概要
第3部「スターダストクルセイダース」でのホウィール・オブ・フォーチュン戦にて空条承太郎が発したセリフ。
同シーンでは、シリーズを通して幾度も描かれている「道なき道を切り開く」様を物理的な形で示している。
あらすじ
車と一体化したスタンド「ホウィール・オブ・フォーチュン」に襲われたジョースター一行。
迎撃にあたっていた承太郎は、打ち出されたガソリンを喰らってしまい、全身が炎に包まれた。絶体絶命のこの場面。ホウィール・オブ・フォーチュンの本体であるズィー・ズィーは勝ち誇り、
「 勝ったッ!第3部完! 」
メタ的セリフをかました。次の瞬間、
「 ほーお それでだれがこの空条承太郎のかわりをつとめるんだ? 」
「 まさか てめーのわけはねーよな! 」
実は承太郎はとっさに燃えた上着を脱ぎ捨ててスタープラチナで穴を掘り、地中に逃れて事なきを得ていたのだ。
「 ところでおめえさっき「道」がないとかなんとかいってたなあ 」
「 違うね……………『道』というものは自分で切り開くものだ 」
「 ……ということでひとつ この空条承太郎が…実際に手本を見せてやるぜ 」
「 道を切り開くところのな! 」
呆然とするズィー・ズィーにスタープラチナの拳が容赦なく襲い掛かる。
ズィー・ズィーがぶっとばされた勢いで、地面には引きずった痕ができた。
「 …とこうやるんだぜ 」
「 これで貴様がすっとんだ後に文字どおり「道」ができたようで…よかったよかった 」