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アサシンクリードオリジンズ

あさしんくりーどおりじんず

2017年に発売したステルスアクションゲーム。古代エジプトを舞台とした“アサシン教団誕生の物語”。 主人公は息子の仇の正体を追ううちに、エジプトの支配権を巡るクレオパトラとプトレマイオス、ユリウス・カエサルの政争に巻き込まれていく。
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『アサシン クリード オリジンズ』(Assassin's Creed Origins)は、UBISoftが2017年10月27日に世界同時発売したステルスアクションゲーム。

プラットフォームはPS4、Xbox One、PC。

プレイヤーは“古代”エジプトの守護者のバエクとなり、渦巻く陰謀に立ち向かいながら、『アサシン クリード』シリーズでこれまで語られてこなかった、アサシン教団の始まりとなった起源(オリジン)を目撃する。


登場人物編集

バエク(Bayek)(CV:福山潤

主人公。ファラオの守護戦士「メジャイ」の家系の最後の一人で、シワ・オアシスの出身。

息子の仇である仮面の集団『古き結社』を追う。

圧政で民を苦しめるプトレマイオス13世に強い反感を抱いており、「俺はファラオのメジャイではない」と明言している。

古き結社に対しては復讐鬼そのものだが、圧政に苦しむ民衆には快く手を差し伸べ、また息子を失ったこともあってか子供には非常に優しい。

また妻子があるためか歴代の主人公と比べて人間的に成熟している。

戦闘では多様な武器を使いこなせる他、アビリティを強化すると毒なども扱えるようになる。


アヤ(CV:沢城みゆき

バエクの妻。弓術に長けた女戦士で、夫と共に息子の仇を討つため戦う。

夫とは深く愛し合っているが、時折すれ違いも見られる。

実は過去作で存在が言及されている人物である。


セヌ

バエクの相棒の鷹。性別はメス。

バエクとは強い絆で結ばれており、セヌの視界を借りて偵察・索敵を行うことができる(この能力は後世のアサシンが使う『タカの目』の原型とされる)。


ケム

バエクとアヤの息子。好奇心旺盛な少年。

父親のようなメジャイになるのが夢だったが、自分の臆病さを気に病んでいた。

『古き結社』がシワ・オアシスの宝物庫を開くべく、バエクを脅迫するための人質に取られる。

バエクは息子を助け出すべく抵抗を試みるが、その際の攻撃を受け流されたため、心臓を貫かれ死んでしまう。

当時のエジプト人の宗教観では、死者はアヌビス神によって心臓を秤にかけられ罪の重さを調べられるとされており、心臓を傷つけられた者はこの裁きが受けられず、来世へ行くことができない。

ケムの魂を冥界から解放するには報復を成し遂げるしかないため、バエクとアヤは復讐に身を投ずることとなった。


クレオパトラ7世 (CV:雨宮天

プトレマイオスの姉。

追放された身だが、自分こそが正当なファラオであるとして復権を望み、弟を操る『古き結社』を排除しようとしている。

利害の一致からバエクとアヤに協力し、かつてペルシア王クセルクセス1世を殺した暗器を彼らに送った。


プトレマイオス13世 (CV:柿原徹也

若くして現エジプトを統べるファラオ。

国の安寧を望んでいたが、若さ故に『古き結社』の傀儡となってしまい、圧政で国民を苦しめている。


ガイウス・ユリウス・カエサル(CV:大塚芳忠)

ローマ出身の軍人であり政治家。

類稀なる戦略家であり、野心家。

なお言い伝えと違い、このゲームでは禿げていない。


アポロドーロス(CV:速水奨)

クレオパトラの忠臣。


パシェレンプタ(CV:赤城進)

メンフィスにあるプタハ神殿の大神官。

古き結社の一員『トカゲ』のもたらした災いを排除すべく、クレオパトラに協力している。


ファノス

アレクサンドリアに住む劇作家でアヤの従兄弟。

アヤの潜伏やバエクとの連絡に力を貸す一方で、プトレマイオス派による表現・芸術への弾圧と戦っている。


タヒラ

動物を愛する女戦士。バエクとは旧知の間柄。

守護者として戦うバエクに感化され、エジプトの動物を乱獲するローマ人から緑地を守るべく戦っている。

本編ではサイドクエストとメインストーリー最終盤のみの登場だが、DLC『隠れし者』では主要人物の一人として活躍する。


フォクシダス

クレオパトラに雇われているベテラン傭兵。

豪放磊落な性格の船乗りで、トリレーム(三段櫂船)を率いてプトレマイオスの海軍と激突する。


グナエウス・ポンペイウス・マグヌス(CV:土師孝也)

ローマの将軍。カエサル、クラッススと共に三頭政治でローマを支配していたが、クラッススの没後はカエサルと敵対。

クレオパトラから協力を求められていたが……


商人レダ

エジプト中を渡り歩き、珍品を商っている遊牧民の孤児。

胡散臭いところもあるが、子供ながらバエクも認める知性の持ち主。

レアアイテムを販売しており、デイリークエストの依頼もしてくる。


「古き結社」

主人公バエクの敵となる仮面の男たち。ファラオのプトレマイオス13世を影で操る。

その影響力はエジプトに止まらない。



レイラ・ハサン

現代編の主人公。アブスターゴの社員。

アニムス計画に強い執着を持っているが、極めて自己中心的な性格が災いし、アイディアを採用されることはあっても重用されていない。

そのことに不満を抱き、誰もが納得する実績を出すべく自ら開発した新型アニムスを使い、エジプトで見つけたバエクのミイラを使い記憶へのアクセスを試みる。

彼女の開発したアニムスはミイラなどの不完全なDNAサンプルからでも記憶にアクセスでき、さらに移動も比較的容易という、従来より遥かに高性能なものである。


ディアナ・ギアリー

レイラのパートナー。

ホテルからレイラの行動をオペレートし、体調管理なども行う。


ウィリアム・マイルズ

デズモンド・マイルズの父親で、現代におけるアサシン教団のトップ。


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