概要
昭和8年に発行された、立花正一氏が執筆した論文である『郷土研究』七巻二号「讃岐丸亀地方の傳承(続)」に記述される怪異。
鉄道の踏切や、川や池などの水域で変死がよくあるのは、その場所で先に事故死したものの亡魂(死霊)が止まっているからだといわれる。
その亡魂は通りかかった者に取り憑いて、自らと同じ死に方をするように誘うとされ、そのような現象を香川県丸亀地方では「とりけ」と呼ぶのである。
この妖怪はツイッターの伝承妖怪お題絵において、平成25年3月のお題として出され、妖怪絵師によって新たな姿が与えられた。