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概要
『ウルトラマンタロウ』第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」に登場。
東京の中心部に突如として生えて来た巨大キノコ。
その正体は約4億1600万~3億5920万年前のデボン紀に繫栄していた古代種で、地下で細々と生き延びていたが、地下水が枯渇した為、水分を求めて地上へと出現した。
ちなみに見た目は普通の巨大なキノコだが、ウネウネと動くその様は結構気持ち悪い。
毒の胞子を撒き散らす普通のキノコだが、高い知能を持ち合わせており、さらにその体表はミサイル攻撃を受けてもびくともしない程の強度を誇る。また、ZATが駆除の為に投与した薬品も鉄筋コンクリートを溶かす強力な溶解性の毒や『キノコ人間化エキス』へと変換して被害を拡大させるが、最後はタロウの『タロウファイヤー』を受け焼却処分されてしまった………。
が、実は誰にも気づかれることなく、1本だけとても小さな個体が生き残っており、それも直ぐにアスファルトの下に埋められてしまうが、偶然「植物トランシーバー」で話しかけてきた大介少年を騙して水分を補給した事で復活すると自分を食べさせようと唆す。
渋る大介だったが、そこへやって来た不良中学生三人組が面白半分で大介に食べさせたことで、目論見どおり彼の身体に寄生すると、大介少年をキノコ人間へと変えて操り、彼が暮らしている団地の給水塔を利用して力を蓄え、マシュラへと変貌。
地球をキノコが支配する菱へと変えるべく、その手始めに東京都民を統べて自身の配下のキノコ人間へと変えようと目論み行動を起こすのだった。