科学者「そうか…あの隕石は…昔、地球にも飛来した、四次元怪獣…ブルトン」
概要
レイの記憶へ繋がる確信へと繋がるエピソード。そして本編において、惑星ボリスが「怪獣無法地帯」と化した真の理由が明らかになる。
あらすじ
ドラゴンスピーダーのテスト飛行を行っていたレイは、突如として謎の時空エネルギーに見舞われ、廃基地へと不時着する。
レイ「見覚えがある…。この景色…前にも見た事があるんだ」
レイは基地内に落ちていたペンダントを発見。そこには謎の少女の写真が写っていた。
一方、クマノが発見した映像データにもまた、衝撃の事実が残されていた。ある日、惑星ボリスに隕石が落下し、ZAPに回収されて研究施設へ運び込まれるが、そこで異常な現象が発生。何と、その際に内部から赤ん坊が出てきたというのだ。更に隕石は怪獣となり、ボリスに過去の地球や様々な宇宙から大量の怪獣たちを召喚した事が判明。つまり、この隕石こそが惑星ボリスを怪獣無法惑星に変えた元凶だったのだ。
そしてその元凶である四次元怪獣・ブルトンが出現。新たに3体もの怪獣を出現させてしまう…。
登場怪獣
文字通り、惑星ボリスを怪獣無法惑星へと化した張本人。第1話でスペースペンドラゴンを不時着させたのもコイツの仕業である。因みに召喚された怪獣が何故ブルトンに従うのかは不明。そしてブルトンから出現した赤ん坊の正体は、終盤で明かされる事となる。
ブルトンに呼び出された怪獣その1。
今回はいきなりゴモラと戦おうとせず、下記のテレスドンとネロンガとの戦いで体力を消耗してから挑むというずる賢い一面を見せた。
ブルトンに呼び出された怪獣その2。
今回は「リトラの火炎弾一発を脳天に食らっただけで失神する」「ネロンガに火炎を誤射して殺害する」「リトラに陽動される形でブルトンの四次元繊毛を誤って火炎で燃やす」など、何かと不手際が多く、特にネロンガの件では「なんてこった!」と言わんばかりに頭を抱えるなど、野良怪獣のくせにやたらと人間臭い仕草を見せた。
ブルトンに呼び出された怪獣その3。
前回と違って透明化を披露しなかったうえ、テレスドンの溶岩熱線の誤射であっさり退場してしまった。尚、着ぐるみはその後、続編でマグラーに改造される事となる。
『ウルトラマンネクサス』に登場したフログロスの大型種。あちらと違い、炎の色は緑色になった。こちらもブルトンに呼び出されていた様で、レイとヒュウガを襲うが、二人に向けて発射した火球をリトラの火球に相殺され、更に追撃の火球を食らって爆散した。意外にもレイのリトラが初めて単独で倒した怪獣でもある(前話のツインテールはレイの銃弾で倒されているため)。