「「お初にお目にかかる、私はアセ・ダク・ダーク。そっちの世界も暗くしてあげよう」」
「「お前たちは何も考えなくていい……私に従え!!」」
※本項目はネタバレを含みます!
CV:銀河万丈
概要
暗黒世界ドン・クラーイの支配者。右半身が黒、左半身が白に分かれたカラーリングと、常に声が二重にかかっているのが特徴。
『映画クレヨンしんちゃん』の悪役には珍しくギャグ要素が希薄な絶対悪タイプで、自身の邪魔をする者はたとえ女子供でも容赦なく始末しようとする冷酷非情な性格。その為、基本的には物怖じしないしんのすけが本気で怯えており、ケツだけ星人をしようとしたものの途中で止め逃げに徹したほど。
ただし驚いてアップになった際に「寄り過ぎだ」とカメラに突っ込んだり、「やったか!?」「終わりだな」と明らかなフラグを立てる等若干のギャグシーンはある。
またドラゴンの姿に変身する事ができ、物語冒頭ではこの姿で登場し、金の矛と銀の盾を地球へ送ったマタ・タミの父であるマタ・タビを殺害した。人間界の支配を企み、その計画の邪魔となる金の矛と銀の盾を探しているためである。
暗躍
物語後半でドン・クラーイへ乗り込んだ野原一家と対決、ドラゴンの姿で応戦するも「ヘンジル」の力でスーパーヒーロー「野原メンX」に変身した野原一家に敗北を喫する。
だが敗れた後も生存しており、野原一家が元の世界へ戻ってきたと油断させ、その隙を狙ってしんのすけ以外の一家の動きを止め、呪いでマタを石に変えて孤立させた上で襲い掛かった。
ネタバレ注意
「もう終わりだ!もうすぐ終わりだ!」
「もうもう終わりだ!もうもうすぐすぐ終わりだ!」
金の矛と銀の盾を手にしたしんのすけと直接対決し、金の矛で真っ二つに斬られたが、それによって白いダークと黒いダークの二人に分裂(描写的に元々2人だったのが1人に合体していたと思われる)。
二対一の対決でしんのすけを追い詰めるも、金の矛と銀の盾の力で「超しんのすけナイト」に変身すると形勢が逆転。しんのすけを挟み撃ちにしようとするも強運によってかわされ、お互いを突き刺して自滅する羽目に。
自身の完全敗北に絶望しながら消滅した。
「「バカな……この私が負けたのか…………!!??」」
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