説明
ひじみことは、東方Projectにおける二次創作のカップリングのひとつ。
聖白蓮と豊聡耳神子のカップリング絵、または二人を描いたイラストにつけられるタグである。別名、ひじみこは心の架け橋。
二人のカップリングを示すタグとしては、他にみこびゃくがあるが、「ひじみこ」タグがつけられる場合は、「聖のほうが積極的=攻め」であることを強調したい場合が多い。
原作では神子の眠る霊廟を封印するために白蓮が命蓮寺を建てたという設定から起因するカップリング。
書籍の東方求聞口授で二人は八坂神奈子を交えた三人で対談している。話が合う時もあれば、合わない時は一触即発の雰囲気であった。
その後も深秘録、憑依華で共演しており、商売の敵であるにもかかわらず、なんだかんだお互いを認め合っている様子。
鈴奈庵では神社で舞うこころを一緒に並んで眺めている二人の後ろ姿がはっきりと描かれている。
二次創作
東方Projectの二次創作界においては、「カップリング名の表記で受け攻めを特定しない」という慣例がある。
例えば「みこびゃく」という表記だからといって、神子が攻めというわけではない。
なので語呂の良さから百合でなくとも聖と神子のコンビを「ひじみこ」と呼ぶこともある。
とはいえ、聖白蓮と豊聡耳神子の百合カップリングの場合、
聖白蓮のほうが積極的である場合が圧倒的に多い。
「大人で包容力があり、母性溢れる白蓮が、見た目子供で性格的におとなしい神子に積極的にアタックする、もしくは可愛がる目的でいじる」というイラストが多いため、カップリング名が攻め受けを示すわけではないと分かっていても、現状に即している「ひじみこ」表記を使いたいこともある。
「ひじみこ」タグはそのような場合に使われる。
「ひじみこ」タグを推している絵師として、九条みくる氏がいる。
……尚、原作にてここ最近の神子が徐々に聖人から紳士のような、少女と思えないイケメンの印象を与えるキャラになっているせいか、「ひじみこ」タグでも神子が攻め、のイラストも増えている。
また、秦こころを含む三人で家族扱いされることも→ひじみこころ
これは博麗神社でこころが新能楽「心綺楼」を披露している最中、彼女が感情を制御し人々の前で能を舞えるようになったのは
神子「私の作った希望の面の出来が完璧だからね」
白蓮「私の教えが良かったからです」
と、二人してこころを見守りつつも隣同士で言い争っている場面が妙に微笑ましく、
一気に夫婦ネタが加速し三者による家族設定が定着した。
史実?
豊聡耳神子の元の聖徳太子は物部守屋討伐のための必勝祈願を行った土地を信貴山と名付けた。
また聖白蓮が初めて登場した東方星蓮船は、信貴山縁起絵巻をベースにしている。
こういった点でもつながりのある2人である。