概要
機動警察パトレイバーに登場するロボット(レイバー)の内の一機種。
三脚の上に箱形のカメラを載せた様な意匠。
機体について
型式番号『KV-98』
篠原重工が山岳作業用に開発された『KV-93』のモデルチェンジ版であり、不整地でも高い安定性を実現するオートバランサーを搭載している。
脚部は華奢に見えるが、イングラムの頭上を跳び越える程の脚力を誇り、装輪装甲も可能なため素早い走行性能を見せる。
各脚の先には三つの爪があり、作業時には車輪をしまってスパイク代わりにするようである。
装備
ハーケンランチャー:救助作業に使用され、有線誘導も可能な優れものである。
特車二課に関わるエピソード
アニメ(旧OVA、アーリーデイズ)の第一話にて
初の敵役として登場し、ハーケンでイングラム2号機の頭をもいだ。
片腕をもがれたイングラム1号機のロケットパンチにより行動停止。
2号機搭乗員の太田功曰く、「気の抜けた名前」との評。
別の現場では
これまた2号機の右腕を叩き落としたが、直後逆手にリボルバーカノンを持った(自機の頭を撃ち抜いた)同機に脚を撃ち抜かれた。
またまた別の現場では
米国大統領の車両を狙ったテロリストに使用されたが、いちはやく異変を察した2号機にランチャー(弾頭装備)を撃たれ、未然に終わる。
(しかし2号機の放った弾丸が大統領の車のフロントガラスをかすめたり、そもそも大統領が影武者だったりした)