概要
『週刊少年サンデー』(小学館)にて1981年から1982年にかけて連載された細野不二彦作による漫画作品のことである。
連載終了から15年以上すぎた1998年にスタジオぴえろ制作でTVアニメ化され、同年10月から翌1999年6月にかけてフジテレビ系列局(テレビ大分除く)で放映された。なお、漫画とアニメとでは設定が多少異なっている。全26+1話(途中、第17話目が飛ばされてしまったため)。放送期間の割に話数が少ないのは、年末年始や春の改編期に特番が多く組まれてしまったため。そもそもアニメ化したのは、つなぎ番組であった説(後番組はGTO)、なぜ本作が選ばれたかは放送枠が水曜午後7時30分からだが、7時からはドクタースランプなため「ドクター」繋がり説がある。
主人公の錦小路はるかは、フランケンシュタインの怪物のようないかつい顔をしているが、根は善良で非常に気弱。とても頭が良く様々な発明をしては、周りを巻き込んだドタバタを繰り広げ、「相棒」の小泉みゆきを呆れさせる…と言うのがおおよその内容。
本放送が飛ばされた第17話は、一部の局では最終回よりも後に放送されたがビデオでは順番通りに収録されている。その理由は、はるかが健康診断を受けている女子小学生を遠隔カメラで覗く話なせいであるからとみられる。かつてのアニメ公式サイトではこのエピソードは各話紹介のページに記載されておらず話数が繰り上ってテレビ版は全26話、関連商品のビデオの紹介には17話目も含まれ全27話となっていた(現在は単に全27話表記)。
登場人物
- 錦小路はるか(CV:山寺宏一)
- 小泉みゆき(CV:桑島法子)
- 雪之丞(CV:千葉繁)
- 小泉真由美(CV:笠井律子)
- 本郷ユキヒロ(CV:石川静)
- 田島かおり(CV:間宮くるみ)
- 玄田ゲン(CV:津村まこと)
- 朝丘友子(CV:松本梨香)
アニメオリジナルキャラ
関連タグ
さすがの猿飛(同じ作者によるギャグ漫画かつアニメ化作品だが、実はアニメの一部エピソードはこの「どっきりドクター」から拝借している)