概要
有能であるが上官から疎まれた提督が、さいはての鎮守府に着任するところから物語は始まる。
登場人物
宮本武さし提督
この作品の主人公(以下、提督と表記)。「さし」が平仮名なのは、第1話の紹介がそうであるから。解説に、難しい字とされていることから、恐らく蔵の旧字である「藏」が使われていると思われる。
式神が使える・陰陽道で艦娘の正体を予測するなど、中々の有能にして切れ者。
武蔵
提督が初建造で出した戦艦。臆病な性格であり、同じ戦艦の金剛が着任するまで、ほとんど実戦には出たことがなかった。
球磨
提督が来る前から在籍していた軽巡洋艦。しっかり者で、皆の纏め役。
漣
秘書艦。
ほっぽちゃん
提督が鎮守府のある島で見つけた。
その他の艦娘達
ここの鎮守府には、阿武隈、三隈、熊野、筑摩と、「クマ」がつく艦娘が多い。原因は大体こいつらのせい。
用語解説
さいはて鎮守府
本土からはるか遠くに離れた場所に存在する鎮守府。一応鹿屋基地所属。どれくらい遠いかというと、敵の最速艦でも、本土到達に10時間以上かかるほど(仮に島風級の速度(40kt,約73km/h)だと仮定すると、700km以上離れている計算になる)。設定資料では鹿屋基地とパラオ泊地の中間程度に位置するとされている。
その位置と、役割が「敵襲を本土に知らせる」事から、捨て鎮守府とされている。