概要
嵐と野分は、共に第四駆逐隊に所属していた陽炎型駆逐艦である。
野分は舞風との、嵐は萩風との関係が掘り下げられる事が多いためあまり目立たない組み合わせではあるが、史実では第四駆逐隊編成当初同じ第一小隊を組んでおり、太平洋戦争初戦を共に戦い抜いている。
特に南方作戦・チラチャップ沖海戦では、商船4隻を拿捕、商船3隻・油槽船4隻・駆逐艦1隻・砲艦1隻・護衛艦1隻を撃沈と、僚艦の愛宕とともに大嵐を巻き起こした、まさに台風コンビ。
また、ガダルカナルでの輸送作戦で野分が大破した際は嵐がショートランド泊地までの曳航を行ったという説がある(曳航したのは長波で、嵐は護衛をしていたという説もあるが、どちらにしても野分を退避させていた事に変わりはない)。
ちなみに野分が舞風と、嵐が萩風と小隊を組むようになったのは、ガダルカナルの戦いに入った辺りからである。
艦これでは共にイケメンと評される事が多い艦娘であり、四水戦旗艦で上司の那珂を「那珂さん」と呼んで畏まっている2人である。
また、登録上は野分が15番艦で嵐は16番艦だが、起工・進水・竣工のいずれも嵐の方が早く、実は嵐の方がお姉さんという事になる。また第四駆逐隊への編入も嵐の方が先だったりする。また、両艦とも舞鶴海軍工廠で並んで建造されており、建造及び初期編成でずっと一緒にいたことになる。