概要
作中世界に現存する11体のマキナの内の1機。ファクターは矢島英明。
マキナの中でも飛び抜けたステルス性能を持つ機体であり、その装甲はありとあらゆる索敵を掻い潜る他、極めて高精度な電磁迷彩システムを有し、雨の中でも至近距離からの視認がほぼ不可能なほどの完全な透明化が可能となっている。
本機はそれらの機能を活かした隠密任務や専用の狙撃ライフルによる長距離狙撃を得意としており、劇中でもほぼ一方的な奇襲攻撃によって無傷で帰還している。
直接戦闘もマキナとして平均レベル程度にはこなせるが、耐久性など劣っている面もあり、他の戦闘特化の機体に比べれば一歩譲る面は否めない。
また、他のマキナ同様ナノマシン装甲による自己修復機能やファクターを守ろうとするなど自我を有しており、通常兵器とは一線を画す性質を持つ。
当初は本作の敵組織である『加藤機関』の管理下にあったが、当時のファクターがアパレシオンの電脳のバグに侵されたことで自我を失い暴走、同組織を脱走する。
その後、ラインバレルのファクターである早瀬浩一を襲撃、彼を庇った矢島英明を死亡させる。
矢島の死に怒り狂う早瀬のラインバレルと死闘を繰り広げるも、結局はJUDAのマキナたちに敗れファクターが死亡、それによって機能停止に追い込まれ、今度はJUDAに回収されている。
実はこの時、死亡した矢島を次の新たなファクターとして蘇生させており、紆余曲折を経てJUDAの所属機体として戦線に復帰することとなる。