概要
CV:日高のり子
漫画『コロッケ!』の登場人物であるバンカーの一人。バンクはドクロ型。
絶対的な力を手に入れるためなら仲間を捨て駒扱いするのも厭わない残忍な性格だが、兄であるカラスミのことは強く慕っている。
変身能力の持ち主であり、原作では4つの姿で登場したほか、T-ボーンや『BLACK LABEL』ではニガリにも化けたことがある。変身時は田舎っぺ口調や女言葉も違和感なくこなす演技派。
『BLACK LABEL』ではカラスミが禁貨を集めたことで父と共に蘇った。しかし兄と父は世界を脅かすバンカーを止める旅に出て戻ることはなかった。
数百年後は成長した姿で復活し、兄と父の死を知った事でバンカーへの憎悪を抱く。表向きはパン屋を装い禁貨目当てのバンカーを次々と闇討ちしており、これは前作の父の行動と奇しくも似通っている。やはりこういうところは親子そっくりなのかもしれない。
第2回次の王様だ~れだ大会でのコロッケ戦ではコロッケに落石から救われ、彼の真っ直ぐな目を見て世界の命運を託すかの如く自ら脱落。微かに生命反応は残っていたものの、シャトーブリアンに完全再生され取り込まれてしまった。
アンチョビの変身形態
通常形態
アンチョビ第一の形態。ランドセルを背負ったお坊ちゃん小学生風の姿。
戦闘スタイルは基本技である手刀と光の剣「光剣滅殺(デスライトニング)」。
回想シーンなどからみてアンチョビ本来の姿と思われる。
黒マントの男
アンチョビ第二の形態。不気味な大男で機械風の声で話す。バーグに勝負を挑んだ時はこの姿。
戦闘スタイルは通常形態と同じで、通常形態と比べるとリーチとパワーがあるがスピードは劣る。
バンカーサバイバル編では当初、フォンドヴォーがその正体と思われていたが後にアンチョビ自らこの姿となり正体が発覚する。
アニメ・ゲームでも声は日高氏が担当したが(流石に加工されている)、前者では正体が判明するまで役者は「?」表記で隠されていた。
究極体
アンチョビ第三の形態。どこかのジャンプ漫画のアイツや同時期の作品のアイツに似ているとか言ってはいけない。
見た目は可愛らしいが、パワーもスピードも段違いの自身最強の姿。
通常形態と同じ技の他に、頭から突撃する「火球爆獄(ヘルロケッティア)」、まるで脱皮のように皮を頭から引き抜き、今まで受けたダメージを全快する「完全再生(パーフェクトリバース)」を使う。ただしこの技には、足の皮を結ばれたり焦がされたりすると使えないという、弱点がある。
また、変身限界の3日間、もしくは完全再生を使えないままダメージが蓄積されると変身が解けてしまう。
実はバーグと戦った際もこの姿で追い詰めており、バンカーサバイバルでTボーンを倒したのもこの形態だった。
更にゲームやアニメ版では、藍色の力士の姿で毒霧攻撃が得意な超究極体Aと、紫色でよりスマートな体型で雷撃攻撃が得意な超究極体Bという形態が登場した。
サーディン
アンチョビ第四の形態。お人形のような恰好をした長身巨乳美少女(作者曰く、BS編でプリンプリンが持っていた人形のルミちゃんがモデル)。
敵であり仇である自分と兄を救おうとするコロッケ達に思うところがあるのか、正体が知られていないことを利用してピンチを救ったり叱咤していた。
戦闘スタイルは腕を金属に変形させた手刀で伸ばすこともできる。
検索に関して
「アンチョビ」だけで検索すると、主にガールズ&パンツァーのアンチョビが大量に引っ掛かってしまう為、「コロッケ」との併用が推奨される。