キャラクター像
初出作品は『アスラ斬魔伝』。アスラとはインド神話における魔神種族のこと。
「七つの大罪」の悪魔達に由来する名称の、七つの古代武器を自在に操る、魔界でも名うての戦士。
壊帝ユガと敵対しており争ったが敗北し、封印されてしまった過去がある。
そのためユガに関するあらゆるものが嫌い。封印の呪縛から脱出すると彼への復讐のため旅に出た。
ゲーム中で剣質を羅刹にすると使える「反面のアスラ」は彼とは別人。
アスラを元にユガが生み出した人造生命体で、アスラとは逆にユガに対し絶対的な忠誠心を持つ。
しかし慈悲深い心を持ってしまったためにやがて創造主と相反する事になり、
ユガの最終決戦で肉体を失ったアスラに自分の肉体を代わりに与え、何処かへと消えた。
こうして地上に留まる事ができたアスラは後の時代を描く『剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃』に幽堕として再登場するのだが、記憶を失ってしまっている。
CVは一条和矢。
アスラは『ネオジオバトルコロシアム』にも登場する。
七つの古代武器
七つの古代武器の名称は、モチーフ元の悪魔名の綴りを逆さにして強引に読んだもの。
ゲーム中では必殺技・超必殺技として使用できる。
・レフィシュル(ルシファー)長刀。LUCIFER→REFICUL
・シェドムーサ(アスモデウス)矢。ASMODEUS→SUEDOMSA
・ナハイベル(レヴィアタン)デスサイズ。LEVIATHAN→NAHTAIVEL
・ロジェレフ(ベルフェゴール)槍。BELPHEGOR→ROGEHPLEB
・ブベズリーブ(ベルゼブブ)戦斧。BEELZEBUB→BUBEZLEEB
「サナタス」はOVA版では「サタナス」となっていたが、これは新約聖書外典やグノーシス主義文書で用いられる「サタン」の表記。
英語版ではそれぞれの技名は「Summon(モチーフ悪魔名)」という形式になっている。戦闘開始時に長刀レフィシュルを召喚し、それをメインウェポンとして使う。
必殺技としての「レフィシュル」はこの長刀を使った突進技である。他の古代武器も召喚してから使用する。