ルーナの順にアークキューブを装填して発動する必殺技。

アークギャラクサーに光のドリルを纏わせて突進攻撃を行う。

発動時には、同じくブレーザーキューブを使用したアークスパイラルバレード同様、頭部にブレーザーを思わせるの炎のような水色の光が現れる。

  • ギャラクサーオーバー・ザ・トップ

オニキスの邪悪な光を変換したミラクルアークキューブをアークギャラクサーに装填して発動する必殺光線。大まかな内容はギャラクサーファイナライズと同様だが若干エフェクトの量が増えているのも特徴。威力も飛躍的に向上しているらしく、一撃でギルバグを葬る程のパワーを見せた。

  • ギャラクサーショット

アークギャラクサーから放つ光線技。ウルトラマンジャックが行っていた「ウルトラショット」にも似た技。いわゆる牽制技ポジションではあるが、全弾命中すればザディーメにもある程度大きなダメージを与えることが可能。

  • ギャラクサースライサー

アークギャラクサーを剣として振るって、敵を切り倒す。

アークギャラクサーの剣としての必殺技。

高速で突撃して、すれ違いざまに横一文字に一刀両断する。

元はザンギルが用いるこの世ならぬものを斬るための剣技だが、ユウマが彼から「この世ならぬものは心で斬る」「命の潮流に心を委ね、流れるように斬る」という心構えとウルトラマンとしての使命を説かれたことで、直後のタガヌラー戦で成功させ、修得した。

  • アークフェザーアタック

超能力でアークフェザーを飛ばし、敵を攻撃する。

  • アークフェザークロー

アークフェザーを鉤爪のように手に装着させて、敵を切り裂く。

  • アークフェザーサークル

2つ~4つのアークフェザーが正円を描いて高速回転することによって形成される時空の門。空間転移や次元移動を可能とする。

  • フェザーサークルアタック

アークがアークフェザーサークルに飛び込み、敵が予測できない位置から現れて奇襲攻撃を行う。アーク本人の意思で上半身や下半身のみを出現させることも可能で、敵に予測困難な格闘攻撃も兼ねている。

  • フェザーサークルアブゾーブ

アークフェザーサークルで敵の攻撃を吸収する防御技。劇中ではザディーメの使用したテセラクトーンを吸収した(吸収された後の物体がどうなるかは明言されていないが、フェザーサークルにアークが入っても特に何も異常がなかったことを踏まえると…)。

  • トリプルドッペルゲンガー

大量のタガヌラーに対処するために分身体の「アークドッペルゲンガー」を作り出した技。

分身体はそれぞれ意識を持ち、ルーナーアーマーもしくはソリスアーマーを纏うことができる。

  • ルーナブランチソーサー

ルーナアーマーアークドッペルゲンガーが更に分身し、天空で円陣を組んでソーサーを投げる技。

分身とはいえ一応実体があるソーサーなので、劇中ではこれら全てを使ってタガヌラーを複数体撃破している。

  • ソリスディフェンシヴウォール

ルーナアーマーアークドッペルゲンガー全てがソリスアーマーを換装して防御壁を作る技。

劇中では無数のタガヌラーの光線を見事防ぎ切った。

弱点

上述のとおりオニキス=ゼ・ズーゲートを再構成して誕生したギャラクシーアーマーキューブだが、逆を言えば恒星ソニアからの直結ルートがそのまま形を変えて未だにユウマ/アークの体内に存在しているということである。それを察知したゼ・ズーはオニキスを介して恒星ソニアのエネルギーとともに汚染物質を送り込むことでアークの肉体を蝕んで弱体化させ、オニキスを制御不能にしようと画策していた。

汚染物質によるアークの体内汚染が進んでいたギルバグ戦では、ギャラクシーアーマーをまともに制御できず、逆にアークフェザーで自身が攻撃されてしまうほどピンチに陥ってしまう。

最終回ではこれらの汚染物質を逆に利用してミラクルアークキューブに変換することでこの問題を解決。その後のユウマ達の地球への帰還(を示唆する描写)などからオニキスの問題はある程度解決しており、少なくとも毒素で肉体が蝕まれる現象はなくなったと思われる。

余談

  • 監督の辻本貴則が最強形態が初登場した回を担当するのはギャラクシーアーマーが初めてである。
  • ギャラクシーアーマーが初登場した回が放送された5年前にも最強形態が初登場した回が放送されていた。
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