概要
「週刊少年サンデー」で連載された「機動戦士ガンダムAGE」の漫画内でラーガン・ドレイスが発したセリフ。
地球連邦軍の量産型MSジェノアスで意気揚々と出撃位置に着くラーガン。しかし、ハッチを開くと敵のUEが目の前に待ち伏せており、直後に攻撃を受け機体が爆発、彼は戦死した。
「こちらラーガン、いつでもいいぜ!!」
「フリット、ガンダムじゃなくても、やってやるからな!!」
「異星人野郎ー!!覚悟しとけよ!!」
「なっ!?待ちぶ…」
「があああああ!!」
「や、やられたのか…ラーガンが…」
「ラーガーン!!」
アニメ本編では
「ハッチを開けたらコンニチワ」までは同じ展開だが、破壊された機体から救出され、本人は負傷しただけで無事助かっている。
(ガンダムエースにおけるコミカライズでも同様。サンデー版が数ページに渡ってラーガン撃墜の描写を入れているのに対してこちらは一ページで済まされている)
なお、第2話ではグルーデック・エイノア艦長が、単独でコロニーを見捨てて脱出しようとする本来の艦長を待ち伏せしていたり。
この展開のせいで、ラーガンは毎回生存を危ぶまれる歪んだ人気キャラという奇妙な立場を強いられることとなってしまったが、実は当初の日野晃博社長のプロットではサンデー版の通り、1話でいきなり死ぬ予定であったらしい。ところが実際には幾多の死亡フラグを跳ね除けて、フリット編最終話まで無事に生還している。
それどころか、外伝漫画(アセム編から約10年後の世界)の時代まで無事生存している。
死亡フラグが転じて生存フラグとなった稀な例と言えるだろう。
ゲーム版では
ラーガンの扱いをある意味では放送前から確定してしまったこの「なっ待ちぶ……があああ!」のシーン(ちなみに葛木ヒヨンによるコミカライズでも漏らさず描かれている)、ゲーム版ではオミットされてしまった。
そして12年後…
ガンダムビルドメタバースにて登場した主人公機ラーガンダムがその字面からラーガンを想起させたことが話題になった。(詳細はラーガンダムにて)
なお、ビルドメタバース本編にはラーガンと中の人が同じオーガ(GBD)も出演している。
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