はじめに
あんスタの名前がタグに入っているのには理由がある。
「りつまこ」は現在、『アイドルマスター』(秋月律子×菊地真)と『ドキドキプリキュア』(菱川六花×剣崎真琴)が入り乱れており、ドキプリは「りっこと」への誘導が行われている状態である。そこに『あんさんぶるスターズ!』(BL)が殴り込む形になり、戦国時代の様相を呈してしまったために、回避策として用いられているからだ。
別のカプ名にすれば良いのでは?という意見が出るのはもっともである。
しかしながら、他の筆頭候補である名前同士のタグ、「凛真」は『Free!』のカップリング名ですでに使われており、「りつゆう」は、同作品の朔間凛月×葵ゆうたのカップリング名で使用済みである。さらに、名字を使ったカプ名は、朔間凛月に兄弟がいるため、特定キャラを指す方法として使えない状態だ。「凛月×真」の表記ですら、作中でも屈指の人気を誇る「凛月×真緒」と表記がかぶっているため、作品が完全に大手カプに埋もれてしまい、検索として使えない八方塞がり状態であるため、どうかご了承いただきたい。
概要
ゲーム『あんさんぶるスターズ!』に登場する朔間凛月×遊木真の腐向けカップリング。
基本的に当人同士が、二人きりで会話することはない。
なぜなら、凛月には衣更真緒、真には瀬名泉という幼馴染がいて、そちらの方と仲がいいからだ。凛月は真緒を、泉が真を非常に気に入っており、作中でもかなり強固に関係が語られている。また、真と真緒はTrickstar、凛月と泉がKnightsというユニットに所属しており、凛月と泉、真緒と真はユニット内で親しい間柄だ。
凛月→ 同ユニット ←泉
↓ ↓
幼馴染 幼馴染
↑ ↑
真緒→ 同ユニット ←真
非常にややこしいので、図で説明するとこんな感じである。
真と凛月は学年こそ同じではあるものの、違うクラスであり、親しくはない。
そのため、二人が会話する時には泉か真緒のどちらか、もしくは両方が側にいるのだ。
呼び方
真→凛月 凛月くん
普段は相手を名字で呼ぶキャラであるが、朔間くんと呼んで、「兄とまぎらわしいから凛月でいい」と訂正された。
凛月→真 『ゆうくん』
カギカッコがついているのは、凛月と親しい瀬名泉が真のことをゆうくんと呼んでおり、それを真似している表現。
登場ストーリー
リメンバー!真夏の夜の夢
春から『メインストーリーKnights戦』『バンドアンサンブル』『白と黒のデュエル』と同じ舞台で複数回共演しているはずなのだが、夏になってようやくお互いの呼び名を確認する場面が描写されるという、微笑ましいほどの距離の遠さだ。
そのうえ、「泉さん、なんであんなに僕のことが好きなの?なにか心当たりある?」という真の問いに対し、凛月が「贅沢だよねぇ、ゆうくん。死ぬほど愛情を与えられてひとっつも返さない。愛は必ず報われるわけじゃないんだろうけど、セッちゃん(瀬名泉のあだ名)が可愛そう」から始まる、真の態度に対する痛烈な批判をしている。
どこか不穏な空気が流れてきたと思うが、もう少し待って欲しい。
体育祭2
サブライターではあるが、ここで凛月の真夏の言動について補足説明がされている。
真は凛月の発言を「いじめられたとは思っていない、むしろこのまま逃げ回っててもいいのかと忠告してくれた」と肯定的に捉えており、凛月も「他人なんてちょっとしたすれ違いで亀裂が走る。俺とま~くんは家族なのに一時期そうなった。そこで終わるか終わらないか。あんた達はどうなるんだろうね?」と、自分達と似たような関係である泉と真の今後の展開を注視しているようだ。
第二部・キセキシリーズの第三章
真と泉がショッピングモールで買い物をしているところに、眠った真緒を背負った凛月が出くわし、一緒に行動している。この時、「なぜか『ゆうくん』に関しては察しが悪いセッちゃんのために解説してあげると……」と、真の行動を分析し、わかりやすく泉に対して解説していた。さらに、真が泉に対してクリスマスプレゼントを買っていたのも見抜いている。
この後、凛月、真緒、泉、真の四人で臨時ユニットを組み、宿敵Eveと対決をすることになるが、詳細は語られていない。
補完ストーリーが来ることを願うばかりである。
二人の共通点をあげるとするならば、秀才型である泉と真緒と比べると、凛月と真は天才型として描かれる事が多い事。また、凛月はKnightsで参謀と名乗っており、真は諜報に対してかなりの自信を持っている事だろう。
どこか思考回路や、理解の仕方が、似通っている部分があるとも言える。だからこそ、互いの幼馴染への疑問や関係を相談できる間柄になっている作品が多い傾向だ。
「なぜこの二人をくっつけるのか?」「この関係ではくっつかないでしょ」という疑問があるかもしれない。その謎を解くために、タグへ足を運んでみるのもいいかもしれない。