レイ「俺は失望なんかしていない。逆だ!俺は信じている。逆転の時がきっと訪れる時を!」
概要
ケイトの策略によってすれ違いが生じたレイとZAPクルー達の絆が試される。
因みに本編に登場する敵怪獣がレイの怪獣ではなく、全て人間の手によって倒されるという珍しいエピソードでもある。
あらすじ
「この男が…この男が町を全滅させたのよ!!怪獣を操って!!」
アズサ・マキに化けたケイトによって、べラルゴシティ壊滅の冤罪を掛けられたレイ。弁解しようにも「喋ったら仲間を全員殺す」と脅され、レイは無言で仲間の元から去ってしまう。
だがヒュウガはそんなレイに対し、「何の理由もなく黙って出ていくわけがない」、と彼を信じていた。そしてクマノもまた、「確かにレイは謎めいた男であり、俺達には知らない秘密があるのかもしれないが、決して悪い奴じゃない」とレイを信じると決めたのだった。
一方、ただ一人荒野を歩いていたレイの前にまたしてもケイトが現れ、自らの目的を明かす。彼女の目的は「レイを強くする」事。レイを仲間から離れるように仕向けたのも、地球人との交流でレイの成長に悪影響が出る可能性があったからであった。
ケイト「言ったはずだ!戦いこそがお前の存在意義だと。負ければ…生きている価値すらない!」
ケイトはスペースペンドラゴンから拉致してきたオキを人質に取り、再びガンQを差し向ける。だが、そんなレイの窮地を救ったのは、ヒュウガ達ZAPのメンバーだった。彼らの助力を得て、ガンQを退く事ができたレイ。奇しくもそんなレイとZAPの共闘によって敗北したケイトは彼らの結束力を認めつつも「また会おう」と告げ、レイの元から姿を消したのだった。
登場怪獣
ケイト「ガンQ!その間抜けな人間(オキ)を踏みつぶせ!」
前話でファイヤーゴルザを処刑した怪獣。レイのリトラを撃墜し、傷の癒えていないゴモラを苦しめるも、ZAPの介入で形勢が逆転し、スペースペンドラゴンのハイパーオメガ砲で撃破された。…が、逆に言えば恐らくレイ単独ではまず勝ち目はなかった相手と言ってもおかしくはなかっただろう。
仲間の元から去ったレイの前に突如として地中から出現。レイに襲い掛かるも、リトラの火球とレイの銃弾によって死亡。因みに本編の大怪獣バトルファイルでは何故かメインボスのガンQではなく、この怪獣が紹介された。何でや。
前話に引き続き、群れで登場。しかし今回はペンドラゴンのハイパーミサイルで駆逐される羽目に。ある意味本作での扱いは過去最低クラス。