かがり(うしおととら)
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かがり
『うしおととら』の登場人物の1人。
東の鎌鼬三兄妹の末妹。
鎌鼬の役目としては人の傷口に薬を塗って血止めを行う役目を担っている。
十郎以上に人間を激しく憎んでいたが故に、当初は潮たちに対して冷たくトゲトゲしい態度をとっていたが、本来はひたむきで優しい性格をしており、少しばかり天然ボケな一面を持っている。雷信同様に潮と十郎との戦いを切っ掛けに人間を恨む事を止め、潮たちを慕う様になり絶大な信頼を寄せるようになった。
また、とらの事も当初は「獣の槍」遣いの潮に纏わりつくペットの様な妖怪だと吐き捨て嫌悪寒を抱いていたが、彼の強さや度量の大きさに惹かれて行き恋心にも似た感情を抱くようになっていった。
それ故にとらの足手まといになるくらいなら遠くから見ているだけで良いと健気に思ってはいるものの、彼女自身の戦闘能力は極めて高い(車の速度に追いつくほどの脚力とマシンガンの弾も全て斬り刻んでしまうほどの反射神経を持っている)が、本人曰はく兄達と比べると戦力は劣っているとの事。とは言うものの、その戦闘技術のテクニックは三兄妹随一で、当初は若さ任せの血気に逸って向こう見ずな一面があったとはいえ、二千年の時を生きてきた大妖怪・とらの片腕を斬り飛ばすといった事をやってのけており、とらも決して足手まといとは思っておらず、むしろ彼女の実力を認めているぐらいである。
尚、彼女の人間に化身した姿は、非常にセクシーな服装かつ、麗しい美貌の女性の姿しているが、本人は全く自覚がない様だ。ちなみに一度だけ着物姿を披露した事があるほか、小説ではヒロイン兼主人公の1人を務めた事がある。
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