概要
もこパチュとは東方Projectにおける二次創作のカップリングのひとつ。
藤原妹紅とパチュリー・ノーレッジのカップリング作品につけられるタグである。
派生タグとしてもこパチュは天翔けるロイヤルフェニックスがある。
肉体派として描かれることの多い妹紅と、頭脳派として描かれることの多いパチュリーは、
それぞれ属性が好対照なことから、逆に絡ませやすいのかもしれない。
共通点・接点
性格面・生活環境における共通点
両者とも比較的クールな性格であるが冷めているわけではなく、興味のあることには積極的であったり、他者との交流も嫌ってるということはない。
妹紅は迷いの竹林の道案内や人里周辺の自警、パチュリーは『東方萃夢想』でのアクティブな異変解決への関与などにそれを見てとることができる。
ただし、妹紅の過去における「能力のために人間と交流できなかった経緯」や、パチュリーの「知識の偏重による独自の視点」などのそれぞれの理由から、コミュニケーションに不器用なところがある。
妹紅は迷いの竹林、パチュリーは紅魔館図書館を中心に生活し、普段は積極的に他の環境と接触しないという点も共通する。一方で、妹紅は先述の迷いの竹林の案内を依頼する人々や上白沢慧音、パチュリーは図書館を訪れるアリス・マーガトロイドや霧雨魔理沙など、誰かを迎えたり受け入れたりすることは多い。
加えて、妹紅は蓬莱山輝夜などに自身が作っていた漬物や干し柿を奪われたり、パチュリーは魔理沙に蔵書を盗まれたりと、他者に手持ちの物品を複数回奪われていることも共通する。
なおパチュリーは『東方三月精』などで本の一部を奪還しているが、妹紅はすでに漬物も干し柿も食べられてしまっており、取り返すことが出来なかった。
二人の現在には、奔放な他者に振り回されている苦労人としての一面もあるのである。
能力面の共通点
「火」または「炎」を何らかの形で行使できることも共通している。
妹紅は妖術として身につけた「炎」を操る術であり、パチュリーは炎の魔法の行使である。
ストーリー上の接点
直接の接触があった様子はないが、両者とも『東方儚月抄』に登場している。
この時ストーリーに絡むのは妹紅は主に小説版であり、パチュリーは主に漫画版である。
一方、漫画版における紅魔館で主宰されたパーティには妹紅も出席しており、パチュリーが司会側で舞台に立っていることもあって、両者は接点を持つ。
さらに同作品中でパチュリーが建造に尽力したロケットが月に向かって夜空を進む様子を妹紅が地上から見ており、とある理由から永遠亭に急ぐなど、ストーリーのいくつかの要素を通して両者は関わりがある。
人間関係を通した縁
二人はレミリア・スカーレットや十六夜咲夜、八意永琳や輝夜を通しての縁もあり、パチュリーが深いかかわりのある前者二名は『東方永夜抄』で妹紅と対峙しており、妹紅と縁の深い後者二名は『儚月抄』にてパチュリーと図書館で緊張感のある会話をしている。
関連イラスト
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