アブラミー
あぶらみー
CV:三宅健太
第1話から登場している自信過剰な巨漢バンカー。見た目からもわかるとおり怪力の持ち主だが、コロッケが武器として使っているマンモス3頭分のハンマーを持てないため力はコロッケより劣る(ただし、アニメオリジナルのコンソメバトルトーナメントでは、武器としてコロッケのハンマーと同じマンモス3頭分の重さの手鍋を使っているあたり強くなったようだ)。また、「1+1」の問題を答えられないほどの脳筋でT-ボーンと同じくらい知能が低い。そのため、弱いにもかかわらず出しゃばってはすぐ痛い目に遭うかませ犬としての印象が強い。
頭のヘルメットはバンクになっているが、コロッケに倒された際に凹まされている。リゾットの108マシンガンを受けた時もヘルメットがボコボコに凹まされたが、再登場時には元に戻っている。
名前の由来が脂身なだけに、「脂身ラーメン」という非常に脂っこいラーメンが好物。
必殺技は相手を地面に押し付け埋める「怒すこいプレス」。夢は「世界征服」。
続編『BLACK LABEL』では、前世で行ってきた行動が嘘であるかのように善人として復活しており、旅館の女将に化けてコロッケたちを応援するという読者からすれば予想外の役回りを演じている(ついでにスージー・ニックも相変わらずアブラミーを支えている)。
第1話
テトから禁貨を模したペンダントを禁貨と思い込み奪おうとするが、コロッケにハンマーでブッ飛ばされる。再び現れてコロッケを痛めつけたうえハンマーを奪ってボコボコにしようとするが持ち上げられずコロッケにハンバーグーを食らって再びブッ飛ばされる。
バンカーサバイバル編
浜辺でラーメンを食べてたところに、コロッケとウスターに見つかる。その後、プリンプリンに追い詰められているコロッケを嘲笑うが、足を滑らした拍子に頭に就いた風船が割れて自滅するというかたちで脱落した。
しかし、敗者復活として、コロッケたち率いるくまさんチームの第3関門(賞品は肉)として立ち塞がる。
ブロッコリー・ホイコーロー・ババロア・コノワタの4人(全員第1回戦で脱落したバンカー)と共に「グレートアブラミー軍団」を結成し、くまさんチームに襲いかかり自分達が新たなくまさんチームになろうとするが、最早くまさんチームの敵ではなく返り討ちにされる。
次の王様だ〜れだ大会編
手下であるスージー・ニックの恨みを晴らすため、彼と共に登場(ただし、予選で登場していなかったため乱入に近い)。コロッケ達を倒して自分が王様になろうとするが、ピロシキに止められた挙げ句、「マンモス」と答えたことで「マンモスの牙」でブッ飛ばされる。スージーはアブラミーを追って退場していった。
裏バンカーサバイバル編
タンタンメンに追い出されてしまい、自力で斜塔の壁をスージー・ニックと共に這い上がるが落下する。タロが埋まったアブラミーをカンチョーで地上に出したとき、彼の首にはまっていた鎖によりピザの斜塔が崩壊した。
アニメ版
ドリーム禁貨編
スキヤキ王国チームのバンカーとして紹介される。バンカーサバイバルで敗退し荒れた毎日を送る中で出会った男から購入した「ハイパーギガスーツ」を装着し「ハイパーアブラミーギガストライカーモードDA」と自信満々に名乗った。
試合では二番手で、T-ボーンと早押しクイズバトルで対戦する。ロケットパンチやエネルギー波といった多彩な技(というよりスーツに仕込まれた機能)で圧倒するが、上記の通り頭の悪いためお互いに1問も答えられず長期戦になる。先にT-ボーンが体力切れで倒れたことで勝ち誇るが、日食を見てリスに変身したT-ボーンに叩きのめされ試合にも敗北する。それに憤慨し殴りかかるが、リスのT-ボーンのパンチを受け空の彼方へ吹っ飛んでいった。
コンソメバトルトーナメント編
修行を重ね関節を折り曲げコロッケよりも小さくなる技を身につけた(プリンプリンみたいなアンポンタンがそれを見て弱そうと油断するのを計算していたらしい)。
コロッケたち桜組の一回戦の相手ラフレシア組として登場し、「お互いの尻についたウサギのしっぽを取り合う」ルールで対戦。怯えて逃げ回るプリンプリンを圧倒するが間欠泉で溶けた巨大ウンチョの下敷きになり動けなくなったところを取られて敗北する。
この試合の中では上記の手鍋の他、いつも煮えたぎったラーメンを鍋から食べているため間欠泉の熱湯を直撃しても平然としているという耐久力を見せた。