『おジャ魔女どれみ16』シリーズでは矢田はづと共に公式化している。
概要
『おジャ魔女どれみ』シリーズに登場する小竹哲也×春風どれみのNLカップリング。
いわゆる幼馴染カップリングであり、互いに気心が知れているが故に、軽口で悪口を言い合う仲。しかしアニメ本編上では、素直になれない小竹と軽口に本気で怒るどれみ、という間柄(いわゆるケンカップル)でもあるため、進展にはかなりの時間を要している。
小竹は心の中でどれみの事が好きなのだが、幼い頃からの既知の仲という気安さから来る「照れ」のために素直になれず、修学旅行の時に告白しようとしていたが、結局できなかった。とはいえ常にどれみのために体を張る漢っぷりには一定の評価があった。
のち『ドッカ〜ン!』最終回でどれみは、ある相手にラブレターを渡した(本放送時はシルエット状態)のだが、実は相手は小竹であった事が『16』で明かされる。
※以降『16』シリーズの表記による
二人の関係が動いたのは、中学二年の時。小竹が成長して長身になったと同時にサッカー部で頭角を現してきた事がきっかけとなった。この事により下級生の女子たちの憧れの的となった小竹に対し、どれみ自身が周囲の小竹への熱気に焦りを感じると同時に煽られる形で、本当の意味でのラブレターを徹夜で執筆したのである。
が、中学サッカー部での練習の日々と、のち受験に明け暮れた小竹は多忙にまみれて、この返事を保留してしまう。
無視されたと勘違いしたどれみは、これを「失恋」と感じて髪をバッサリと切ってしまう事になった。
そこから、さらに時が過ぎた高校1年の春から夏にかけて、上記の顛末を聞いたあいことはづきが、中途半端に終わっている手紙の返事をきちんと聞くようにどれみをたきつけ、そしてどれみは朝練中の小竹に手紙の返事を改めて迫り、小竹は改めて返事が遅れたことを詫びて「手紙でもらった言葉だから、手紙で返事を返す」と約束。小竹はどれみに「おまえを国立に連れていく!」と返事を書く事になる。
一方のどれみは手紙を読んでから、暇なときにでも国立市に遊びに行って、そこで返事をもらえるのかと勘違いし、おんぷに叱られた。当然、小竹の真意としては高校サッカーの最高峰である国立競技場で自分の姿を見て欲しい、という意味であり、いわゆる高校野球(漫画タッチ)における「お前を甲子園に連れて行く(そして告白する)」と同じ意味の言葉である。
返事を貰った後、小竹の頑張りに感化された(あと、あいこ・はづき・おんぷに煽られた)どれみは美空高校サッカー部のマネージャーに志願する事となる。
こうして軽口だらけの幼馴染コンビは、美空高校サッカー部のエースストライカー&トップマネージャーのツートップカップルへと進化する事となった。
ちなみに、こうした小竹の行動に関して中の人たち(千葉千恵巳と氷青)は『16』ドラマCD収録の際、思いっきり「小竹ぇ~~!!(怒)」とツッこんだそうである。(ドラマCDフリートークより)