概要
「東北ずん子・ずんだもんプロジェクト(ずんずんPJ)」の、ずんだもんと東北きりたんのカップリング又はコンビタグ。
合成音声ソフトVOICEVOXのずんだもんとVOICEROIDのきりたんの掛け合いがニコニコ動画で注目されたことで増えたコンビだが、実は元々同じ作品で「東北家」(東北三姉妹+ずんだもん)として同居していた関係である。
(この点で、出自が違うが合成音声同士で以前から絡みがあったウナきりとは逆となる)
東北家において長らくずんだもんがマスコット枠のマイナーなキャラだったため、この2人をコンビとして認知する人は従来ほぼいなかった。そもそも、ずんだもん・きりたん双方、公式ではずん子を中心とした関わりが基本だった。
転機となったのは、ずんだもんの人間形態獲得とVOICEVOX実装による大ブレイク。
元から人気があったきりたんとボイロ実況や劇場で組む機会が増え、東北家の一員としての認識が広まるにつれて、自然とコンビやカップリングとしての絡みが増加した。
見た目が子供同士であり、対等な関係として描きやすいことも理由かもしれない。(公式では、妖精であるずんだもんに年齢の概念はない)
カップリングの場合、ずんだもんの性別が公式で女子なので百合が基本となる。
ただし、ずんだもんの中性的なイメージもあり、男女カップリングとして描かれている作品も多い。
純粋に可愛げのある友人としての距離感から、ずん子との三角関係・嫉妬をメインにしたダークな関係まで、多様な解釈の作品がある。
コンビ名について
「もんきり」ではなく「ずんきり(きりずん)」と呼ばれている作品も多いが、「ずん子×きりたん」との区別のために、ずんずんPJ公式からずんだもんをコンビ名にする際は「もん」を推奨すると周知されている。
きりたんは公式でずん子と強い関係があり、どちらの作品も多数あるため、「ずん子ならずんきり・きりずん、ずんだもんならもんきり」という区別が必要になった。
同様の例として、「ずん子×四国めたん=ずんめた、ずんだもん×めたん=もんめた」がある。
対応ソフトについて
ずんだもんのブレイク時はVOICEROID(きりたん)とVOICEVOX(ずんだもん)でソフトが別々であったが、その後、トークはVOICEPEAK、歌唱はNEUTRINOやCeVIO AIで揃えられるようになっている。
特に、VOICEPEAKではきりたんを手に入れればずんだもんがセットで付いてくるため、気軽にコンビが楽しめるようになっている。