概要
任天堂のゲーム『星のカービィ3』の4面「クラウディパーク」のボス。
黄緑色のスモックを着て赤いベレー帽を被った絵描きっ子。茶髪。
『星のカービィ2』のボスをアイスドラゴン、スイートスタッフ、Mr.シャイン&Mr.ブライト、クラッコの順に召喚してくる(この順番はアイスドラゴンとスイートスタッフが入れ替わってることを除けば前作と同じ)。終盤のボスだけあってかなり強い。
これらを全て倒すと自ら絵筆を振り回し攻撃を仕掛けてくる。突進のスピードはそこそこ速く、一切停止せず画面端まで来ると方向転換してくる。
ただしゲージは僅か一個の半分ととてつもなく弱く、スライディング1発で倒せる(体力が少ないのは見た目相応の人間の少女だからという事だろう)。
アドとアドレーヌ
後に発売された『星のカービィ64』では、アドレーヌという彼女にそっくりなキャラクターが登場している。
見た目の大まかな特徴だけでなく、キャラ設定もかぶる部分が多く、基本的に二人は同一人物ではないかと考えられている(アドはアドレーヌの愛称とも取れるため)。
実際、プププ大全の設定資料集でもゲームのデザインと他媒体で使うデザインとは異なったものになっており、後者のデザインはアドレーヌに酷似したものになっている。
ただし、公式から同一人物と明言されているわけではく(キャラクター大図鑑ではアドとアドレーヌは別枠に掲載されている)、髪や目の色などの違いから別人であるという説や3のアドは男の子であるという主張もわずかながら存在する(男だった場合はおそらく魔法陣グルグルの登場人物の彼と同じ名前であっただろう)。
また、外国では男女両方に使われる名前であるため、初登場時は性別がわからなかったのだと思われる。
真のエンディングを見れば女性だとわかるが、当時は動画サイトなどなく自分か友達がクリアしなければ見ることができないので……。
漫画版
デデデでプププなものがたりでは12巻から登場。ただし容姿はアドレーヌそのものである。時期的に星のカービィ64が発売される前ではあるが、先述の通りプププ大全の資料を見ておりそのデザインを使っていた可能性が高い。
絵の修行のためにポップスターにやってきた人間の女の子と説明されている(「ポップスターにやってきた」という表記からして宇宙からやって来た可能性がある)。
当初はアドと呼ばれていたが、カービィ64が発売されてからはゲーム通りアドレーヌと呼ばれるようになった。
明るい性格でツッコミ担当。ただし基本的には怒らない。
余談
- 名前の由来
イラストレーターの水森亜土(みずもりあど)であると思われる。氏とのトラブルを避ける為に改名したのだろうか。ちなみにこっちとは全く関係ない。発売当時まだ生まれてないし。
- カービィ初の人間の少女キャラ
アドが出るまでは人間のキャラが一回も出てきておらず、人間のいない世界として描写されていたカービィ世界だが、彼女の登場により人間もしっかり存在する事が判明した。
それまでメインキャラに人間が居なかった中、突如として登場した彼女は一部のファン達に衝撃を与える結果となった。
- イラスト検索時の注意点
「アド」のみで検索すると他の関係ないアドのイラストが一緒に多く引っかかる上、「アド カービィ」と検索するとアドレーヌの方も引っかかってしまう。
そのため、本タグ「アド(星のカービィ)」もしくは「アド カービィ3」などで検索すると出てきやすいだろう。
関連イラスト
関連タグ
アド:曖昧さ回避