家族を 隣人を苦しめる悪を滅ぼす力を持ったら 悪を滅ぼしますか?
概要
アクメツとは、週刊少年チャンピオンにて連載されていたバイオレンスアクション漫画作品(脚本:田畑由秋、作画:余湖裕輝)および劇中にて登場する腐敗した政治家たちを抹殺するために舞い降りた正義の味方…ではなく悪人の事である。
アクメツの手によって最終的に300人以上もの国会議員や官僚が粛清されている。
作風
前述の通り、劇中描写はチャンピオン作品らしく過激な描写が大半を占めるが、作風そのものはかなり明朗であり他作品や実在人物のパロディが入ることも多く(そもそも作中の総理大臣からして露骨である)、また作中のテーマが政治悪という事もあってか風刺描写がかなり濃い。
さらにはアクメツの正体などにおけるミステリー要素やSF要素など単なるバイオレンス作品に留まらない作風を放っている。
備考
劇中でアクメツ本人が言っているように、あくまでもアクメツは『悪』であり決して正義の味方ではない。
また、コミックス1巻巻末にて登場した作者コンビの別作品『コミックマスターJ』の登場人物鈴木信也いわく「この話は、決してテロを肯定するものではない」事にも注意。
いくら政治家が気に入らない・政治家関連でいい話を聞いたことが全くないからといって、すべての政治家が無能で馬鹿で嫌味な性格というわけでもないし、この作品内で見られるようなイカれた政治家ばかりではないため、政治家をむやみやたらに嫌うなど一方的な偏見を持たないで欲しい。
関係ない人間を巻き込んだらそれはアクメツじゃなくゼンメツ(善滅)だぞ!
Pixivでは彼そっくりのマスクをつけた人物が描かれたイラストでもこのタグが付くことがある。
**関連項目**
黒田洋介 :単行本1巻(初版)付属の帯にて本作に影響を受けた事を公言した脚本家でその後に担当執筆したのが機動戦士ガンダム00である
Gの影忍:こちらも機動戦士ガンダム00制作に多大な影響を与えた作品
ブラック・エンジェルズ:主人公が悪徳警官を殺害した作品繋がり