概要
佐々木が暮らすアパートに住み、佐々木の1つ隣の部屋に暮らす女子中学生。実母からネグレクトを受けており、家の前で放置されている姿に同情した佐々木から、パンやお菓子などを貰っている内に、彼に異常なまでの執着と情愛を寄せるようになったヤンデレ。学校に通っているが、友人はいない。
佐々木は、同意があったとしても未成年者を連れ込むのは監禁罪に該当しかねないということで、自宅に上げることはしていない。佐々木は児童相談所などに通報したこともあったようだが、どうやら母親は取り繕うのが上手かったらしく、保護に失敗している。
アバドンの使徒として天使と悪魔のデスゲームに、悪魔の側で参加することになる。デスゲームに参加する報酬として、佐々木が自分に性欲を抱くように仕向けるよう、アバドンに要求している。
苗字が「黒須」である事は作中で描写されているが、下の名前は不明。デスゲームが原因で起きた出来事で母親を亡くして以降は二人静に引き取られている。
備考
WEB版では登場せず、書籍版で新たに追加されたキャラクターである。
著者はWEB版と書籍版の差別化を図る際に、担当編集者から既出のヒロインの間を考えてみてはどうかと言われたことから、星崎さん(高校生)と魔法少女(小学生)の間をとって中学生の設定となり、ライトノベル界では年の差ラブコメが、漫画界ではデスゲームが流行っていた背景からそれらの要素を取り入れた結果、彼女の立ち位置は決まったという。
書籍版の人物紹介でヒロイン達の中では、最初に紹介されているが、ピーちゃん公認の二人静や親公認の仲であるエルザに少し押されている。
アニメではカットされている彼女メインのエピソードは単体でボイスコミック化している。