アンセスター
あんせすたー
『スーパーロボット大戦α外伝』にのみ登場する組織。
「地球の後継者」と名乗っており、未来世界のアースクレイドルで活動している。
マシンセルを使った機動兵器が配備されており、機動兵器の名前には北欧神話の巨人からとったものが使われている。
かつては「プロジェクト・アーク」と呼ばれる人類保存計画のもと、多くの人間が人工冬眠に入っていたが、イーグレット・フェフがアースクレイドルを乗っ取ろうとしたために内乱が発生し、多くの死者がでた。内乱の最中、ゼンガー・ゾンボルトはフェフがソフィアをメイガスと同化させたことに激怒してフェフを殺害している。
内乱が終わった頃にはゼンガーとマシンナリー・チルドレン以外の人間は全員死亡しており、ソフィアも完全にメイガスに取り込まれてしまっている。
プリベンターが新西暦188年の世界から飛ばされてきたと同時に争いが激しくなり、地球環境を汚染する地球人を抹殺しようと考えるようになったメイガスはプリベンターと戦うことを決意する。
メイガスは地球環境再生の障害としてアースクレイドルに来たプリベンターを排除しようと仕掛け、圧倒的な力で彼らを苦しめるも精神制御から逃れたゼンガーに裏切られ、共に戦っていたマシンナリー・チルドレンも全滅してしまう。
追い詰められたメイガスは最後の手段として新西暦188年の世界にタイムワープし、マイクロウェーブ送信施設を破壊してイージス計画を失敗に終わらせようとするも後を追ってきたプリベンターによって阻止され、メイガスの敗北をもってアンセスターは壊滅した。
歴史改変後はアンセスターという組織が生まれる事なく、現代のアースクレイドルはそのまま静かに未来への眠りについた…
スーパーロボット大戦OGシリーズ
世界観が根本的に異なるため、アンセスターという組織は登場しない。
ゼンガーは一旦ディバイン・クルセイダーズ(DC)に加担し、その後プレイヤー部隊を助ける形で活躍することになる。
敵役としてはフェフとマシンナリー・チルドレンが登場しているが、「アンセスターに操られたゼンガー」を再現したキャラクターとしてウォーダン・ユミルが新たに設定され、スレードゲルミルも彼の乗機となっている。
このウォーダンは並行世界のゼンガーをもとにした人造人間であるが、その「向こう側のゼンガー」は「アースクレイドル内乱で行方不明」となっている。
また、並行世界から来た敵であるシャドウミラーは、ノイエDCと手を組んだ際にアースクレイドル周辺の地中に爆雷を仕掛けていた=地中から攻撃されたことがあるなど、全体的にα外伝の過去を思わせるような情報が提示されている。