概要
戦姫絶唱シンフォギアシリーズにおける神「カストディアン」の正体であり、遥か昔に人類全体へ「バラルの呪詛」を施した張本人でもあった。
本作世界観での先史文明人「ルル・アメル」に聖遺物や統一言語など未知の技術を与えるも、同時に自分達に近づこうとしたため統一言語を奪う罰を与え、その罰がバラルの呪詛とされていた。
現在、名称が判明しているのは戦姫絶唱シンフォギアXVに登場したシェム・ハ、エンキの2名のみだが、それ以外のアヌンナキが数多く訪れていたことが明かされており、地球を放棄して今も宇宙のどこかに存在しているらしい。
その正体は遥か銀河から来訪した異星人であり、地球において生命の創造や進化の促進を行い、目的に応じて改造を施すなど、生態系の管理者としての役割を担ってきた存在。
霊長のプロトタイプたるアダム・ヴァイスハウプトの創造や、現生人類のユグドラシルシステム制御用生体演算端末群としての脳機能特化改造などを行っていた。
だが改造執刀医であるシェム・ハが「地球の生物を支配、管理改造し自分を含め一つの存在となる」という自らの野望のために反旗を翻す。
シェムハの持つ「言語」の能力故に何度も蘇るため、完全に彼女を滅ぼすことが不可能に近くそれを防止、封印するために人間と袂を分かつことを覚悟でバラルの呪詛を発動し、その後地球を放棄したとエンキの意思をトレースしたOSによって語られている。
全知全能の能力と高い戦闘能力を誇り、不死ではないがヨナルデパズトーリと同様受けたダメージを並行世界上の同一別個体に肩代わりさせる能力を持つなど神として扱われるに相応しい能力を持つ。
しかしそれ故に、生物として可能性が閉ざされ種として行き詰まっており、生命創造やユグドラシルシステムを生み出したのも新たな可能性を見出すためである。
またシェム・ハの発言によるとそこまでの力を持ちながら相互不理解や争いを起こしており、これらのことを考慮するとアヌンナキの社会自体にも何かしら問題が存在していることが示唆されている。
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以下シンフォギアXDネタバレ
『金色に輝く想い出』にて、奏の世界にアヌンナキが登場したが、その正体は蛇の力を宿した聖遺物「ヴィーヴルの瞳」の依り代となった人間の男性。
彼はイザークの友人だったが、聖遺物に取り憑かれてしまいホラ話を吹聴する事で力を得ようとしていたが、イザークに見抜かれてしまい姿を眩ましていた。
ヴィーヴルの瞳は他者の認識・想像力を力に変える力を持つ哲学兵装とも言える代物だが、後述の事で正体が判明するまでは大した力は無いとされていた。
だがアダムはその名により、旧約聖書の「原初の人間は蛇に騙されて神の林檎を食べた」逸話から男の「私は神である」と言う嘘に従わざるをえなくなった。
また、正体がバレた後も大勢の錬金術師達をアダムを騙って誘き寄せ、自らをサマエルと騙る事で相手から恐れられる事で大幅に力を増す事も出来る。
更に、実は奏の世界においてはイザークを処刑まで追いやった張本人。
ヴィーヴルの瞳の原動力が人の意思故に人類滅亡は望まないが、自らを見破ったイザーク、ひいてはその可能性を秘めた錬金術師達を恐れ、彼らの殲滅を悲願とした。
故にイザークの街の住民を焚き付けて処刑させたのである。
最後は、アダムは人でありながら人ならざる姿で戦い、キャロルは未知の力を奮う事により圧され、力の源となる錬金術師達が「奴は弱い」と認識した事により弱体化し倒された。
更なるネタバレ注意!!!
明日のヒカリ編2章を見てからの閲覧をおすすめします
明日のヒカリ編にして登場した新たなる敵イシム
イシムはLOSTSong編にも登場したスサノオ、アマテラス、ツクヨミと同じくアヌンナキによって作られた最初のガーディアンである。アヌンナキによって感情を与えられたイシムは人類を守護するガーディアンとなった。
しかし感情を持つが故にイシムは人類を守護するガーディアンとは別の生き甲斐を見つけ、親であるアヌンナキに反旗を翻えそうとしたが、それを見兼ねたアヌンナキはイシムを廃棄処分としその後ツクヨミ、アマテラス、スサノオを新たなるガーディアンとした。その後ツクヨミ達ガーディアンの後継機達と戦い、敗れたイシムはアヌンナキ達には完全に滅んだと思われたようだが、実際は終わっておらずオケアノスという時間を除くあらゆる人間や物の流れに干渉できる完全聖遺物を使い人間の血脈の流れを読み取り人間のDNAに己を刻み数千年の時を経て水流明日香を復活の依代とした。彼女がイシムの眷属を察知できたのもDNAにイシムが刻まれていて覚醒の兆候が近かった為である。
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ゲッターエンペラー: 強大な力を持ちながら、進化に行き詰まった存在繋がり。