えちぜん鉄道7000形

えちぜんてつどうななせんがた

えちぜん鉄道に在籍している車両である。

概要

2012年3月に引退したJR東海119系電車のうち、ワンマン運転対応用に改造していた5300番台2両編成6本をえちぜん鉄道が譲り受け、大改造の上投入したもの。

どれ位大改造したかというと・・・。

• パンタグラフの載せ替え＆増設
• トイレの撤去
• VVVFインバータ制御(制御装置は三菱電機製)へ交換し、主電動機も三相誘導モーターへ変更
• 正面デザインを大規模変更、排障器設置
• 半自動機構を撤去

化け具合を見たければ改造前と改造後を見ていただければ分かる。

119系の面影を残しているのは側面とテールライトの位置、台車(の見た目)、エアコンぐらいなものである。

台車自体は種車時代と同じものであるためコイルバネだが、駆動方式が中空軸並行カルダンからWN並行カルダンに変わっている。

なお改造を担当したのは「大阪車輌工業」という会社である。この会社、過去には名古屋市営地下鉄の車両をアルゼンチン・ブエノスアイレス地下鉄へ譲渡する際の改造や、和歌山電鐵2270系の大幅改装を担当している。

関連イラスト

関連項目

えちぜん鉄道　魔改造　VVVF更新　7000形