概要
『ウルトラマンZ完全超全集』に掲載されるTV本編の前日譚を描いた小説「ジャの道は蛇」に登場。
知らず知らずの内に寄生生物セレブロのゲームの駒に仕立て上げられた武器商人・牡牛のファラリス主催の蟲毒の意味合いもある“いのちの種”を掛けたデスゲーム“殺し屋コロシアム”の参加者の1人。
容姿は不明だが、記述によればアルカナ星人特有の紫色のくすんだ皮膚をしたトランプのジョーカーあるいは宮廷道化師の様な衣装を着用している痩せこけた男性で、怪獣カードの力を使い、そのカードに描かれた怪獣の能力を用いた攻撃を行う。なお、本人曰はく幼い頃に闇の力に触れた事を切っ掛けにこの能力を身に付けたらしい。
ただしこの能力は本人が怪獣カードを自由に選択して能力を行使する事ができない極めて行き当たりばったりのランダムで怪獣カードが選ばれる。
早い話が運が絡む極めてギャンブル性が高いという欠点があり、当初はジャグラーとの戦いでもバードンやテレスドンの力を用いて優位に立つが、いざトドメという時にカネゴンのカードが選ばれたのを機に運に見放されたらしく、最後はプリズ魔のカードの力を跳ね返され、悶絶している所に最後に選ばれた絶対に引いてはいけないグリーザのカードの力で虚無の空間に引きずり込まれて自滅するという最期を遂げた。
余談
名前の「ドーマンセーマン」は、三重県志摩地方(現・鳥羽市と志摩市)の海女が身につける魔除けである「セーマンドーマン」(ドーマンセーマンとも言う)が由来と思われる。